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生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる  下西 風澄 文藝春秋 感想

2023-03-24 16:34:51 | 日記

人の心というものが、古代において個人の「内と外」両方に在るものだったのが、近代に至り、

「内」に在るものと捉え方が変わり、さらに現代ではまた「内と外」両方に在るものと捉え方が

変遷してきたことを解りやすく解説しています。

多くの資料を使い解りやすく展開してゆくので、哲学や歴史に詳しくない読者にも読みやすい内容です。

人間の心というものや、人工知能について考えるのにも役に立つ内容です。

これまで人間は、主に物理的な能力を機械に委ね、様々な事をしてきましたが、

これからはどの様な能力を機械に委ねるのでしょうか。

鼎談 吉川浩満×下西風澄×山本貴光 心はどこから来て、どこへ行くのか 文學界4月号 | インタビュー・対談

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本の話

 

 

 

『生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる』下西風澄 | 単行本

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