浪漫飛行への誘(いざな)い

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今後株式市場はどうなる?

2024年05月07日 13時20分23秒 | マネー

2024年もすでに4か月が過ぎてしまったが、円安が極端になっている一方、株価は1月以降順調に上がっているようで、何十年振りの株高になっている。2月22日には、日経平均株価が34年振りにバブル期(1989年12月)の史上最高値を更新し、39000円台に乗せ、3月4日には、史上初の4万円台に乗せた。その後は、ちょっと伸び悩んでいるが、それでも個人的には、株の売買を繰り返し、株自体全体の下落は無視して、買値と売値の差額を単純利益として計算してみると、1月は約30万円、2月は39万円、3月は約16万円、4月は約32万円で、それに株の配当金を加えると、4か月で、約120万円の利益となっている。定期預金に預けていたら、利子は1000円にもならないと思うが、株の売買のおかげで、利子が120万円ついたということなので、雲泥の差である。

マーケットでは、半導体関連銘柄が株価を引き上げているとの情報で、アドバンテストという会社の株を買ってみたが、期待は裏切られ大幅に値が下っている。100万円を超える利益を出している銘柄は、多くは商社関連株と日立だけで、それ以外の株は買った時の株価より下がっているものがほとんどであり、株による較差が大きすぎる。特定銘柄の売買で利益は出ているものの、値が下っている銘柄の損切りがうまくできず、抱えたままで全体の保有株の資産価値はほとんど上がっていないのが実情である。

株の売買による年間の目標値を100万円としていたので、すでに4か月で達成したことになる。株の売買で月に10万円以上利益が出た場合は、家計に1万円を入れることにしている。株の方は今後どうなるか全く水物なので、火傷をしない範囲で運用する予定である。健康保険料や介護保険料が上がる一方、年金額は抑えられているので、やりくりも大変だが、株の売買はボケ防止も兼ね、細々でも続けて少しでも家計の助けとなればと願っている。



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1月15日は幸福の木のご利益か?

2024年01月17日 05時52分22秒 | マネー

 

年始初めから我が家の幸福の木に花が咲き始め、現在も花が咲いた状態にある。幸先の悪い2024年のスタートあったが、15日は、幸福の木のご利益が我が家にも少し舞い込んできた出来事が重なった。まず、朝から株価の上昇が進み、新年明けに買った日立の株が急上昇し、15日だけで約12万円の売買益を得た。商社株も軒並み上がっており、15日までに、すでに合わせて24万円も利益を得た。定期預金の利子の少なさを考えるとすでに利子が24万円も付いているのだから、大変なご利益といえる。

また、妻がパートを11月いっぱいで卒業し、12月は年次有給休暇を消化していたが、15日に12月分として予想以上の給与が振り込まれていたことがわかり、嬉しいWindfallとなった。さらに、15日に、文化放送の「日曜はがんばらない」から、鎌田實さんの新書「シン・がんばらない」のプレゼントが当選したということで、本が郵送されてきた。折角なのでしっかり読むことにしたい。何人の人が当たったのかわからないが、人気番組なので、相当数の応募があったと思われ、これもご利益かも。。。

また、昨年12月の卓球クラブの忘年会で自分も含め、7人が食中毒症状が出た一件で、お店の方からご迷惑をかけたお詫びということで、参加者全員に5000円のクオカードが渡され、15日のクラブの月例会の時に配布された。かえって恐縮したが、参加費が5000円であったので、何の症状も出なかった人も、結果的には、個人負担なく飲食したことになった。これまたWindfallなので、個人ベースで能登半島大地震の義援金に回そうという声も出ている。

また、1月9日に、谷中七福神を歩いてめぐり、おめでたい福絵が描かれた御朱印ももらい、部屋に飾り、七福神めぐりのユーチューブを作成して何度も聴いていたこともご利益の一旦となっているかも知れない。また、七福神めぐりの途中で、谷中霊園に立ち寄り、今年7月に新しく発行される1万円札に描かれている渋沢栄一さんのお墓参りを行い、金運のお祈りをしたが、それがご利益につながっていたかも知れない。

 

谷中七福神めぐり: https://www.youtube.com/watch?v=bEoDWrcm9oE

 

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デイトレード実績2023

2024年01月04日 19時47分01秒 | マネー

 

