マチンガのノート

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セクション8 リベンジ・ミッション 監督 クリスチャン・セスマ 出演 ライアン・クワンテン ミッキー・ローク 感想 ネタバレ

2023-06-11 21:18:21 | 日記

【あらすじ】

妻子をギャングに殺された元特殊部隊員ジェイク(ライアン・クワンテン)はギャングに報復して殺害した後、

刑務所に収監されています。そこで政府の秘密組織セクション8に勧誘されるのでした。

【感想】

それなりに俳優さんたちを揃えていますが、使いつくされた感のある設定とありきたりな展開で

特に大きな盛り上がりもなく、ストーリーが進んでゆきます。

主人公もあまり役柄に合っていない感じの大人しめの俳優さんで、殺し屋役のスコット・アドキンスさんが

浮いていました。脚本や物語の方向性というものをしっかり練ることの必要性が解る映画でした。

『セクション8:リベンジ・ミッション』

 

 


言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか  今井むつみ 秋田喜美 中公新書  感想

2023-06-11 16:30:57 | 日記

第一章では、口腔内の舌などの様々な動きや肺からの息の流れのあり方と、オノマトペで音声の指し示すものとが、

いかにイメージでの繋がりを持っているのかが示されています。

乳幼児との喃語でのやり取りがいかに言語を身につける上で大切なのかがよく解るところです。

日本語以外の言語についても参照しているので興味深いですが、違う言語を例に挙げての解説は、

読みにくく難しいものでした。

第五章では、英語などと比べ、日本語の単語にはオノマトペが色々と含まれていることが紹介され、

日本語は身体感覚への繋がりが多い言語であることが解説されています。

日本が今でも多神教的なことと関係があるのかもしれないと考えさせられました。