立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

雪の立山連峰の山々をズーム・・・常願寺川を遡り立山に接近6

2014年11月24日 | Zenblog
 左(北)から右(南)へ順にズームで見ていきます。


剱岳です。ここから見るといつもの場所からとは違って鋭く見える山容です。


高い山のように見えますが、手前近くにあるせいで他の山々よりは低いです。雪もやや少ないです。左が大日岳、右が奥大日岳です。


手前に大日岳の裾が伸びています。左の真っ白な一段低いのが真砂岳(昨年11月23日雪崩事故で男女7人が死亡)、正面の台形が立山主峰(左から富士の折立、大汝山、雄山の峰がある)、その右が浄土山でその右にコブのように見えるのが竜王岳です。
 それらの手前にあるこんもりした山は室堂山で、これが弥陀ヶ原火山(今回木曽御岳の噴火事故にともない、活火山として監視が強化され、24時間常時観測されるように決まった)の中心と思われます、ここには火口に水が貯まったミクリガ池やみくりが池温泉、少し下に火山ガスを噴出している地獄谷があります。その手前の斜面が弥陀ヶ原(溶岩が流れてできた)です。


前の写真と重なりますが、左から浄土山、その右のコブが竜王岳、そして坊主のような鬼岳、大きな体の獅子岳です。手前の弥陀ヶ原の斜面は立山カルデラの火山の溶岩流(火山噴出物)のあとと思います。


左に獅子岳と弥陀ヶ原の末端部が見えます。そして二つの峰があります。左が鷲岳右が鳶山(とんびやま)です。その下が大きく崩落しているのが分かります。
 江戸時代に安政の大地震があって、鳶山が大崩落(大鳶崩れ)し土石流が発生、下流に大きな被害をもたらしました。その大崩落跡がはっきり分かります。現在も崩落は続き、明治以来100年以上にわたる砂防事業が現在も冬の積雪期を除いて続いています。この部分を立山カルデラと言っています。

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崖上の段丘・・・常願寺川を遡り立山に接近5

2014年11月24日 | Zenblog
 現在立っている足元を見ます。崖の上の段丘です。


左が常願寺川の河原です。そこから右側に足元の紅葉からずっとかなり高い崖が連なっています。その崖の上が段丘です。逆に、川の左側にはわずかな崖と段丘が見えます。そちら立山町側は低い段丘です。


崖ぎわの道路です。県道から脇に入った、車一台がやっとの細い道です。なぜか崖ぎわに一軒家があります。


崖上の道を反対側から北方向を見ています。一軒家も見えています。右が崖になっています。


段丘上から北の富山市街地・富山湾方向を見ています。草モミジが美しいです。

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