日本の経済動向のことや企業文化などの、様々なことを考えさせる映画です。
【あらすじ】
主人公のサキ(松本穂花)は父親(渋川清彦)と母親(ともさかりえ)、妹のフミ(今泉佑唯)の4人家族ですが、
父親は会社の関係や草野球の仲間と集まるたびにお酒を飲んで酔っ払っています。
家庭や子供たちのことには構わずに、何かと飲んでは騒いでいます。
そんな夫に不満を持つ母親は、新興宗教にはまっているのでした。
【感想】
何かとお酒を飲んで酔って帰ってくる父親ですが、一戸建てに住めていたりと
それなりに家庭を持てています。同僚の友人は真面目で仕事熱心ですが、
体質的にお酒を飲めないために飲みに行って盛り上がれないことなどもあり、
社内で疎外感を持っているのでした。
日本の経済が好調なころは様々な人が、色々あってもこの映画のようにそれなりに暮らせていたのでしょう。
サキが父親よりもややこしい恋人との関係を断つことができるあたりは、
両親を参考に出来てうまくいったところでしょう。
サキ役の松本穂花さんは女優としてのキャリアは浅いながら、重くなりすぎずにうまく演じていました。
宇野祥平さんは出番は少ないですが、「罪の声」同様に、印象に残る演技でした。
『酔うと化け物になる父がつらい』予告編|3月6日(金)公開
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