MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

マタ~リと・・・3FLT

2007-08-26 20:40:27 | 戦果報告

さてさて、ココ最近は酷い暑さも治まり過ごしやすくなってまいりました。
先週は出撃準備をしたものの土日とも体が言う事を聞かず無念の降板・・・飛行できなかったフラストレーションをためつつ天気の動向を睨みつつ今日を迎える。

あいにくTOSは所用のため本日は単独FLT・・・普段なら「んじゃ、来週にしようか!」と製作日にあてたりするのですが、今日はなぜかどうしても!が強く、引き絞られた許薰ェ放たれたごとく飛行場へ到着したのが真っ昼間の12時・・・やっぱり暑いね!外は・・・誰もいないし・・・


いつも飛行場へ全装備を持って行くのに駐車場と3階の住まいの往復は大変、今日は単独だからサラっと身軽に行くことに!
零戦二一型一機のみ持って行きました。あとはプロモニバッテリー3本とライトな装備です。工具箱の中身は必要最小限、ハンディカムはナシ、予備の二機目もナシです。
予備機ってのは去年RCを再開した頃、一機だけだと落とした時にあとは何もする事がなく、せっかく飛行場まで行って即終了帰宅は辛いと思って用意してた頃の名残があります。その割にはシビアなBf109Gは選択ミスだったな~ 現在はおかげさまで落とす事が少なくなりつつあるので趣向の違いや飛行後のモータークールのインターバルのための二機目となり予備機って感覚は薄まりつつあります。


さて、到着したなりに先週から満充電で待っていたバッテリーを搭載、先週モーターをAXI2212/26SLに換装した零戦二一型。そのバランスはいかようになったかなっと・・・試験を兼ねつつ、いざ手投げ!
風は多少ありましたが特に難しい事はなく空にあがっていく。モーターを換装した事で少し前が軽くなったのでダウンを3・・・重量は以前より約13g軽くはなりましたがその違いはほとんどわからない、ただ52型より25g軽いってのは何となく実感します。これは本当にその差を理解できているのかそうだと思ってるだけで気のせいなのか・・・
「まぁ、いいや」
モーターの牽引力も妥当な感じ。AXI2212/26でシルバーとゴールドの差はほとんどわからないな。印象でゴールドの方が良いけど実用では何とも違いがわからない。単機だとフルスロットルにする事も少ないからなおさらかな。

さて、飛行時間4分が終了し着陸ここら辺は52型より安定させて持って来れるのはやっぱ軽いからか?気のせいか?
で、着陸後にもう一つの心配事の燃費チェック

遠慮ない4分飛行で残量16パーセント。うむ、良好良好~

単独飛行はいつも以上に淡白に・・・しかもやっぱ暑くてじっとしてられずクールダウンしきれず、つづけて2FLT・・・3FLT・・・
誰もいないのでいつも普段できない失速動作をやってみたり地面に近づけてみたり、でも背面はかなり上空・・・この背面特性、零戦は思ったよりダウンを入れないと降下してきます。これがいつも浮「。背面に関しては以前の失敗もあるし、戦闘機が戦闘行動中にそんなに背面に入ったままでいるのはおかしい!と思ったりであまり興味はなかったりする。ココら辺はRC飛行機としての義務感みたいなものやろうか?

3FLT後半・・・この頃になるとだんだん飽きてきます。だから余計な事を考え出します。
真に艦載機としてイメージを持った零戦二一型、主に色彩から52型よりもホントに空母機動部隊って感じで眺めていられる。「でもな~ココだと景色が合わないな~」、「やっぱり海の方が似合うよな~」とどうでもいいような事を考え始める。あまり必要で無い事はわかってるんだけど・・・
いつかは海を背景に飛ばしてみたい!と心に決めてしまう。

さて、そうこうしている内に終了を知らせるアラームが鳴る。最後は低速でどこまで粘れるかを試しつつ草ムラの方へ

やっぱ52型より姿勢維持は楽チン・・・がわかったまでは良かったが、そのまま草の中。
幸い無傷ですが海は遠いな。12時に来て現地滞在時間30分で帰宅。

本日の戦果
三菱 零式艦上戦闘機 二一型 FlyingStyroKit改:3FLT


『マタ~リと翼端失速』

2007-08-25 22:02:59 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電

何となーく「空撮」っつーもんをカジってみたいなと思い立って「ハイペリオン・セスナ182」を購入したのが昨年の12月。
当時は「安定した空撮」と「余裕のペイロード」を見込んで、空撮のためだけに高翼機を選定したほどの気合の入れよう・・・

・・・あれから半年が過ぎた今、アノ空撮熱もどこへやら・・・せっかく買った機体を未完のまま放っておくのもいかがなものか。
そんなこんなで、ほぼ義務感のみで製作開始→完成。しかし今回ほど低テンションな初飛行は有史以来記憶がない・・・

