MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

machette 零戦五二型

2020-12-31 20:56:00 | 軍需工廠

FMS零戦二二型から五二型への改良作業

作業に取りかかる際に主翼の短縮を手がけるか二二型のサイズのままエルロンだけ修正しようか悩んでおりました。
翼端をカットすればまずは翼面積減少・・・当たり前ですね。
カットした分の翼厚からの翼端形状の作り直しは上手くできるだろうか?改修するなら翼端灯の改修も合わせて考慮しなければいけない。
おそらく主翼の長さが二二型そのままでも単機で見ればラジコンでのディフォルメと解釈しさして違和感はないと思います・・・が、仮に今後もし二二型と並ぶ時があれば同一はおかしい・・・・・・翼端をカットしましょう!

ここに至るまで一週間ほど・・・。

さて、覚悟が決まったところで計画と構想をまとめます。
まずは先の決断通り主翼を五二型に合わせてカット整形します。
機首周りも五二型に合わせて改修、できれば何かしらの加工でカウルフラップを動作させたい。
主翼の翼端灯を残し胴体尾灯も追加します。
尾輪の引き込みを追加。
1,100mm零戦では結局諦めたエンジンサウンドシステムを搭載。
7.7mmおよび20mm機銃の発光LEDとマシンガンサウンドを追加・・・以上をやってみます。

ラジコンにも細かい流行廃りはあるようでサウンドや発光のデバイスもかつて程は商品を見なくなり今やっておかないともうできなくなるかもと思い今回の計画に盛り込みました。

翼端加工

翼端をカット・・・進むしかありません。
進ませましょう!


カットした厚い状態から主に上面をカッターでスライスしながら翼端を作っていきます。


状態を見ながらカッターでスライス、その後サンディングペーパーで形状を整えました。


正面から見ても・・・まぁ良い感じになったように思います。


翼端灯LED、二二型とは若干出所がかわったので配線がクランク状になりました。

フラップ

1,100mm零戦はプラ製で内部も再現されていたように思いますが1,400mmは発泡製で内部はディティールなし。


フラップの開閉をチェックしてみるときちんと閉まらない。
左主翼がとくに中身が厚くつっかえてしまいます。右も若干気になるレベルで閉まらない。


左右とも内部をスライスして薄くします。どうせ手を加えるならディティールも追加します。


2mmバルサで骨組みをそれっぽく。展開時に下側は見えますが上側はほぼ見えないので上の骨組みは省略します。

20mm機銃

キットの物にそのままLEDを仕込みたいところですが・・・。


そうは都合良く配線を通せるようにはなっておりません。
この長銃身にまっすぐ綺麗に配線の穴をドリル加工するのは無理!


とりあえず20mm機銃の銃身を何らかの形で作らなければ昔フライングスタイロで作っていた方法を応用・・・収縮チューブに4mmパイプを通し先端となる箇所に鉛筆を差し込みます。


自己責任の塊作業!
これを電熱コンロで炙ります。アルミパイプが入った箇所はピッタリと先端箇所はある程度硬化するまで・・・炙りすぎると先端の鉛筆にくっついて離れません。
画像は鉛筆ですが何度も形をみてやりなおし最終的に鉛筆よりやや太い金属製ボールペンで落ち着きました。


20mm機銃をカットし根元にドリルで穴を加工しました。


作製した20mm機銃銃身にLED配線を通しました。


発光テスト、音と共にピカピカ点灯してます。
まずは何とか形になりそうです。


20mm機銃を主翼に取り付けました。
銃身自体は仮止めで機体完成時に角度を見ながら接着する予定です。

つづく・・・。


じゅ~じつ

2020-12-29 20:35:00 | 戦果報告

年末年始休暇中の天気予報を見る限りFLTの見込みがありそうなのは本日のみ!

今年はとかく週末に天気が崩れる事が多かったような気がします。
そのわずかな機会に私自身も疲労でコンディションを合わせきれず諦めた事も多かったな。
とにかく、あまり恵まれなかった2020年でしたがラストチャンスは掴めました。

本日の空模様
Gdrunkerさんの機体




デカスロン



ウッディーさん、出撃待ちです。








風は8時頃は強く、それから徐々に落ち着き10時頃には穏やかなグッドコンディション♪







本日の戦果
三菱 零式艦上戦闘機 五二型 FMS 1,100mm:3FLT

塗装と合わせて重心も調整しなおしていたので確認しながら3FLT!

1FLT目は少々ばたつきましたが2FLT、3FLTと重ねて徐々に馴染んでいきました。

フォッケウルフ Fw190 Freewing:2FLT

こちらは搭載バッテリー変更、フラップ追加、再塗装、バラスト追加と零戦以上に色々と変化があるので様子を見ながら2FLT!


メインギアが短くなり以前のようなサスペンション効果がなくなったようで離陸滑走中に暴れます。
地面の影響を受けやすくなったように思います。重量増もあるでしょう。

重量が増えた分、FLTでのヒラヒラ感はなくなりました。
とりあえず狙い通りの雰囲気にはなったようです。やはり零戦よりドッシリしないとおかしいです。

フラップは揚力はそれなりにあったような気がしますがブレーキ効果はなかったような・・・ここら辺は回数を重ねて見ていきます。

今日は私としては多い5FLT!
ようやく、充実したFLTにありつけました。魂が開放できました。
やっぱりホビーライフの中でFLTこそが何よりのヒロャ唐セね♪
他では味わえない何やら特有で頭がジーンと痺れるような幸福感で満たされますわ。

次はいつFLTできるかな~?


