庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

偕楽園公園のロウバイ 好文亭のツチグリ 千波湖の黒鳥

2016年12月05日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
偕楽園公園でロウバイの花が1個だけ咲いていました。

場所は好文橋の下の城跡橋の近くです。

城跡橋からロウバイ越しに好文橋が見えます。

城跡橋の北側にロウバイが3本、南側には30本のロウバイがあります。かつて40本以上はあったのですが、植栽直後に数本なくなりました。ロウバイの木も成長してきたので咲きそろうと年々見事になってゆきます。

ロウバイは好文亭内にもありますが、まだ蕾が小さいです。カシワの木が黄葉していました。

担当の方から小さなキノコの名前を聞かれました。

ツチグリです。奥御殿の庭にひっそりと出ていた不思議な形のキノコです。

ツチグリは弱酸性の未熟土に発生するそうです。
未熟土とは聞きなれない言葉でよく理解できませんが、火山や河川の氾濫などで堆積した土で、土壌の材料となる母材が比較的新しく堆積し,土壌生成過程の初期段階であるもの、土壌として成熟していないということでしょうか。
好文亭内、特に奥御殿ではいつもよく掃き清められていますのでもとからある土壌がほぼ露出しているといえますので、あるいはこの未熟土の状態なのかもしれませんね。
このツチグリの幼菌は食べられるそうです。でも、このブログのように開いて胞子を出すようになったのはダメだと思います。

好文亭の楽寿楼からの眺めはいつみてもいいですね。

吐玉泉近くの杉森の落ち葉です。


千波湖畔には黒鳥親子がおります。



じつは黒鳥は羽を広げるとこんなに白い羽根でした。



コメント (8)
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