2024年の証券取引が4日に大発会を迎え、幕を開けた。昨年は、12月29日に証券取引所も納会を迎え、2023年の株式取引も終了した。会社卒業後、ずうっと無職の年金生活を続けているが、細々ながら株のデイトレードだけは今も続けている。ネット証券を利用し、退職金の内、1000万円前後を株の運用に回している。銀行の定期預金に預けていても、ほとんど利子がつかないことから、安全担保をつけながら、株式売買を続けている。二つの名義で、今は20社程度の株を運用しているが、2023年は、株の売買で約60万円、配当金で約15万円、合わせて約75万円の利益を得た。残念ながら、新型コロナワクチン開発で失敗したアンジェスという会社の株で20万円以上損切りしたので、実際は、100万円近くの利益は出ていたものと思われる。利益の計算は、ある株を購入し、売却した時の差額を売却利益と計算し、積み上げたもので、保有株全体の価値のダウンは無視している。本来は、保有株の総額で利益を見る必要があるので、必ずしも正確ではないかも知れないが、一つの目安として売買の記録を残している。株価が下がって、やむを得ず損切りすることもあるので、その場合の損失額は利益から引かれることになる。

利益目標は、毎月5万円で年間60万円プラス配当金で70万円としているが、昨年は、ほぼ目標を達成することができたものの、保有全資産は、購入時に対し、その価値が約200万円のマイナスで下がっている。マイナスがなかなか減らないのは、株価がプラスになると利益確定したいので売却してしまうからである。毎月5万円というのは、時給1000円として、1日4時間、週3回(月間50時間)、パートで働いた給与相当分と考え、目標としている。従来のNISAという制度は、額も少なく取扱いも面倒だったので、ほとんど利用していなかったが、今年から、新NISAというのが導入され、かなりの範囲まで売買手数料を取られずに売買できるようになるようなので、積極的に活用しようと考えている。株の売買は、その利益をあてにしているわけではなく、ボケ防止のためにやっているので、火傷の大損しないようには注意を払っている。利益が出れば、小遣い稼ぎで少し得した気分になれるので、精神衛生上はプラスとなる。今年の株式市況が上がっていけば、多少なりとも利益が生まれるので、期待したいところである。銀行の定期預金の利子はあまりに少なく話にならないので、若干賭けはあっても株式売買を増やさざるを得ないの実情である。

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大阪ベンチャー、アンジェス株で大損

2023年08月04日 06時24分57秒 | マネー

大阪のベンチャー企業であるアンジェスは、安倍政権時代、新型コロナワクチンの開発でマスメディアでも時々話題になっていたが、個人的には、それより前から、アンジェスの株を持っていたので、その企業名は知っていた。アンジェスは株主優待として森下仁丹の「ビフィーナS」というサプリメントの割引券を提供していたので、そのためだけで株を持っていたが、その企業がブラック企業であることは全く知らなかった。

新型コロナが猛威をふるっていた頃、時々、国産初のDNAワクチン開発のニュースで名前が出ていて、アンジェスがその開発にあたり、安倍政権が75億円もの支援金を出していたことも初めて知った。アンジェスは、大阪大学大学院のベンチャー企業で、国も支援していることからその株も急騰していたが、2022年に開発に失敗し中止が発表されてから、2000円以上あった株価が今や100円まで急落し、全部で60万円以上の損失を被った。

その頃のニュースで知ったのは、アンジェスの創業者でトップは、森下竜一という人で、安倍政権及び大阪維新と癒着している人物であることがわかってきた。森下氏は大阪・関西万博の総合プロデューサーにもなっていることからも維新との関係も明白である。「佐高信の隠し味」のユーチューブで、「維新の裏で蠢くやつら(森功さん)」として、森下氏はいの一番に取り上げられている人物である。このユーチューブを見ると、時の政権、官僚、大阪維新の裏の関係がよく見えてくるので、大変面白い。ゲストのノンフィクション作家の森功氏は、闇の世界の内幕をあばく情報通として知られるライターで、いつも興味のある情報を提供してくれている。


維新の裏で蠢くやつら(森功さん)【佐高信の隠し味】:https://youtu.be/HmSfPDaUWoY

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株の売買今年は好調

2023年06月23日 05時43分09秒 | マネー

定年後、自由人となり働きに出ていないが、唯一の仕事は株のデイトレードである。退職金を元手に数百万円を株に投資しているが、すべてネット証券で売買をやっているので、自由気ままに売買し、ボケ防止に役立っている。15年以上前から売買しているので、売買や配当金による利益はそこそこ出ても、購入時点より株価が下がっているものも少なくないので、トータルでの評価は難しいところ。