とりあえず前夜に電池を充電しておく・・・
ところで、「リモフ満充電保管はキケン!充電してすぐに使わないとダメ!」って記載をたまに見るけど、あくまで私の経験上、容量90%程度で充電終了しておけば、そのまま1日や2日常温で放って置いてもなんともないと思います。残量90%程度だと気温上昇による活性化が起こっても、危険領域の電圧に達するまでのマージンもある程度確保できるようですし、また「セル数自動認識」のESCで誤認識するほどの低電圧ではないはずです。ただ、現地充電よりも「タレ」が早いように感じますが・・・

というわけで、飛行場到着と同時にバッテリー装着!
で、初飛行なのでいちおう重心を確認してみる。トンデモない後重でしたが、そんなことはどうでもいいので、そそくさと風下のランウェイへ・・・おもむろにスロットル全開にすると結構な勢いで滑走して行ゆく。ラダーで若干の方向修正をしつつ、じわっとエレベーターアップ。
最近の電動機にありがちな「何の不安もなく上昇」状態になるかと思いきや、低出力モーター(AXI2212/34)と重量級バッテリー(3C2500mAh)が祟ったのか「コレじゃぁスロットル緩められないよ~」状態に・・・
覚悟はしていたが、超後重のため大幅なダウントリム入力で強引に水平飛行に持ち込む。
上空でマタ~リと飛行するぶんには所謂「スケールスピード」。ローパスもちょうどいい具合にマタ~リ・・・
アンバランスな動力系のチョイスのため、10分間の飛行後のバッテリ残量はなんと「58%」・・・。思う存分飽きるまで飛ばせます(飽きました)。

しかし、いかんせん病気ですので2本目のバッテリー装着。今度は積極的にコネ繰り回して機体特性を確認。ダウントリムが盛大に入っているせいか、背面はノータッチで水平飛行(苦笑)。大ループはパワー的に無理な相談でした。

そして運命の3本目(まだやるか)・・・。
スケールスピードに固執した飛行が裏目にでたのか、ラダー旋回中にキレイに翼端失速・・・。機首から垂直に墜落。土の上なのになぜか「ごーん」とイイ音がして最期を迎えましたとさ・・・。


手当たりしだいの

2007-08-20 00:06:20 | 軍需工廠

行き当たりばったりで雷電の製作を進めております。
ワタクシ夏の雰囲気は季節の中でも大好きなんですが、暑さに弱いんです。毎年、6月から7月の暑さが増す頃に体温調整が効かず体温38度が一週間くらい続き夏用の体になって落ち着くってのが常なのですが今年はこのパターンにハマらず6月からずっと2週に一回くらいのペースで38度になる日が来て往生してます。
んで、ちょうどこの土日にそのような状態になり、とてもこんな真夏日に外に出て空を眺めて過ごす・・・って事はできないと思い作る日にしました。

土曜は零戦二一型の改修をして、さて日曜には復帰して行くつもりで充電もしましたがダメでした。
雷電は時間を見つけては触ってますが、主翼がある程度形になると胴体との接合が気になり胴枠を組んでみたり・・・ 胴枠を組んで主翼を当ててみて「まだ、先の事だな!」となってエルロンを成型したり・・・熱で頭がボヤけてなくとも迷走状態。もはや図面は参考程度になり順次、頭の中で設計図変更を繰り返し超現物合わせの領域に入っております。
いったい、どんなものが生まれてしまうやら心配が加速する今日このごろです。


とりあえず現在の進捗状況です。


二一型 改修

2007-08-18 22:15:45 | 軍需工廠


2007年08月14日の試験飛行にて想像以上に燃費が悪すぎると判明。
800mAh搭載で4分でバッテリー残量は7%、3分飛行でようやく安全マージンに治まりますががさすがに短すぎる。あと、もう少し軽くしたい。
ってなわけでモーター変更。2217/20はKV値は低いがトルク型で電力消費が多いのはわかってましたがココまで消費してしまうとは・・・
ま、仕方ないので2212/26のシルバーに交換。ゴールドでなくシルバーなのはゴールドに比べてKV値もトルクも少々たるいから!
画像左はAXI2217/20GL KV値:840rpm/v 重量:69.5g
画像右はAXI2212/20SL KV値:880rpm/v 重量:58g


AXI2212/26SLはAXI2217/20より全長が5mm短いので5mmの航空ベニヤを防火壁に貼り付けかさ上げし装着。
このあとダミーを接着。栄一二型発動機って事になります。
ちなみに零戦五二型搭載のAXI2212/26GLはKV値:920rpm/v 重量:57gとなってます。零戦二一型と零戦五二型と言うより栄一二型と栄二一型で差をつけたいのでシルバーラインにしました。


