木枯らしの吹く公園のベンチに座っていた
いつもなら子供を連れたお母さんたちや
日向を楽しむおばあちゃんが
のんびりとした時間を楽しんでいる時間なのに
なぜか僕一人だけがベンチに座っていた
足元には木枯らしが吹き付けていた
一枚の枯葉が小さなつむじ風に乗っていた
クルクル。。。クルクル。。。。
いつもなら一瞬にして消えてしまうつむじ風なのに
いつまでも僕の足元を回っていた
気が付くと、少し大きいつむじ風
大きくてどこか優しいつむじ風
大きくて力強いつむじ風が。。。
僕の周りを回っていた
僕は楽しくなって立ち上がり
真似をして少しくるくると回ってみた
クルクル。。。クルクル。。。。
僕は右足のつま先だけで回れるようになっていた
僕は楽しくて楽しくて。。。。
「こんにちは」、「こんにちは」。。。
「こんにちは」、「こんにちは」。。。
いつの間にか4人の家族と一緒に
クルクルクルクル回っていた
「こんにちは。。。!」
僕も弾む声で答えた
「ハハハ・・・・こんにちは」
「こんにちは。。。。」
僕はその家族と楽しく回りながら挨拶をし続けた
どのくらい時間がたったのだろう
4人の家族はいきなり高く舞い上がった
僕も必死で舞い上がった
空を1週したとき
「あなたは来てはいけないよ」と言われた
そう言い残してつむじ風たちは
高い空の上に舞い上がっていく
気がつくと僕はまた。。。。
公園のベンチに座っていた
すごく寂しかった。。。
空を見上げて涙が出た
そのとき。。。。。
高い空の上からかわいい声が
「おじさん、もうすぐだよ」
「もうすぐ春の家族がやってくるよぉ。。。」
(旧ホームページより)
いつもなら子供を連れたお母さんたちや
日向を楽しむおばあちゃんが
のんびりとした時間を楽しんでいる時間なのに
なぜか僕一人だけがベンチに座っていた
足元には木枯らしが吹き付けていた
一枚の枯葉が小さなつむじ風に乗っていた
クルクル。。。クルクル。。。。
いつもなら一瞬にして消えてしまうつむじ風なのに
いつまでも僕の足元を回っていた
気が付くと、少し大きいつむじ風
大きくてどこか優しいつむじ風
大きくて力強いつむじ風が。。。
僕の周りを回っていた
僕は楽しくなって立ち上がり
真似をして少しくるくると回ってみた
クルクル。。。クルクル。。。。
僕は右足のつま先だけで回れるようになっていた
僕は楽しくて楽しくて。。。。
「こんにちは」、「こんにちは」。。。
「こんにちは」、「こんにちは」。。。
いつの間にか4人の家族と一緒に
クルクルクルクル回っていた
「こんにちは。。。!」
僕も弾む声で答えた
「ハハハ・・・・こんにちは」
「こんにちは。。。。」
僕はその家族と楽しく回りながら挨拶をし続けた
どのくらい時間がたったのだろう
4人の家族はいきなり高く舞い上がった
僕も必死で舞い上がった
空を1週したとき
「あなたは来てはいけないよ」と言われた
そう言い残してつむじ風たちは
高い空の上に舞い上がっていく
気がつくと僕はまた。。。。
公園のベンチに座っていた
すごく寂しかった。。。
空を見上げて涙が出た
そのとき。。。。。
高い空の上からかわいい声が
「おじさん、もうすぐだよ」
「もうすぐ春の家族がやってくるよぉ。。。」
(旧ホームページより)