昨年は、損切りを行った株もあり、売買及び配当による利益額は、26万円にとどまったが、今年は損切りをほとんどやっていないので、6月までの半年で、売買益が約65万円、配当金が約13万円の計78万円となっている。定期預金で銀行に預けていても、利子はほとんどつかないので、その意味では、利子相当が約78万円もあるというのは魅力である。株はいつ何時急落する危険性もあるので、火傷をしない程度で運用していく必要がある。手元資金が限られているので、ぼろ儲けは期待できないが、小金程度は稼ぐことができる。買った値段より株価が上がり、売却益が出た時は何とも嬉しい気分になる。平日の株価のウォッチは楽しみのひとつである。

最近、米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本の大手5社の商社株を買い増しているというニュースが流れており、5社の株価が急騰している。その情報を頼りに、今は商社株に注目し、多少なりとも売買益を得ている。どこまで上がるか不透明であるが、ニュースに注意を払いながら、商社株を買い増そうと考えている。楽天やソフトバンク、郵貯、日産自動車等は数年前に比べると大幅に株価を下げているので、こういった不良株は損切りしてまで、商社株等の優良株に投資したほうがよさそうである。企業による較差が大きくなっている印象を持つ。

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確定申告に行ってきました

2023年02月03日 05時47分46秒 | マネー

2月2日に確定申告のため、自転車で税務署に行ってきたが、いつも不思議に思うのは、自分の区の税務署が別の区にあることである。医療費控除申請だけなので、毎年1月中に申告しているが、電話で問い合わせると2月1日からと言われ、やむなく2月になった。現地で訊いたら、どうも1月中も受け付けていたみたいである。

税務署は、8時半からオープンとのことで、ほぼその時間に行ったが、番号札をくれただけで、受付開始は、9時10分からと言われ、放り出された。番号札は10番であったが、そこで待っているのも癪なので、近くのホテルに移動し、ロビーのソファで音楽を聴きながら時間をつぶした。開場しても受付開始が遅れるなら、前もって案内すべきであるが、電話では全く案内がなかった。さすがお役所といった印象であった。

毎年、医療費データは、領収書をきちんと保管し、一覧表にして整理している。交通費のみ領収書がないが、医療費として計上が認められているのは助かる。昔は、領収書も提出していたが、ここ数年前から、提出不要となり、不正も可能になっている。但し、保管が義務付けられていて、事後チェックが入ることがあると言われているが、費用対効果を考えたら、一般市民の少額のレシートの事後監査が実行されるとは思えない気もする。真面目に正しい医療費申請をしているが、不正をしている人もいるのではないかと疑う。

パソコンへの入力は係員の助けを借りながら、自分自身で行うが、いちいちデータを入力していくので、時間がかかる。マイナンバーカードの入力もやらされるが、わかっているのだから、紐づけして、データを活用すべきである、前回のデータからの修正でという形で作業ができればもっと簡単になると思うが、いちいち入れていくので、時間を食うこと甚だしい。ふるさと納税についても、市町村名、県名等個別にすべてのデータを打ち込む必要があり、時間ばかり食うことになり、非効率な処理をやっている感じである。

今回は、医療費がほぼ前年並みであったので、還付金も8万を超えたが、年金生活者にとっては、ありがたいお年玉で、二人で4万円ずつ山分けすることにした。家を出て戻るまで3時間弱であったので、本日の仕事は、時給3万円という美味しいものであった。医療費をそれだけ使っているのだから、当然と言えば当然だが、手続きをしないともらえないので、面倒でも、医療費控除申請はやらなきゃ損といえる。
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今年の株取引は惨敗

2022年12月26日 19時00分19秒 | マネー

 

退職金をベースにここ10数年株取引を行い、デイトレーダーの真似事をやってきたが、今年は、株式市場は低迷もいいところで、1年を通して、配当金を含めても約25万円しかプラスを出すことができなかった。昨年は約200万円のプラスであったので、雲泥の差である。定期預金の金利も低いままで、寝かすのももったいないので、1000万円近くを株式投資に回しているが、今年は惨憺たる結果であった。

株式売買の収入は、売買益と配当金から成るが、今年は、大幅に下落した株の一部の損切りを行ったこともあって、年間の売買による収益は3万円ちょっとにとどまった。保有株の多くは、下がったままなので、売買もできず、損切りしか手立てがない。売買で利益を得た銘柄は、日立、オリンパスがほとんどで、その他はほぼ全滅であった。配当金の方は、昨年も今年も約22万円もあったので、ありがたい話でそこそこといえる。定期預金に預けていても、数百円程度しか利息がつかないのが現実なので、まだましともいえる。

