夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2018年12月 2日(日)「値上げすれば解決するという発想(2)」

2018年12月02日 21時34分41秒 | 「思うこと」
先日書いた値上げすれば解決するという発想の関連です。
フランスで燃料税増税に対するデモが拡大化し、一部が暴徒化している。
燃料税をなぜ増税げするか、CO2削減という環境政策による。
地球環境については国際的な取り組みとして広がっている。各国はCO2削減にも積極的になっている。ここからフランスが削減の取り組みを行うことは評価できるでしょう。しかしヨーロッパにおける電気自動車への取り組みとリンクするならばだれの利益となるか?が問われるでしょう。
CO2削減のために燃料税増税を行うというのは、先の「値上げすれば解決できるという発想」でも触れたが矛盾が発生する。燃料税を上げれば確かに消費は減ってCO2削減にもつながるでしょう。しかしどの国民の階層がこの削減で我慢をさせられるか?ここが大切です。もちろん低所得層が苦しみ、その苦しみの中からCO2は削減される。これは大きな矛盾です。
燃料税の増税がされれば、ガソリンや灯油が値上げされてそれは様々な物品の値上げに波及するでしょう。するとこの部分でも一番困るのは低所得層です。。
混雑するレストランの混雑緩和を値上げすれば解消されるという発想(上記リンクページ参照)と同じですね。低所得者が来なくなればレストランはすいて高所得者が利用しやすくなる。。。。
燃料税が増税されても富裕層の消費(CO2発生量)は変わらないでしょう。
禁煙を促すにはたばこ増税を(低所得者は禁煙せざるを得ない)!といったものがずっと受け入れられてきましたが、この方法があらゆる面で社会に表れているのではないでしょうか?
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池に浮かぶ月322【12月2日】

2018年12月02日 18時05分09秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は補助金を受けた企業が政治献金をしていることはおかしいのではないかということを書いていました。
企業献金が悪いなら労働組合からの献金もおかしいといった論理がありますが、企業は営利目的の組織でその利益から政治献金をします。ここがおかしいでしょう。ある商品を僕たちが買う。その利益から政治献金ですからねぇ。同じく国民の税金で補助を受けておいてそこからも献金をする。
おかしな社会です。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「12月 2日という日」

【2017年】ツイッターつぶやき違法性が疑われる補助金を受けた企業からの献金。(朝日) 企業献金は昔からその矛盾が言われてきて問題が起きたときに法改正もされてきたはずですが、今......

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