夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2019年 3月 3日(日)「大型店閉鎖」

2019年03月03日 21時49分20秒 | 「政治・経済」
アベノミクスにより株長者が増えたようですが、高級品は確かに売れるでしょう。
しかし高級品が売れればデフレ不況から脱却できるかといえばそうはならないでしょう。社会の中では1億円の車が1台売れるのではなくて、200万の車が50台売れなければ景気を上向かすことはできないでしょう。安いものが大量に消費しなければならない社会になっています。
超高級品とは言わないまでもある程度高級な商品が売れるという現象が「プチ贅沢」という言葉が流行したように一時は在りましたが、経済情勢はこのプチ贅沢さえままならなくなっているようです。
朝日新聞にGAP、2年間で230店舗閉鎖へ 低価格品に押されて苦戦という記事がありました。googleで「大型店 閉鎖」と検索してみたら、多くの店舗の閉鎖サイトが出てきます。その中でやはり衣料品の大型店であるマックハウスという店舗も9年間で150店舗閉鎖をしたといいます。
安売り競争は今の経済状態の水面下で激しさを増しているのではないでしょうか?デフレからの脱却という掛け声とは宇原腹に大衆消費材は安くしないと売れない状態にあるのでしょう。先日このブログに「悪性の物価高」という記事を書きましたが、実質賃金そして手取り賃金が伸びない中で食料品などの値上げがひどい状態ですから、衣料品などには金は回りにくくなります。プチ贅沢もできなくなります。
また高齢世帯の増加では高齢層の相対的な貧困が増加をします。
様々な分野での大型店が閉鎖をしていく中、ある日、イオンが消える……
住民の生活基盤が一つなくなる。
今、小さな村や町が消えていっているといわれる。たんなる高齢化や少子化が原因といわれていますが、町の商店街が大型店に駆逐されて、そしてその大型店が町から去っていく。買い物難民という言葉がありますが、生活できない街になる。
バブル崩壊後そしてリーマンショック以後安倍政権まで生産性の向上を低賃金化と不安定雇用に置いた政府と大企業の経済政策の誤りでしょう。
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池に浮かぶ月407【3月3日】

2019年03月03日 18時47分26秒 | 「池に浮かぶ月」
去年はお菓子などのサイズが小さくなっていることについて。
最近スーパーで小さな白菜を見るようになりました。
たしかに独り暮らしやお子さんのいない家庭そして高齢者の家庭が多くなりましたのでスモールサイズは無駄にならないので良いのかもしれません。
しかしずっと日本はデフレ不況から抜け出せず、アベノミクスも株価だけの好景気で庶民に実感のない好景気です。
食料品は値上がりしていますが、同時に値上げできない企業もあるでしょう。
すると値上げの代わりに内容量を減らすスモール化もしているのかもしれません。

北風が僕を包み渦となる
渦は広がり僕の翼となった
北風の翼は
冷たい空気を切って舞いあがる
北風は南に向う。。。
心は行く雲。。。

「3月 3日という日」

【2018年】ツイッターつぶやきgooお題「ミニサイズが出てよかったものは?」日本は昔からある商品を小型化して国際的競争力を保ち続けてきたと思います。もちろん小型化しても品質を......

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