マチンガのノート

読書、映画の感想など  

TOUGH外伝 龍を継ぐ男 猿渡哲也 感想

2021-05-19 00:17:16 | 日記

最近は、登場人物達が、片目を失ったり、片足を失ったりする展開になっているが、

単にそれをなんとか克服していたり、ハイテク技術で補ったりする展開になっている。

実際にそのようなことがどのような影響を本人に及ぼすのかについて、

調べたりして知る気も無いのだろう。

漫画として、格闘シーンを入れていれば、連載が続くので、そのようなことに関心を

持たないのだろう。

大勢の人に読ませる作品を書いている漫画家の、限界と底の浅さが分かる内容になっている。

TOUGH 龍を継ぐ男 猿渡哲也


バトルフロント 主演:ジェイソン・ステーサム 監督:ゲイリー・フレダー 脚本:シルベスター・スタローン 感想

2021-05-17 22:47:02 | 日記

ジェイソン・ステーサム主演の映画は多いですが、これはシルベスター・スタローン脚本というのが

珍しいところです。

あらすじ

元麻薬捜査官のフィル(ジェイソン・ステーサム)は、ある事件が解決した後、

退職して、娘と米南部で暮らしています。

ある日、娘が同級生と揉めたことが、思わぬ事態に発展するのでした。

感想

麻薬を使ったり売ったりする悪役は、映画によく出てきますが、この映画では悪役にも

様々な程度の悪人たちが居て、その子供も何かと苦しい思いをしている様が描かれています。

自分たちのリーダーの指示なら子供もろとも殺そうという悪役から、彼らに自分の麻薬を販売して欲しいが、

そこまでは付き合いきれないという悪役まで、グラデーションを持って悪役が描かれているのが

この映画の特徴でしょう。

悪役の描き方がしっかりしているのは、脚本を書いたスタローンさんの様々な経験に由来するものでしょうか。

 


AK-47 最強の銃 誕生の秘密 監督 コンスタンティン・ブスロフ 出演 ユーリー・ボリソフ 感想

2021-05-16 21:51:25 | 日記

自動小銃のAK-47ができるまでを映画化したものです。主演は「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」の

ユーリー・ボリソフ です。

あらすじ

戦車兵のミハイル・カラシニコフは、戦闘中に負傷し、後送される際に味方の短機関銃の

動作不良を目にして、より良いモノの設計を目指しますが、以前に働いていた機関車の

整備工場の所長に掛け合っても相手にされません。しかし、銃の設計者の将校に推薦状を書いてもらうことで、

整備工場で銃を作ることを認められて、そこの片隅で設計を始め、

他の工員の人達が休み時間に試作を手伝ってくれるのでした。

感想

以前、「カラシニコフ」松本仁一著を読みましたが、それの映画版という感じでした。

この映画の方では、AK-47自体のことはあまり取り上げられていませんでした。

本の方では、AK-47の特徴としては、作動する部分に泥や砂が入っても動くように、

隙間を開けて作られていることと、ボルトを重くすることで慣性の力で薬室に弾薬を押し込む

力が強くなるようにしたとのことでした。そのため、歪んだ弾薬をマガジンに入れて、

薬室に装填すると、ボルトの力で弾薬が真っ直ぐになる程とのことでした。

【予告編】AK-47 最強の銃 誕生の秘密 <のむコレ2020上映作品>


精神科医の学歴差別

2021-05-12 23:27:08 | 日記

少し以前まで、学部しか出ていない学生を、心理士として採用している

精神科医師は結構いました。

自分の学んだ医学以外の、様々な人文科学に関して知識も関心も無いため、

そのようなものの価値や意味も想像できなかったのでしょう。

社会的地位の高さと、収入の高さからくる傲りの影響も大きいのでしょう。

そのため、学部卒の知識しか無い学生を、予備的検査役か何かで心理士として採用していたのでしょう。

人文科学の知識がないことから、人間や社会の在り方も現代のものしか知らないため、

それ以外のものを想像できなかったことの影響は色々と大きそうです。

atプラス30(松本卓也編集協力)太田出版