最近マイブームの建築家、安藤忠雄氏の自叙伝です。世界的な仕事をされておられる方の言葉は重く、説得力があります。
安藤さんの年代は、第二次世界大戦後の復興期から脱した高度経済成長のまっただ中で多感な時代を過ごし、強さを身につけた最後の世代ではないかと思います。
骨の太さや行動の大胆さは今の若者にはないものです。
建築に対する愛情、独特の感性がいかにして生まれたか、独学で知識を身につけ世界的な建築家になられたことは表面的に読めばすごいなあで終わることですが、どれほどの努力があったか。書かれていないだけにより知りたいと思います。
写真家によるモノクロ写真もたくさん掲載されており、見ごたえもあります。
このような方がだんだん少なくなっており、この世代がまだ発言力の強いいまこの時、日本が方向転換をする最後のチャンスのような気がします。
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