![句碑影絵1604110094](http://art1.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/235393411.v1480246957.jpg)
偕楽園の好文亭の下。南門と椚門の間の斜面に正岡子規の句碑があります。
崖急に 梅ことごとく 斜めなり 正岡子規
![子規句碑1612170020](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/243998853.v1481983810.jpg)
句碑の前には説明板があり、次のように書かれています。
『この句は明治時代の代表的な俳人である正岡子規が、
明治22年(1889年)4月5日に偕楽園を訪れた際、
好文亭から見た南崖の梅の印象を後年詠んだものです。
急な勾配の崖(がけ)のところにも、
その地形に合わせてどの梅の木も斜めになって立ち、
しかも懸命に花を咲かせている。
写生句ではあるが、人生にも通じるものを感じさせる名句といわれています。』
直接に説明板をお読みになりたい方は、上の説明板の画像をクリックして、フォト蔵の画像に変わりましたら、もう一度画像をクリックして、元画像サイズを選択するとご覧になって直接読むことができます。
とても味わい深い句です。そしてこの句に彩りを添えるかのように、
天気の良い日には、この句碑と説明板に刻々とイラストが描かれてゆくことです。
下はそのイラストの例です。
![16子規句碑12090009](http://art33.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/243732749.v1481699425.jpg)
![子規句碑1612170029](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/243998859.v1481985717.jpg)
![句碑影絵1604110025](http://art1.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/235393405.v1478556609.jpg)
![句碑イラストDSCF2099](http://art9.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/233959877.v1478844783.jpg)
![子規句碑1601090019](http://art9.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/232356616.v1478524347.jpg)
![子規句碑](http://art21.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/216632585.v1481557269.jpg)
![お日様アート](http://kura1.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/198305906.v1475107911.jpg)
このお日様アートを見られるのは、梅の木が落葉してから梅まつり期間中と新しい葉が出るまでです。
ぜひ梅まつり期間中にこの句碑をご覧になっていただき、また好文亭から南崖の梅をご覧いただき、
この名句を味わっていただきたいと思っています。
どのようなお日様アートと出会えるでしょうか。日にちと時刻によって刻々と変わります。
また句碑のまわりの梅の花も、緋梅、紅千鳥、一流、芳流閣、田毎の月、月影など
紅白の名花がそれぞれの時期に美しく咲いております。