冬の夜長に

2020-12-22 19:28:00 | 軍需工廠

今年はどうにも巡り合わせが悪く自らの都合と天気が全くかみ合わなかったように思う。

アっと言う間に12月となり年末近し!
先週はついに雪が降ってしまった。
今のところ大した事のない量ですが年末年始の休みの間にFLTする機会は巡ってくるのだろうか?

さて、FMS 零戦二二型 1,400mm スケールサイズは約1/8.5
9年ぶり2度目の購入!

箱は表は零戦、裏はP51Dのリバーシブル!
いつもより箱もBIGですわ♪

さてと・・・。

五二型の原寸図面と合わせてみます。


片翼で40mm短い・・・同スケールにした場合スパンは1,320mmほどか・・・。


水平尾翼はサイズ通りになっております。
二二型であれ五二型であれ昇降舵の形状が若干間違えているので手直し必要。


若干ディフォルメが入っていますが許容範囲内かな!
気になるのはスリットとおぼしき黒い箇所の位置くらいかな・・・。


胴体の長さと垂直尾翼もサイズ感はピッタリ!

これから冬の夜長・・・FLTできない内にぼちぼちと零戦五二型を作っていきます。


零戦五二型 修繕作業

2020-12-06 21:20:00 | 軍需工廠

Fw190の改修も終わり、その間にBf109Eの作製も終わり手持ち無沙汰。

零戦から始めて雷電、タイガーモス、MiG15と所有各機のメカやリンケージの不具合有無等の状態チェック・・・それも一通り終わったところで零戦に戻る。

時間があるので気になる箇所を直してみようか!
って気持ちに傾き始めたので作業開始。


EPO製なので膨らんできます。

全体ではありません。一部目立つ。
急ぎ修繕しなければいけないようなものではありませんが何せFLTの機会がない分、触ってないと自我が保てません。
FMS製品のEPOはあまり研磨の効果が出ないような気もしますが果たしてどうなるやろ?
とにかくやってみます。

操縦席後方が一番ひどいだろうか。

垂直尾翼

着陸時に前転してしまうと真っ先に衝突するのでダメージ蓄積し柔くなってます。

作業開始

ステッカー類を剥がしました。
なんてたってRCライフの主力機!
この作業が終わらないと一切活動できません。

胴体は機首前方から操縦席横あたりまで研磨。


ヨレヨレになってしまった垂直尾翼はパテで補強するしかないかな。


エポキシパテは固すぎて後の研磨や元の材質との協調が合わせづらい。
木工パテは強調しやすいが素材への食いつきが悪く強度も期待しづらい。
って事で今回はャ潟Gステルパテを使用します。


2液を配合し塗りつけました。
見た目や感触がカボチャの煮付けのようです。
硬化後にペーパーがけし整えます。
元の素材との協調がよく食いつきと強度も充分です。

再塗装

まずサーフェサーを吹きかけてペーパーがけしました。
まだ目立つ箇所には再度吹きかけてペーパーがけ・・・まぁ完全に消えるまで厚塗りするわけにはいかないのでほどほどにしてます。

日の丸の箇所をマスキングし暗緑色と明灰白色をエアブラシで塗装しました。
わざわざエアブラシでの作業が必要だったのか・・・いつも使用しているタミヤスプレーの暗緑色ですが絶えず我が家にストックしていたつもりが全くない。
あれ困ったと他に目を移すとアクリルカラーの暗緑色が5個あったので筆塗りするならエアブラシで!と思った次第です。

基本の暗緑色と明灰白色が終わった後で日の丸等の細部を塗装しました。

塗装後のチェック

再塗装で新しくなったように感じる零戦。
たまにはこうしてスッキリキレイに見えるのもいいもんだ。

機首前部

蛍光灯の加減で若干の発泡感はあるものの膨らんだキモい雰囲気は減り、やっただけの効果はあるように感じます。

垂直尾翼

ヨレヨレは消えて強度も回復しました。

ウェザリング

再塗装で綺麗になりましたが零戦の場合は工場出荷時や博物館で観るようなピカピカコンディションより戦地で使い込まれている雰囲気の方がしっくりときます。
エナメル塗料のシルバーと綿棒とスャ塔Wを用意。

スャ塔Wは適度にカット、これにシルバーをつけて機体にちょんちょんします。

ちょんちょんしました。
とりあえずウェザリングはイメージ先行で!整備等で人が触れると思われる箇所や滑走中に土埃や飛び石が影響しそうなところを想像し施しました。

エンジンカウル

カウルを取り付ける箇所の溝が広がってしまっているので取り付けたカウルが上下に動いてしまいます。

側面に0.5mm厚のカーボン板を接着し補強。
隙間にャ潟Gステルパテを埋めました。

重心調整

エンジンサウンドのシステムを撤去したので重心を取り直します。

エンジンカウル内部の最前方にバラスト105g貼りつけ。

作業完了。

いつもの零戦が帰ってきました。