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蝶型フラップ つづき

2024-04-06 10:23:58 | 軍需工廠

蝶型フラップ作製の続きです。

前回、ある程度は進んでいる的な締めをしてましたが実際に形にして組み合わせると色々と思うようにならない事が・・・。

時間かかり過ぎて記憶が曖昧になっておりますがとりあえず覚えている範囲です。

現物合わせでレールの形状を割り出していきます。

 

先ほどの木片をスキャナで読み込んでこれを元に図面でイメージトレース。

お絵かきしながらできる範囲で動作量や角度の確保、動作中に干渉しないよう頭を巡らせます。

 

お絵かきの結果

レールは2mmバルサの両側面に0.5mmカーボンを貼り合わせる事にしました。

 

とてもタイトな加工

軸を通すレール溝は構造材のかなり際どいところに来ます。構想段階でこれを加工できるかかなり不安でした。

 

頑張って何とかしました。リューターでカット用の薄刃を使ったので想定より容易に行えました。

 

両面テープで仮設置

スライド動作は良いのですがヒンジ部分の強度が足りない。

フラップの固定はできるだけ薄くなるようにカーボン板をじかに差し込んで接着と考えていましたが加工が難しそう。

左右各2箇所を全て同クオリティに仕上げる自信がない。

フラップ固定方法も含めスライド動作時の干渉も若干感じたので解消されるまで試作し動作確認を繰り返し・・・。

最終的に0.5mmアルミ製、増える厚みは何かで吸収しよう。

 

フラップ駆動のリンケージ。

前後動作に角度変化に左右の動作量の違いとフレキシブルに動かなければいけない。

なので動作軸受けはピロボールを採用。

 

とりあえずまたレール一式を主翼に仮設置。展開時

 

収納時

ひとまず干渉もなくスムーズな事を確認。ようやく一歩進んだかな♪

 

次はアクチュエーター駆動での動作確認作業。まだ主翼に接着していく自信はないのでテーブルに仮設置です。

収納時

手前が胴体側で奥が翼端側となります。

胴体側の方が動作量が多いのでピアノ線は1.0mmでストレートです。

逆に翼端側は動作量が少ないので余った力を逃がすため0.8mmピアノ線を曲げて使用しております。

 

中間時

 

展開時

仮固定で曖昧なところもありまだ主翼に組み込むには調整が必要ですがおおむね問題なく行け気がする。

 

悩みどころに目処が立ちましたので心晴れやかにフラップを作っていきます。

1.5mmバルサから切り出していきます。

 

レールに沿う部分を1mm削りました。アルミヒンジで厚さが増した分できるだけ薄く仕上げたい。

 

背面の0.5mmバルサを貼り付けました。

研磨して翼断面形状にしました。

 

言葉にすると説明が難しく伝わらないと事も多いと思うので動作試験の様子をYoutubeに上げました。

 

つづく・・・。



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