探梅の醍醐味を味わうならば今です。なかでも偕楽園の南崖では珍しい花、きれいな花をたくさん発見できます。
酈懸梅C1-005@南崖東門下1701210042 posted by (C)雑草
東門から入りすぐに左手へ進み、階段を下りると、花弁のない梅の花が咲き始めました。名前は酈懸梅(てっけんばい)です。酈懸は中国の地名だそうです。Google Map で見ると今でも酈懸という地名があります。上海の南西のほうです。
酈懸梅C1-005@南崖東門下1701210039 posted by (C)雑草
酈懸梅の花弁は退化して見えないほど小さいです。でも東京の神代植物公園の説明板には白い花弁の花が描かれていたと思います。
それは気温が高いと花弁が現れやすいためのようです。水戸でもこの酈懸梅は3月に咲く花には花弁が現れることがあります。でも西梅林の酈懸梅には花弁を見たことがありません。西梅林はこの南崖よりも寒いのでしょう。
酈懸梅を過ぎるとスモモの木の近くで八重の白花、おそらく八重冬至と思われる花が咲いています。また左側の塀の外の八重寒紅がさいていて、野梅系の香りを放っています。急な階段を下ると南崖の洞窟です。
南崖の洞窟で上を見上げると里見紅が咲いています。
里見紅C7-102@洞窟前1701210033 posted by (C)雑草
南崖の洞窟に向かって左側上の 関の守は底紅といって花の底・中心が真っ赤なとってもきれいな花です。まだ咲いていませんが、咲くのがとても楽しみです。洞窟前をすぎて坂道を登る途中で、右側に大きな柿の木があります。この柿の木の下の冬至梅が満開です。
僊湖暮雪碑への道を登り、僊湖暮雪碑を過ぎると右側に塒出錦の一番花が咲いています。
塒出錦C4-101@僊湖暮雪1701210054ch posted by (C)雑草
偕楽園で今咲いている梅の中では一番きれいです。
塒出錦C4-101@僊湖暮雪1701210048ch posted by (C)雑草
後ろ姿にうっとりと見とれてしまいます。
塒出錦C4-101@僊湖暮雪1701210051 posted by (C)雑草
枝も黄色い模様が入っておしゃれです。
塒出錦C4-101@僊湖暮雪1701210060 posted by (C)雑草
梅の新しい枝は緑色ですが、塒出錦は黄色い模様があります。日に焼けて赤くなる枝もあります。
梅の実も紅くて美しいです。
塒出錦1605020035 posted by (C)雑草
南崖の園路に戻って線路を見下ろす場所前にもご紹介しましたかわいい道知辺の花が咲いています。1個しか咲いていません。ぜひ探して見てください。右側の松の木の中には水心鏡が白い葉を咲かせています。
椚門へ上る手前に麝香梅が一輪咲いています。
椚門への道をちょこっと上ると、左手に一流がちょうど見ごろです。
一流@句碑東1701210072 posted by (C)雑草
何ときれいな花でしょうか。まさに一流ですね。
一流@句碑東1701210071 posted by (C)雑草
一流の反対側にはおそらく寒衣と思われる赤い花が咲き始めました。
1月23日追記
ーーー夏衣は幾夜寝覚めの変わり花らしいとの情報をいただきました。ということは逆に夏衣が幾夜寝覚めに還ったのかもしれませんね。ということでこの花は幾夜寝覚めの可能性が大です。ーーー
寒衣@椚門下1701210067 posted by (C)雑草
この花は夏衣の名でデビューしたのですが、夏衣は一重なのに、咲いた花は八重です。それで寒衣(幾夜寝覚めかも)と雑草がかってに呼んでいるわけです。
この寒衣(幾夜寝覚めかも)の上隣りに六名木の月影が緑色の蕾を膨らませれいます。これも咲くのが楽しみな花です。
南崖の道に戻って子規の句碑の手前が若い紅千鳥です。
紅千鳥D3-1401@子規句碑1701210061 posted by (C)雑草
紅千鳥の赤い花弁が燃えているようです。
子規の句碑の後ろには一流の若木に花がついています。
そして句碑の案内板に句の意味をその通りに描き出すお日様イラストの木、緋梅も咲き始めました。
緋梅D3-0141@句碑701210023 posted by (C)雑草
反対側・線路側には田毎の月が咲きはじめています。下には水溜りがあって水辺にハクセキレイなどの小鳥を見ることがあります。この水辺を田んぼにみたててここに田毎の月を植えたものと思います。
後ろの急斜面には月宮殿の蕾が白く見え始めています。これも咲くのが楽しみな花です。そこにあるエノキの大木の梢にはヤドリギが実をつけています。南門を過ぎて偕楽園の標柱わきの八重冬至が満開です。記念写真には絶好の場所です。
暖かい日差しの中で、珍しい花、きれいな花たちをさがしてみてはいかがでしょうか、東門から南門までの南崖がちょうど探梅の時期です。
![酈懸梅C1-005@南崖東門下1701210042](http://art33.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244895705.v1485003001.jpg)
東門から入りすぐに左手へ進み、階段を下りると、花弁のない梅の花が咲き始めました。名前は酈懸梅(てっけんばい)です。酈懸は中国の地名だそうです。Google Map で見ると今でも酈懸という地名があります。上海の南西のほうです。
![酈懸梅C1-005@南崖東門下1701210039](http://art41.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244895714.v1485003014.jpg)
酈懸梅の花弁は退化して見えないほど小さいです。でも東京の神代植物公園の説明板には白い花弁の花が描かれていたと思います。
それは気温が高いと花弁が現れやすいためのようです。水戸でもこの酈懸梅は3月に咲く花には花弁が現れることがあります。でも西梅林の酈懸梅には花弁を見たことがありません。西梅林はこの南崖よりも寒いのでしょう。
