アラスカの山もいいけれど、やっぱり日本人の魂を揺さぶるのは「桜と紅葉(?)」、ということで、紅葉ベストシーズンの10月後半の週末に、日光中禅寺湖に行ってきました。
(男体山)
ところで、言っておきますが、ただ紅葉を見に行っただけではないですよ。アラスカ帰りの私は、とうとう日本でのトレッキングデビューを飾ったのでした。アラスカ用に揃えた数々のお宝グッズが早くも再登場。グッズがあったお陰で、友人からの突然の誘いにも、「行く、行く」、と二つ返事で応じることができたのです。持ってて良かった、パックパックとトレッキングシューズ?
人生に無駄なことってないですね。アラスカ⇒トレッキング⇒日光 と繋がり、トレッキングという新しいアクティビティが、自分の生活の中に入ってきたのを感じました。
(アラスカ仕込トレッキングポーズ)
今までの私だったら、日光駅からバスに乗って、いろは坂の展望台でロープーウェイに乗って紅葉を眺め、日光金谷ホテルでお茶して帰るっていうパターンだったのですが、やっぱり山は歩かなきゃね。だって、いろは坂の展望台で吸う空気と、木立の中で吸う空気は、わずか数メートルしか離れていないにも関わらず、全然違うことに気付いてしまったから。そして峠の風の音を聞いてしまったから。
(中禅寺湖と華厳の滝)
ところで、中禅寺湖の湖畔にある、「イタリア大使館別荘記念公園」に行った事ありますか?広大な敷地を持つ公園で、その公園内の紅葉の美しさも見事だったのですが、建物内から見る湖畔の自然の美しさは必見の価値ありでした。人工物が一切見えなくて、穏やかな水面のゆらめきは、アラスカのキャンプ場そのもの。ここにカヤックを浮かべて、キャンプをすれば、アラスカに行く必要ないのでは…と思わせるほどでした。
なーんだ、東京から電車に乗って2時間で来れる、小アラスカ発見しちゃった。灯台下暗しとはこのこと?日本にもいいところが沢山あることを知った、ジャパンディスカバリー第1弾。
それにしても、明治の中頃から昭和にかけて、各国の大使館員はここでヨットやボート遊びをしていたようです。映画のワンシーンのようなモノクロ写真が、遠い昔の栄華を語ってくれました。
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