デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

船火事を起こさないか心配だなぁ?        - スチームエンジンボート工作 -

2012年09月17日 20時17分45秒 | 工作実習
2012/9/17 (月曜日) 晴れ時どきにわか雨


船首部の張付けが済んだので今度は船尾の工作に入った。
エンジンを置いてスクリュープロペラのシャフトとの取り付け角度を調べたり
ボイラーを置いて配置を確認しながら作業を進めた。
船尾の形も少しは格好良く、流線型にしてみたいし・・・・・・
ところがやっぱりいろいろ問題が出てくる。

先ず、水漏れを調べたり、バランスを確認したりするための試験水槽のことだ。
このバカでかい船体を浮かべるには浴槽でも無理だ。
それにテストでは実際にボイラーに火を入れてエンジンを回すかも知れない。
固形燃料4個も燃やすのだから狭い浴室でのテストは危険だ。
万一、浴槽にキズでも付けたらこれから先、ずーっとお代官に頭が上がらなくなる。
こんなわけで浴槽での試験には見切りを付けていたので、先日ホームセンターで
幼児用のビニールプールを買っておいた。
このビニールプールは直径1.1m(110cm)ある。
水深も30cmぐらいにできる。(指定の安全水位は20cmほど。これは無視する。)
でも、船尾を流線型に改造するにはこのプールでも小さいのだ。
この船体を設計したときは全長830mm(83cm)、船尾はスパっと切り立った絶壁型。
これをこれから流線型(に近い)船尾に改造するには少なくとも150mm(15cm)は
長くしなくてはならない。
こうなると全長980mm(約1m)でプールにぎりぎりいっぱいになってしまう。
やっぱり船尾の流線型化は無理だ。 これは次の工作のときに実現しよう。

次にはボイラーからの熱の心配だ。
ボイラーの外壁と船体の内側が接近しているのでその熱で船体が燃え出さないか?という
心配だ。
さぁ、出来上がったぞ! と喜び勇んで池に浮かべて走らせたら途中で火事にになって
大騒ぎ・・・・だなんて泣くに泣けないことになってしまう。
ボイラーは燃焼部及び釜の部分には内部に耐火ボード(ケイカル板)を張って一応外部への
輻射熱を押さえるようにはしているが、その効果の程は疑わしい。
これからの工作を続ける前にそのテストをしておかなくては・・・・・・

それにエンジン出力シャフトの位置が高いことだ。 結局プロペラシャフトを斜めに
取り付けて自在継手で接続するしかないがその角度がかなり急になることだ。
自作のいい加減な自在継手は接続角度が大きくなるほどロスが大きくなり、非力な
エンジンではその影響がどんなものか心配だ。

多分、まだまだいろいろ問題が出てくるだろうなぁ・・・・・・



↓ 船尾工作の検討中、ボイラーとエンジンを置いて配置の確認をした。



↓ ボイラーと船体の壁とは接近している。



↓ 燃焼部では固形燃料を4個燃やす。 周りは一応ケイカル板で熱遮蔽をしているが・・・・






↓ エンジンは背が高くてクランク軸(出力軸)を高い位置にある。




あっ、そうだ・・・・ ボイラーもエンジンも背高のっぽで頭でっかちなんだよ。
きっと重心位置が高くて不安定だろうなぁ。
だからバラストをたくさん積んで重心を下げなくてはならないだろう・・・・
そうするとますます重くなって非力なエンジンでは動かせなくなってしまうかも・・・

うーん、どうしよう・・・・って今更悩んだってしかたがない。 前進あるのみだ。 


 

コメント (2)
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