庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

弘道館の八重寒紅が1輪咲きました。虎の尾は間もなく開花しそうとの情報2016年12月22日

2016年12月22日 | 弘道館
昨日21日に偕楽園で出会った方の写真を届けに見晴亭に行きました。お名前は聞いていませんので仮称梅子さんです。
ついでに弘道館の梅の蕾はいかがかと立ち寄りました。弘道館の樹木と庭園の管理をすべてされているT造園さんに梅の開花状況をききましたら、今シーズンはまだ咲いていないけれども、早く咲きそうな梅の木をご丁寧に教えてくださり、一部はご案内もしてくださいました。ありがとうございました。
月影B-057@弘道館外1612220076月影B-057@弘道館外1612220076 posted by (C)雑草
教えていただいた月影の蕾です。苞がむけて緑色の萼がかなり目立つようになっていました。
塀の内側の虎の尾や八重寒紅などはどうかと見て回りましたが、高いところはよくわかりませんでしたが、例年通りやはり偕楽園のほうが早いのかなと思われました。
帰りにお礼を言おうともう一度孔子廟に戻りましたら、ちょうど孔子廟前の八重寒紅の剪定をしている方が1輪咲いているのを教えてくださいました。下からはここに咲いていると教えていただかなければとうていわからないような状態でした。
八重寒紅@孔子廟前1612220081八重寒紅@孔子廟前1612220081 posted by (C)雑草
かなりピンボケになってしまいましたが、これが証拠の八重寒紅の花です。後日晴天の時に撮り直したいと思います。
ピンボケついでに、鳥居わきの八重冬至です。
八重冬至@鹿嶋神社鳥居1612220073八重冬至@鹿嶋神社鳥居1612220073 posted by (C)雑草
この八重冬至も後日撮り直しますが、若くて、植えられてからようやく根を張り元気になったようで、徒長枝が盛んに出て、またまだ緑色の葉をつけているのに蕾から白い花弁が見えてきました。
一般的に苗木畑から庭園に移植されて数年の若木は花が早く咲くものがおおく、この八重冬至とさきの月影がその例です。
またT造園さんの新しい情報で、虎の尾に間もなく咲きそうな蕾が2個見つかったとのことでした。これも後日確かめてみたいと思います。
帰り際には、蕾の大きい八重寒紅の剪定枝も頂戴してきました。

剪定した枝は花瓶に挿しておくと、屋外の植栽よりかなり早く花が咲きます。先日10日に剪定見学会の時の剪定枝を偕楽園東門の見晴亭さんがもう花を咲かせていました。
剪定枝開花@見晴亭1612220004剪定枝開花@見晴亭1612220004 posted by (C)雑草
おそらく八重寒紅でしょう。
剪定枝開花@見晴亭1612220001剪定枝開花@見晴亭1612220001 posted by (C)雑草
剪定枝は紅梅白梅2種ですが、白梅のほうはもう少し日にちが必要です。
剪定枝開花@見晴亭1612220007剪定枝開花@見晴亭1612220007 posted by (C)雑草
これは月影と思われます。緑色の萼の先に白い花弁が見えてきました。もう少しで開花です。

偕楽園本園内で開花が間もなくと思われる、標柱わきの八重冬至を今日も見てきました。昨日とそれほど変わってはいませんが、少し進んだかなと思われました。
八重冬至@偕楽園標柱1612220011八重冬至@偕楽園標柱1612220011 posted by (C)雑草
この八重冬至のすぐ近くに真っ赤に紅葉したシモツケがあります。真っ赤なシモツケの紅葉を背景に真っ白な八重冬至の花を重ねたらどんなにかきれいなことでしょうか。もしも、去年と同じくらい早くに開花していれば、カエデの紅葉を背景にできたのですが、今年はそれができません。
八重冬至@偕楽園標柱シモツケ紅葉1612220015八重冬至@偕楽園標柱シモツケ紅葉1612220015 posted by (C)雑草

カエデの紅葉の名残は南崖橋で今でも残っています。
紅葉@南崖橋1612220071紅葉@南崖橋1612220071 posted by (C)雑草
南崖の梅の木のすぐ近くを常磐線の特急ひたち号が通り抜けて行きます。
特急電車@偕楽園1612220069特急電車@偕楽園1612220069 posted by (C)雑草
この先には偕楽園臨時駅があります。梅まつり期間中の土日と祝日には下り電車が停車します。今シーズンも同じと思います。詳細は年明けてから確認されるのがよいと思います。
停車時刻は朝9時ころから午後3時半頃までに偕楽園臨時駅を通過するすべての電車になります。帰りは水戸駅まで乗って、水戸駅から東京方面行きに乗車して帰ります。臨時駅には梅大使が歓迎の出迎えをすると思います。
特急電車@偕楽園1612220021特急電車@偕楽園1612220021 posted by (C)雑草
偕楽園臨時駅の利用者は毎シーズン4万人を越えています。

