マチンガのノート

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防衛大卒の父親について

2020-06-11 23:38:59 | 日記

祖父は地方から出てきて、いろいろ自営業をしたが上手くいかず、

おじさんのコネで大手製紙会社の現場に雇ってもらったが、

自分というものが成立していなかったようで、上司の言いなりになって働いていたようだ。

そのため被害感を持ち、長男の父親に、べったり張り付いて勉強をさせたので、

父親も自分というものを持てず、言いなりになって学校の勉強を丸暗記させられていたようだ。

父親は自分というものが無いので、却って暗記能力があり、関心も持てない学校の勉強を暗記していても、

それなりの筆記試験の成績はとれて、さらに本人は英文学に関心があり、

関連のある国立の学部に合格したが、防衛大学にも合格したので、

祖父が英文学で食っていけるか、などの現実を無視したことを言ったので、

防衛大学に入学させられた。

そこでも教官のいう事には絶対服従だったので、入学後も自分というものを

持てなかったのだろう。

そのため卒業後の幹部学校では、適応できず、退学したようだ。

その後メーカーに就職したが、そこでも適応できなかったようだが、

時代的に定年まで在職できた。

父親はこちらに対しても、一方的にあれこれ言ってきたので、こちらがそれで具合が悪くなっても、

関わった医師は普通の家庭としか認識できなかったようで、こちらが甘えているだけとして、

何の介入もしなかった。

今なら精神的、心理的虐待という事に気づき、何らかの介入する医師もある程度いるだろうが、

当時はそのようなことを知っている医師はいなかったので、学校どころではない家庭と

云うものがあることも知らず、こちらが家から離れようとしても、邪魔しかしなかった。

現在でも医師になる人は恵まれた家庭の人が多いだろうから、異常で学校どころではない

家庭と云うものに関してほとんどの医師は知らないのだろう。