酈懸梅を過ぎるとスモモの木の近くで八重の白花、おそらく八重冬至と思われる花が咲いています。また左側の塀の外の八重寒紅がさいていて、野梅系の香りを放っています。急な階段を下ると南崖の洞窟です。
南崖の洞窟で上を見上げると里見紅が咲いています。
![里見紅C7-102@洞窟前1701210033](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244896367.v1485004496.jpg)
南崖の洞窟に向かって左側上の 関の守は底紅といって花の底・中心が真っ赤なとってもきれいな花です。まだ咲いていませんが、咲くのがとても楽しみです。洞窟前をすぎて坂道を登る途中で、右側に大きな柿の木があります。この柿の木の下の冬至梅が満開です。
僊湖暮雪碑への道を登り、僊湖暮雪碑を過ぎると右側に塒出錦の一番花が咲いています。
![塒出錦C4-101@僊湖暮雪1701210054ch](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244895729.v1485003734.jpg)
偕楽園で今咲いている梅の中では一番きれいです。
![塒出錦C4-101@僊湖暮雪1701210048ch](http://art33.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244895755.v1485003098.jpg)
後ろ姿にうっとりと見とれてしまいます。
![塒出錦C4-101@僊湖暮雪1701210051](http://art41.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244895763.v1485003113.jpg)
枝も黄色い模様が入っておしゃれです。
![塒出錦C4-101@僊湖暮雪1701210060](http://art33.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244895721.v1485003030.jpg)
梅の新しい枝は緑色ですが、塒出錦は黄色い模様があります。日に焼けて赤くなる枝もあります。
梅の実も紅くて美しいです。
![塒出錦1605020035](http://art1.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/236127804.v1484068294.jpg)
南崖の園路に戻って線路を見下ろす場所前にもご紹介しましたかわいい道知辺の花が咲いています。1個しか咲いていません。ぜひ探して見てください。右側の松の木の中には水心鏡が白い葉を咲かせています。
椚門へ上る手前に麝香梅が一輪咲いています。
椚門への道をちょこっと上ると、左手に一流がちょうど見ごろです。
![一流@句碑東1701210072](http://art33.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244896464.v1485004726.jpg)
何ときれいな花でしょうか。まさに一流ですね。
![一流@句碑東1701210071](http://art41.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244896466.v1485004737.jpg)
一流の反対側にはおそらく寒衣と思われる赤い花が咲き始めました。
1月23日追記
ーーー夏衣は幾夜寝覚めの変わり花らしいとの情報をいただきました。ということは逆に夏衣が幾夜寝覚めに還ったのかもしれませんね。ということでこの花は幾夜寝覚めの可能性が大です。ーーー
![寒衣@椚門下1701210067](http://art33.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244896453.v1485004704.jpg)
この花は夏衣の名でデビューしたのですが、夏衣は一重なのに、咲いた花は八重です。それで寒衣(幾夜寝覚めかも)と雑草がかってに呼んでいるわけです。
この寒衣(幾夜寝覚めかも)の上隣りに六名木の月影が緑色の蕾を膨らませれいます。これも咲くのが楽しみな花です。
南崖の道に戻って子規の句碑の手前が若い紅千鳥です。
![紅千鳥D3-1401@子規句碑1701210061](http://art25.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244896434.v1485004654.jpg)
紅千鳥の赤い花弁が燃えているようです。
子規の句碑の後ろには一流の若木に花がついています。
そして句碑の案内板に句の意味をその通りに描き出すお日様イラストの木、緋梅も咲き始めました。
![緋梅D3-0141@句碑701210023](http://art33.photozou.jp/pub/724/1299724/photo/244896380.v1485004530.jpg)
反対側・線路側には田毎の月が咲きはじめています。下には水溜りがあって水辺にハクセキレイなどの小鳥を見ることがあります。この水辺を田んぼにみたててここに田毎の月を植えたものと思います。
後ろの急斜面には月宮殿の蕾が白く見え始めています。これも咲くのが楽しみな花です。そこにあるエノキの大木の梢にはヤドリギが実をつけています。南門を過ぎて偕楽園の標柱わきの八重冬至が満開です。記念写真には絶好の場所です。
暖かい日差しの中で、珍しい花、きれいな花たちをさがしてみてはいかがでしょうか、東門から南門までの南崖がちょうど探梅の時期です。