浪漫飛行への誘(いざな)い

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ちょっと得した気分

2017年09月29日 08時02分46秒 | 日常

 

額は小さいが、期待していなかったお金が入るという出来事が続いて起こった。 今年初めにネットショッピングで5,145円のスポーツシューズを購入し、代金を支払ったが、物は届かず、詐欺にあってしまった。ショッピングサイトではものすごい数の商品が綺麗な写真とともに詳細な説明がなされており、インチキとは全くわからなかった。一応、最寄りの警察署に被害届を出したものの、授業料と思ってほぼ諦めていた。被害者の数も多かったようなので、1,000円も戻ればいいなと思っていたが、なんと全額が回収されたのである。約8ヶ月かかったが、諦めずに被害届を出しておいてよかった。

もう一つの出来事は、9月初めに地元の卓球クラブの練習中に、ラケットを台にぶつけて右手指を強打し、打撲してしまった。痛みがあったので、整形外科クリニックで見てもらったが、骨折はなく打撲だけで安心した。クラブではスポーツ保険に入っていたので、保険の請求を行い、1,000円の支払いを受けることになった。治療費は、薬代を含めて2,280円であったので、半分近く出るならまあいいかと思っていたが、申請後、保険会社から電話が入り、会社のOB保険にも加入しているので、なんとダブってさらに2,400円が支給されるとの案内があったのである。思ってもみなかった保険金の給付で、実費より給付金の方が多かったという結果となった。たった1,000円の話なので、申請も面倒とも思ったが、やってみるものである。

これらはともに、ささいな金額であるが、ちょっと得した気分を味わうことができた。諦めずに面倒くさがらずにやってみるものである。

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ついに日本人初の9秒台

2017年09月10日 15時02分17秒 | スポーツ
9月9日についにその時が来た。新聞の号外が出たとのことで、建国記念日についに北朝鮮がミサイル発射かと思いきや予想していなかった嬉しいニュースが飛び込んできた。日本中がここ数年注目してきた出来事だけに号外ニュースも頷ける。

ご存知の通り、男子100mで桐生祥秀選手がついに日本人として初めて10秒の壁を破り、9秒98のいう日本新記録を樹立したのである。ここ最近日本人選手のレベルが上がってきていたので、もうすぐかと思ってはいたが、9月9日という縁起のいい日に9.9秒台が出たとはその日にちは皆絶対忘れないことであろう。

今までの日本記録は、1998年12月13日にタイのバンコクで行われたアジア大会で伊東浩司選手が出した10秒00であったので、19年ぶりのことである。幸運にも10秒00を樹立した時は、仕事でその場にいたので、その興奮ぶりが蘇ってくる。電光掲示板に一旦は、9秒99が表示されたが、後で10秒00に訂正された。今回も、一旦9秒99が表示されたので、一瞬19年前のことがよぎったが、9秒98に訂正されたとのことで、関係者はほっとしたものと推察される。

桐生選手は先のロンドンでの世界選手権では100mに出場できないという屈辱を味わったが、その悔しさがまさに今回の9秒台に繋がっいるものと思われる。リオ・オリンピックの卓球で補欠に甘んじた平野美宇選手がその悔しさをバネにその後、アジア選手権で中国のトップ3のすべてに勝利し、金メダルを獲得したことも記憶に新しい。やはり負けることも大事であると確信するし、自分自身の慰めともなる。

100mのレースでは、風による影響が大変大きいので、今回追い風1.8mというのは大変ラッキーであったとも言える。2.0mまでは公認されるが、2.1mだと追い風参考記録になってしまう。また、向い風では記録の更新はむずかしいので、風という運との戦いともいえる。

世界記録は、先に引退したウサイン・ボルト選手の9秒58なので、まだまだ世界とのレベルの差はあるが、先の世界選手権での4x100mリレーの銅メダル獲得といい、間違いなく世界との差が縮まりつつあるのは嬉しい限りである。

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「きょういく」と「きょうよう」

2017年09月10日 13時47分42秒 | 人生
9月9日に先にも書いた区主催のシルバー成年式に行ってきました。1000人入れる会場は、ほぼ席が埋まっていたので、相当数の対象者が出席したものと思われる。この成年式は25年も前から毎年行われているとのことで、今年の対象者は約5500人もいたようである。我々はまさに団塊の世代の走りだが、その数が、今年の20才の成人式の対象者約2600人の2倍以上もいることにも驚かされる。さすが団塊の世代健在といったところであろうか?

第1部の記念式典で区長はじめ何人かの来賓の挨拶があったが、印象に残ったことは、シルバー世代の我々に必要なことは、「きょういく」と「きょうよう」であるという言葉であった。必要なのは「教育」と「教養」ではなく、「今日行く」と「今日用」であるとのこと。即ち、定年後元気に過ごすには、「今日行く所がある」「今日用がある」ということが必要とのことであるが、つい納得してしまった。主婦は定年なんていうものがないため、この言葉とは無縁かも。。。女性は皆元気であるのもうなずける。

同じ年代の人が一堂に会すというのは大変面白い光景である。人間ウォッチングとしては最高の場である。20才の成人式もまさに同じ年代の集合であるが、皆まだ若いのでほとんど変わらない。しかし、シルバー成年式は全く様相が異なる。出席者をウォッチングすると、見た目は同じ年代とは思えない印象。老けて見える人、若く見える人、禿げた人、髪の真っ白な人、ポッチャリ体型の人。。。70年という長い年月の経過を神妙に感じてしまった。  

女性の方が多かったと思うが、皆、きちんと着飾っていて、概して若々しい印象であった。それに比べると男性陣は、概して年より老けて見えたが、恐らく自分もそのような印象を与えているのかと思うとぞっとした。女性の方が、「今日行く」と「今日用」をしっかり持ち合わせている証拠だと感じた。

この言葉は、年寄り向けによく引用される言葉であることが後で判明した。多湖輝さんの『100歳になっても脳を元気に動かす習慣術』という著書に書いてあり、2013年7月14日朝日新聞の「天声人語」でも紹介されたとのことである。若い時にどんなにいい教育を受けようと、どんな高邁な教養を身につけていようが、「小島よしお」ではないが、「そんなの関係ねぇ!」とは嬉しい限りの話である。これからも肝に銘じようと思う。

第2部として、二人の落語家による寄席があり、久々に生で落語を聞く機会を得た。また、式後には、イベント会場で、特売やシルバー世代向けの様々なイベントがあったが、特売で焼売と海苔を100円で購入して、早々と帰宅することにした。一人で出かけたので、他の人と話をするような機会もなかったが、何人か卓球を通じて知っている連中を見かけた。人が多すぎるため、話をする時間もなかったが、はじめて同じ年令であることを確認した次第である。

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