モーター交換によって重量はバッテリー800mAh搭載の全備重量で498gから485gへと軽量化。あいかわらず場当たりで回り道ですが目指す方には近づいてきました。


これでもう仕様変更はないと思います。

 諸 元
 全長:704mm 全幅:914mm 全備重量:485g
 翼面積:14.0d㎡ 翼面荷重:34.6g
 最大電流:12.49A 最大電力128.2Wp

 発動機
 Model Mortors AXI 2212/26シルバーライン

 制御装置
 JETI ECO 25スピードコントローラー

 燃  料
 FlightPower EVO20 800mAh 3s1p 11.1V Li-Po

 プロペラ
 FSK 9×3 3ブレード


青空と二一型と

2007-08-14 00:18:00 | 戦果報告

今日は所用があったので酷暑を覚悟で午後からFLT!
二一型の試験飛行未完もあったので片付けなければ夢見が悪い日が続く、ココはしっかり暑さ対策して楽しめるようにしよう~。出撃前にコンビニで缶コーヒーとお茶を大量購入し飛行場へ!

酷暑・・・とは思って来てみたら現地は意外に耐えられるくらいな感じだなっとTOSと共に思う。雲があるし多少風があって自宅周りのコンクリ、アスファルト特有の熱もなくココでちょっと嬉しくなった。雲があるとは言え、曇りではなく青空が高いのでこんな日はマイペースながらノビノビ行けます。今日のラインナップ、私は零戦二一型と五二型でTOSはF4F、P51D、T-REX600


まずは私にとって重要事項の二一型のFLTから・・・一度落としてふっきれたからなのか前回の変な違和感はまったくナシ。到着したなりに準備開始! この時もTOSから「一服して落ち着いてからの方がえぇんやないか~」とお言葉いただきましたがノープロブレム!今日はこの前とは違います。バッテリー搭載、操舵チェックして「いざ、手投げ~」であっさり飛んでいきました。


「そりゃ、そうだわな」普段はしっかり飛ぶFSK零戦にちょこっと手を加えただけなんだから飛ばない方がおかしい。この前はいったい何だったのやら?
まぁ、あの時は致命的には至らず今こうして飛んだのだから「まぁ、いいじゃないか!」と一人うなずく。青い空の下は機体の色がよく映える♪ いつもと違って白く光る機体に赤い日の丸。長い主翼・・・う~ん、傍から見れば一緒かも知れないけど零戦好きの私から見てこの五二型とは違うシルエットが与えるイメージの差は大きい。
さて、飛ぶ姿にウットリばかりもしていられない。飛行特性・・・FSK零戦を元にしてるし今までの経験から重心位置はバッチリのようだ。ピッチング方向に変なクセはなく、ロール方向は右に3トリムですんだ。
上空旋回を一段落してからまずはロール・・・おぉ、なんだかヨ~ッコ~イショ~って感じで凄いスローロール・・・エルロン、ココは二一型を作製する上で一番手を加えた箇所だし二一型となって大きく形状が変わった箇所。なのでどのような変化になるか一番気にはなってたのですが・・・形状の問題か?作動角度の問題か?やたらと横転率が悪い。確かに実機でも五二型より二一型は横転率は悪いのだけどコレはちょっとひど過ぎる・・・まるでFSK零戦を飛ばし始めた頃にプロモフレートを下げていた時を思い出す。ループに関してはキレイに決まる!ほとんど無風なのもあったが、とりあえず歪んではいないようだな。
と、やっていたら飛行時間終了~ この機体は800mAh使用で今回は試験なので4分にしてたのですがバッテリーの残量7%・・・ちょっと考えものだな。

地上に降りてからエルロンの舵角をチェックしてみる・・・零戦五二型とほぼ同じようには見えるが・・・とりあえずプロモフ設定で舵角を130%まであげて、零戦五二型のあとにもう1FLT、ずいぶんマシにはなったかな? 二一型より五二型の方が横転率は良い!こういう差は模型の場合は多めに違いがある方がいいのかもね・・・と納得しておく。


今日は傍からみると単なる色違い、いつも以上に同じようなもの飛ばしてます。でもね、本人に違いがわかればそれで良いのです。


夕焼け空を舞うP51D
TOSは相変わらず私が感じる風情を他所にどんどん出撃を重ねる!!! さすがアメリカ軍、物量で攻めてきます。


本日の戦果
三菱 零式艦上戦闘機 二一型 FlyingStyroKit改:2FLT とにかく飛んで良かった
三菱 零式艦上戦闘機 五二型 FlyingStyroKit:4FLT