カラムシ(麻)の繊維を取って、暖簾を織っている。
まだ、織りに掛かったままだが、外して、暖簾に仕立てる。
まだ、経糸が織り機にかかっているので、また新たに織る予定。
工房から車で40分ほどの自然食レストランの「銀河のほとり」の畑の脇にカラムシが群生していて、
私にとってはお宝もの。
うちの畑のカラムシは何者かに新芽を食べられてしまったのです。
うちの畑より、こちらの方がたくさんあるし、毎年収穫させてもらっている。
刈り取り、葉を取り、工房い持ち帰った。
皮を剥いたもの。1本から2本の皮に。
表皮を取り、羽衣ような薄皮にする。
これをするには技術がいる。
乾かして、爪で裂いて、紡いでいくのですけど、
私は紡がずにそのまま繊維を織り込んでします。
紡げば、経糸もこの糸を使うことができるのだが、
そこまですると大変だという思いがあり、
経糸は市販のラミー(原料はカラムシで紡績糸)を使っている。
そのうちに、紡ぐこともやってみたいとは思う。
思うのだけど、今の織りで満足している部分もあるのです。
自分で織っていながら、織り上がりに満足し、
惚れ惚れ!!
羽衣みたい!
カラムシの葉で染めもしてみた。
実際の色はモスグリーン。
なかなかいい色です。
カラムシって、奥が深い。
好きだよ~。