マチンガのノート

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浅草キッド 監督・脚本 劇団ひとり 出演 柳楽優弥 大泉洋 門脇麦 鈴木保奈美 感想

2021-12-11 21:41:04 | 日記

ネットフリックス制作の昭和人情映画

ネットフリックス制作のためセットなどはいかにも予算を掛けていますという

感じですが、中身は昭和の人情ものです。

【あらすじ】

タケシ(柳楽優弥)は芸人になろうと大学をやめ、浅草のフランス座で住み込みで働きながら、

芸人の深見千三郎(大泉洋)の弟子になり、様々なことを教えられてゆきます。

しかしテレビの時代となりフランス座に来る客は減ってゆき、来る人も高齢者ばかりになってくるのでした。

【感想】

なんと言っても、じわじわくる師匠役の大泉洋さんの演技が良かったです。

不器用で見栄っ張りでも弟子思いの師匠を演じていました。

自分の不器用さや見栄っ張りさを芸の一部として、周囲に教えてゆくところがよかったです。

そして、それを支える踊り子でもある妻のマリ(鈴木保奈美)さんたち周囲の人たちが

暖かく描かれています。

ネットフリックス制作で予算や規模も大きかったでしょうから、それを上手くまとめた

劇団ひとりさんには脱帽です。

毒のある漫才など昭和の時代としてのエネルギー感が伝わってくる映画でもありました。

 

『浅草キッド』ティーザー予告編 - Netflix

「笑われるんじゃねぇぞ、笑わせるんだよ」 監督・脚本:劇団ひとり / 主演: 大泉洋 & 柳楽優弥 / 主題歌:桑田佳祐 師匠と弟子の...

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