コメント (2)
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偕楽園の梅が間もなく咲きそうです。2016年12月21日 

2016年12月22日 | 偕楽園
梅が咲きそうですとは何事かと叱られそうです。というのは12月7日に『偕楽園の梅が咲きました。弘道館では紅葉がすごい。』とこのブログにすでに書いていたのでした。

『偕楽園の梅が咲きました。弘道館では紅葉がすごい。』は下記にあります。
http://blog.goo.ne.jp/zassougoo/e/115199523c712c8319772e3664c7dc6a
たしかにこの時にはチャボ冬至と冬至梅、八重冬至の3本の梅の木に花が咲いていました。でもそのあと数日でどの梅の木の花もしおれてしまったのでした。それで、今は一輪の花も見ることができない状態です。
梅の花は結構長持ちするものですが、あまりにも早い時期に咲いた花は、その木の蕾はまだほとんどすべてが固いのに、その中の1個とか数個が咲いてしまうのです。
スポーツ競技でスタートラインに立っても、まだ全員が準備できないうちにフライングしてしまうのにのに似ていますね。
というわけで、仕切り直しした梅の開花レースはいよいよこれからが本番になるのかなと思いました。
現時点で最初に咲きそうなのは何と言っても吐玉泉下の八重冬至でしょう。おもな八重冬至は5本ほどあります。その中でも最有力候補は梅桜橋から南門への途中の偕楽園と書かれた標柱わきの八重冬至です。
八重冬至C8-0021612210004a八重冬至C8-0021612210004a posted by (C)雑草
バックに植え込みの紅葉がみられます。
八重冬至C8-0021612210008八重冬至C8-0021612210008 posted by (C)雑草
この八重冬至は木全体の蕾が大きく膨らんでいますので、咲き始めたら一気に咲き進むことでしょう。


この八重冬至に少しも遅れていないのが窈窕梅林の中心付近にある八重寒紅です。
八重寒紅@窈窕梅林1612210025a八重寒紅@窈窕梅林1612210025a posted by (C)雑草
この八重寒紅もほころび始めた蕾を見つけました。

このほかに早く咲くと思われる梅の木は下記です。
100種3000本という梅林のなかから一足早い梅の花を探し回ってはいかがでしょうか。

比較的早く咲く梅の木
東門を入ってすぐ
1  見晴亭の反対側の案内版付近の八重寒紅 
2  東門を入りすぐ左に行き、南崖の手前の八重寒紅 震災前まではかなり早かった梅の木です。
東門から好文亭に向かう大通り
3  中間よりやや手前、右側のチャボ冬至 12月初旬に数輪咲きました。今は見えません。
4  中間よりやや先右側の八重寒紅
5  二季咲桜の手前の芝生側の八重寒紅 震災後は2よりこの八重寒紅が早く咲くようになっています。
6  5の隣、大通側の満月
見晴広場から御成門への園路
7  3と4の間で右へ折れて最初のベンチの上に覆いかぶさる八重寒紅
8  7の園路を進み、次の十字路を直進し、右側ベンチの反対側の左側の虎の尾
9  7の園路をさらに進み、御成門の手前の右側の満月。左側案内板後ろの満月
10 御成門を入ってすぐの左側の虎の尾
御成門から好文亭へ向かう園路の十字路 
11 十字路の左手前、十字路から2本目の八重冬至 12月初旬に1輪咲いたが今は見えません。
12 十字路の右手前の冬至梅 12月初旬に1輪咲いたが今は見えません。 
13 十字路の向こう側(好文亭側)左の冬至梅
六名木月影の近く
14 表門から西梅林に入り、六名木のすぐ隣の月宮殿
15 さらに進み塒出の錦をすぎて左側3本目くらいの八重寒紅
吐玉泉下
16 偕楽園標柱隣の八重冬至 上の写真のとおり、間もなくかいかしそうです。
17 鐘楼の西門側の八重冬至をはじめ、芝生のまわりの八重冬至4本
猩々梅林 
18 花追い橋から猩々梅林へ、右の芝生の中の八重寒紅 去年は開花が早かった。
19 猩々梅林の中心にあるベンチの隣の水心鏡 これも去年は早かった。
20 窈窕梅林の水飲み場隣の八重寒紅 上の写真のとおりで間もなく一番花が見られるかも。
田鶴鳴梅林
21 トイレ前の八重寒紅
22 旧六号国道田鶴鳴橋北側の道路標識下の八重寒紅
大日本史完成の地碑
23 大日本史完成の地碑周辺の八重寒紅数本
南崖
24 柿の木の大木の下の冬至梅
25 見晴広場から僊湖暮雪碑へ下る園路のはじまりの冬至梅
などなど例年早めに咲く梅の木たちです。早いものは12月中に、1月中にはきっと咲いていることでしょう。
雑草のブログにお問い合わせくだされば地図上の概略位置をご案内できます。

コメント (2)
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