しかし、保有株の現在の価格と購入時の価格との差は、全体の株価がずうっと下落し続けているので、全体で相変らずマイナス300万円もあり、まだまだ保有し続け、株価が上がるのを待つか損切りするしかないところである。素人はなかなか損切りに踏み切れず、下落した株を持ち続けるという悪循環に陥る。今年大損したのは、コロナワクチンの開発に失敗した「アンジェス」や不振にあえぐ「いきなりステーキ」の「ペッパー」はじめ「楽天」「日産」「クラレ」「JAL」等で多くの株は購入価格を大幅に下回る株価となっている。

日本の金融政策にも問題があると思うが、日本の企業の多くは株価で見るかぎり、どこも沈んだままである。ここ3年の日経平均株価は、下落し続けており、(2020年平均-27444円  2021年-28792円)、今年は、26000円台に留まっているので、諦めの心境である。世界情勢を見ても、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー・食料危機、コロナ感染拡大問題、中国問題等マイナスの材料ばかりである。期待したサービス業の復活も遠のいた感もあり、株価の低迷は当分続くと思われるが、他に資金を増やす手立てが全くないのも現実である。

 

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理想的パートタイム環境

2022年06月08日 14時58分25秒 | マネー

 

自分は38年間の刑期を無事終え、60歳をもって仕事から卒業し自由人として現在に至っているが、妻は、未だにパートタイマーとして働いている。同じ仕事を18年にわたって続けており、一家の稼ぎ頭になっている。長く続けられる要因は、理想的な就業環境にあるからとも言える。まず職住近接で、通勤時間は約4分。週3日、1日4時間程度の勤務なので、自分の自由時間もとることができ日常生活への負担は比較的少ない。英語も活用できる仕事なので、若干手当もあり英語のスキル維持にも役立つ。今は代わってしまったが、十何年にもわたって、いい上司に恵まれた。2008年にカナダのビクトリアで5カ月間ロングステイした時も、パートの立場でありながら、退社ではなく、長期休暇扱いをしてくれたので、大変感謝している。その上司は、我々がカナダ滞在中、休暇で1週間ほど遊びに来て、我が家に滞在した。従って、長期休暇後も、条件が下がることなくすぐに仕事に復帰することができた。

何歳まで働くことになるかGod knowsだが、働ける環境があること自体恵まれているといえる。自分が今パートタイムの仕事を探そうとしたら、清掃関係か警護関係か介護関係の仕事しかないような気もする。今はもう働く気はないが、英語を生かす仕事でもあれば、考えるかも知れない。ただ、一度自由人としての生活の甘い汁を吸ってしまったので、もう戻れないであろう。今は、お金を稼ぐ時ではなく、お金を使う時であるとの認識に立っている。自分の場合、何とか健康寿命の年は超えることができたが、80歳の高い壁を超えるのは至難の業であるとも感じている。

 

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年金受給75歳までの繰り下げは大きな落とし穴

2022年04月01日 06時56分42秒 | マネー

 

4月1日より、年金繰り下げの上限年齢が70歳から75歳に引き上げられ、受給開始時期を60歳から75歳の間で自由に選べるようになった。基準を65歳として、繰り下げた月数によって、1月あたり0.7%増額されるという。75歳だと10年(120ヵ月)繰り下げることになるので、実際の年金額は84%アップするという。具体例でいうと、年金額180万円の人が、65歳から75歳まで受給を遅らせた場合、84%アップになるので、75歳からの年金額が331.2万円になるという試算である。

これは、積み立ての年金額が厳しいこともあり、年金額を上積みするので、働ける人は75歳まで働いてほしいという政府側の希望であるが、この施策は大きな落とし穴がある。上積み額に目がくらみ、75歳まで繰り下げたらとんでもない目にあう可能性がある。日本人の平均寿命は、男性81.64歳、女性87.74歳(2020年データ)であり、人生90年時代などという言葉も飛び交っているが、日本人の健康寿命は、男性72.68歳、女性75.38歳(2019年データ)にすぎない。 健康寿命とは、健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間のことを言うので、我々が参考とすべき数字は、平均寿命ではなく、健康寿命である。

男性の場合、健康寿命は、72.68歳であるから、75歳から年金をもらうということは、すでに日常生活が健康上の問題で維持できない状態になっていることを意味する。多額の年金をもらっても、旅行に行ったり、趣味の活動も行なったり、要するに自由人として好きなことをやるには年を取りすぎているのである。年金は医療費に消えていくだけである。

