3日間のセミナーフェスタの初日のトップバッターで登壇したのが、竹中平蔵氏。
「こんなすごい会場だとは知らずに、今朝は国会議事堂から来ました」と言って、話し始めたのですが、
さすがは元大臣。滑舌の良さとテンポのいい話術は、さすがですね。
竹中氏の話はアベノミクスを中心に日本経済の今後についてだったのですが、日本経済が本当に
回復するには、アベノミクス『3本の矢』 の残り1本半を飛ばせるかどうかにかかっているようです。
特に3番目の矢の『成長戦略』、これがうまくいかないと、日本の株式市場に15兆円を投資している
外国人投資家がさぁ~っと手を引いていき、大暴落が起きる…、かもしれない。
15兆円も投資している外国人投資家は、それはそれは真剣に日本の動きを良く見ているようです。
怖いですね~。
日本の岩盤規制を緩和することができるのかどうか、そしてこの夏の法人税の減税が一つの山場になるようです。
そんな厳しい日本経済の未来ですが、希望の星があります。
それが2020年の東京オリンピック。
東京の街とインフラは1964年の東京オリンピックの時に作られたものがベースになり、その後50年間の発展の
基礎になっているようです。
東海道新幹線、モノレール、ニューオータニ、ホテルオークラ、青山通り、冷凍食品、現在のトイレのマーク、セコム
等々、これらは東京オリンピックの開催前に作られたようです。
そう考えると、東京オリンピック投資は成長戦略の一因となりそうです。
2020年まであと6年(自分の年を考えると恐ろしくなりますが)、東京の街の何がどう変わっていくのか、
じっくり観察しようと思いました。
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