少年が巨大ロボットに乗り戦うというのは、日本のアニメに特徴的なものと何かで書かれていましたが、
それ以前の日本映画では、見境なく都市を破壊するゴジラや、町を破壊して悪い殿様も倒す大魔神と、
人間を超えた超越的なもので、むやみに破壊しまくるものがありました。
高倉健などの映画は、主役が悪役のもとに殴り込み倒し、その後、警察に自首するというものですが、
日常を超える以上の、何かの超越的なものは無いようです。
敗戦などの影響で、それまでと違う父親イメージを作りにくいところに、経済的な発展があったので、
科学に任せてそのまま行っていれば、何かに繋がりそうな感覚だったからでしょうか。