ある少女とその周囲の人達の話です。
【あらすじ】
バーバラ(マディソン・ウルフ)は巨人から町を守るために森の中や海岸に様々な罠を仕掛けたりしていますが、
学校では周囲となじまず、家では姉はスーパーか何かで忙しく働いていて、
兄は友人たちとゲームをして遊んでいて、自分たちのことに夢中です。
そのためバーバラは一人で巨人のことを研究して、倒すことを考えているのでした。
【感想】
バーバラは森や海岸に様々な罠や仕掛けを作ったり、自分の武器を持ち歩いたりして、
自分の世界を守ろうとしています。
学校の若い心理士(ゾーイ・ザルダナ)は風変わりなバーバラをみて、その「内面」に関わろうとしますが、
いろいろな面で未分化なため、弾き返されます。
それでも彼女は何かとバーバラに関わっていきます。
古い大きな家やその地下室、森や海岸や廃屋などとCGを使い、バーバラの周囲とは未分化な世界をうまく映像で描いています。
物語としても、周囲とは未分化な子供に関わることの難しさが、よく分かる映画になっていました。
最近は様々な媒体のコンテンツが増え、子供によって見ているものの違いが大きいでしょうから、
それに関わる教員や心理士の方は、子供を理解するのが大変そうです。
日本版のジャケットより、海外版のジャケットのほうが、映画の内容をよく表していて、
センスもいいと思います。
『バーバラと心の巨人』予告
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