自分の場合は、60歳から年金をもらい始め、すでに15年近くもらい続けて、運よく自由人として充実した活動ができているが、健康寿命の年齢も超えてしまったので、いつ何時日常生活が制限されることになるかも知れない。振り返るならば、60歳でも遅すぎた感があり、理想的には、55歳位でリタイアして自由気ままな生活に入ることが望ましい気がする。75歳まで働き続けるなんて問題外である。仕事が自分のやりたいことで、自由人としての趣味等好きな活動が文句なくできている人ならいいが、そんな人はほとんどいないのではないか。

自分の経験では、仕事の制約から解放され、まだ元気で好きなことがやれるのは、60歳から70歳位までではないかと思う。そんな人生で一番楽しい時期を無駄にして、働き続けるなんて信じられない。自分の場合、60歳でカナダの大学へ留学し、海外旅行も、60歳までは59ヵ国にとどまっていたが、60歳以降に、新たに43ヵ国(29回の海外旅行)も訪問することができ、合計102ヵ国もの海外旅行を楽しんできた。時間的余裕があるので、おかげさまで、旅行の他にもHPの作成やブログの更新、ユーチューブの作成や趣味の卓球やテニスと忙しい日々を送っており、正直言って仕事をする暇がないのである。自分史もほぼ完成し、終活も順調である。60歳以降も働いていたら、自由人として好きなこともできなかったはずであり、60歳から受給して大正解であった。

政府は、年金増額をちらつかせて、75歳受給を推し進めるかも知れないが、その誘いに乗ったら、とんでもない大きな落とし穴に落ちる可能性が大である。もらう頃には、恍惚の人になっているか、日常生活が制限さているか、すでに亡くなっているかの可能性が大である。お金は使うものであり、いくら貯めても、死を迎える時は、あの世に持っていけないのである。仏教でも、お金や財産、地位、名誉、健康、家族はじめこの世で得たものはすべて「相対の幸福」に過ぎない。この世に生を受けた時から、大海原に放り出されたようなもので、大波小波に翻弄されるとつらいので、近くに浮かぶ丸太や板切れにすがらずにはいられなくなる。せっかくしがみついても、浮いているので、不安定でいつ放り出されるかわからない。そんな大海で溺れながら、「どう生きるか」「泳ぎ方だけを覚える」では「絶対の幸福」は得られないとブッダは説く。そんな大海にも「大悲の願船」があり、それに乗れば弥陀の浄土に行けるという。仕事ばかりに時間を費やすのではなく、60歳以降は、「なぜ生きる」かを探求し、後生の一大事の解決に時間を割くのもいいのではないかと思う。

 

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確定申告に行ってきました

2020年01月29日 13時32分54秒 | マネー

毎年医療費控除の確定申告をやっているが、今年は、ふるさと納税に初めて挑戦したので、医療費とふるさと納税両方の申告となる。先週末に、ふるさと納税の返礼品の内、帆立と辛子明太子が届いて、ふるさと納税を実感したが、確定申告はどうやってやるのか初めての経験なので、不安なまま、1月29日、税務署に出かけた。

本来の確定申告は、2月17日からであるが、医療費控除申請だけであれば、それ以前でも受付可能ということで、混雑を避けるために毎年1月中にやっている。朝8時40分頃には行ったが、思った以上に混んでいた。パソコンへの入力は係員にやってもらうので、楽であるが、毎年やっているのに、そのデータは蓄積されておらず、住所をはじめ、データ入力はすべて一からやり直しとなっている。前回のデータからの修正であれば、入力も早く終わるのに、いちいち入れ直しているので、時間を食うこと甚だしい。マイナンバーの入力もあるのだから、それに結びつけてデータを維持することなど簡単なはずなのに、なぜ無駄な作業を繰り返しているのであろうか?お役所仕事の典型で、改善が急務であると感じた。

ふるさと納税についても、個別にすべてのデータを打ち込む必要があり、時間ばかり食っていた。日本中でふるさと納税をやっているので、パソコン上、やっている市町村を探すだけでも時間がかかる非生産的な処理をやっている感じがした。寄附した分、地元の区や都の税金が減額されると勝手に思っているが、実際、どういう仕組みで減額されるかは、入力担当の係員もよく知らないとのことで、不明のままである。返礼品をもらうが、ふるさと納税の仕組みや納税額がどんな感じになるのか誰か詳しく教えてほしいものである。

今回は、医療費が前年度に比べると大幅に減っているので、戻ってくるお金は前年ほどではないが、それでも年金生活者にとってはありがたい話である。むしろ、医療費が減っていることに感謝すべきであろう。それでも、今回の還元額は、予想よりだいぶ多く、8万円近くあったので、ちょっとしたお年玉として、二人で山分けすることにした。ありがたい話である。
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