購入段階から思っていた中で一番加工がやっかいそうなのがフラップです。
はっきり言ってラジコンとなった場合に必要なモノか?となれば甚だ疑問な装備。いわゆるロマン枠です。ロマンを追いかけるとモチベが上がりやすいとも言えます。
資料とにらめっこ・・・。
疾風に装備されているのは一般的にはファウラーフラップですが中島飛行機では蝶型フラップと呼ばれていたそうです。
九七戦から一式戦に機種転換する際に操縦者から旋回能力が九七戦よりも劣るから何とかしろ!と突き上げをくらいつつ空戦フラップとして開発されたそうです。
まぁ、ファウラーでも蝶型でも呼び方はこの際どうでもいいのですが胴体側と翼端側でスライド量が違うのが何とも難しい。
ガイドレールがこのまま再現できたらさぞや素敵な事なんだろうけどあの狭い中にこれらを組付けるなんて想像できない。
でも、できるだけそれらしくはしたい。
前にも申しましたが自作だった雷電の時とちがって今回はすでに骨組みができあがっておりその中に組み込んでいきます。
傍から眺めて考えていても全く理解が進まないため疾風の図面を取り込みその上にキットの骨組みを書き足してそこから考えていく事にしました。
雷電の時にも使用したアクチュエーターです。
スライド量が20mmで雷電の時はそのまま組み込みましたが完成してから正直もう少し動きが欲しいと感じました。
なので2倍程ストロークさせるため倍動装置を作ります。
中はこんな感じ。無理なく壊れず動いてくれたらそれでいい。
とりあえず倍動装置完成・・・まぁ装置ってほど立派なモノではないか。
さて、これから肝心のレール等など・・・今は試行錯誤しながらある程度?何とか?形にはなってきました。
後日改めて載せていきます。