「かもめ食堂」「めがね」などの萩上直子監督の映画です。
“ムコリッタ”とは仏教の時間単位のひとつで、1/30日=48分を指す言葉とのことです。
【あらすじ】
前科のある青年・山田(松山ケンイチ)は、イカの塩辛工場に雇われ毎日単調な作業をこなしています。
ある日、アパートの隣の男性・島田(うじきつよし)が風呂が壊れて数日入浴していないので風呂を使わしてくれるように
頼んできますが、急なことなので山田は戸惑い断ります。
島田はアパートのの庭で様々な野菜を育てていて、それを山田のところに持ってきてくれるのでした。
【感想】
隣に住む男性・島田役のうじきつよしさんの独特の役柄が印象に残る映画です。
映画の中で松山ケンイチさんの食べるシンプルな食事が美味しそうでした。
映画全体としては、抑制されて描かれる生々しさが特徴的なところです。
登場人物がセリフで何かを語るより、映像で見せながら展開していく側面が大きかったです。
淡々としてトボけた感じの始まり方の映画ですが、様々なテーマが盛り込まれていました。
映画『川っぺりムコリッタ』本予告(60秒)
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