ここ30年以上、100円ショップの健康スリッパを愛用している。健康スリッパというのは、表面にイボイボが付いているもので、歩きながら足裏マッサージをやっているような感覚である。健康スリッパ使用のきっかけは、30数年前、ある朝突如左足全体がしびれるという症状が発生し、カイロ、鍼、マッサージ等により徐々にしびれが取れていったが、かかと部分にしびれというか違和感が残ってしまったからである。病院では、当時、椎間板ヘルニアと診断されたが、原因は不明で、いまだにそのしびれ感は続いている。部屋で健康スリッパを履いていると、イボイボが足裏を刺激し、違和感が緩和される気がする。足つぼ効果から、血行促進、疲労回復、むくみ改善も期待している。
当時は、100円ショップに、いろいろな健康スリッパが売られていたので、気分を変えていろいろなものを利用していたが、ここ数年、健康スリッパが店頭から消えてしまった。100円なので長持ちするほど頑丈なものではないので、数ヶ月で新しいものに取り換えていたが、ついに在庫もなくなってきた。比較的最近までキャンドゥに置いてあったが、それもなくなり、どの100円ショップからも消えた感じである。
同じようなものが300円程度で売られているショップもあるが、丈夫に造られているからかソール部分が厚くて履き心地があまりいいとは言えない。やむを得ず、その手のスリッパを購入し、現在も履いているが、いまいちしっくりこない感がある、ソールが厚くない昔タイプの健康スリッパは一体どこに消えてしまったのであろうか?円安で安く仕入れることができなくなったのであろうか?何か問題があって製造中止にでもなったのであろうか?100円でなくてもいいから復活してほしいものである。まだどこかで売っているという情報ああれば教えてもらいたいところである。
家の近くにイオンがあるので、日常の買物でイオンを利用する機会も多い。以前より、そんなイオンの株を保有し、株主優待制度を利用しているが、コロナ禍以降、優待サービスの質が下がりつつある。イオン及びマイバスケットでの購入金額の3%(多くの株を持っている人は株数に応じて4~7%)が後にキャッシュバックされる優待は継続されているが、イオンラウンジの利用サービスが低下している。昔は、家族にも家族カードが発行され、家族でも一人で3名まで連れてラウンジを利用できたが、現在は、本人と同伴者は1名のみ。昔は、予約も不要で、飲み物もお代わり自由、スナック菓子付でラウンジには新聞や雑誌もあり、利用日、利用時間も無制限であったが、今や、原則予約制、飲み物は一つのみ、スナック菓子も新聞雑誌サービスも廃止、利用時間は決められた時間の中で最長30分とされ、月に5回までしか利用できない。利用者が増えていろいろ問題が発生したため、制限的サービスになったようである。
イオンにはよく出かけるので、サービスを効果的に利用できるよう今期から妻の名義でも株を保有することにした。先日、新しい株主宛に株主優待カードをまもなく送付する旨と優待サービスを紹介したリーフレットが送られてきた。リーフレット上にキャッシュバックのことは書いてあるが、イオンラウンジのことは全く触れられていないので本社の株主担当部署に問い合わせてみたら、失念して載せていないことがわかった。この制度は従来からあるので、不思議な話であるが、サービスの担当部署が異なっており、きちんと案内されていないようであった。これでは、新規の株主は、ラウンジが利用できることを全く知らないことになるので、改善されるべきであろう。大企業でもこんなことが起こっているのかとちょっと唖然とした。株主優待カードが2枚となったので、これからは、一人5回、それに同伴者一人が可能なので、延べ月に20回利用可能となる計算である。夫婦で同時に利用する場合、友人も二人同伴できることになるので、使い勝手がぐっと向上するものと思われる。買物の都合で予定の時間がずれると数分しか滞在できないことになるので、その場では飲料は飲まず持ち帰りとすることが多い。自分の場合は、孫用にとリンゴジュースのパックをもらうことが多い。皆、長々とラウンジに居座ることなどないので、利用時間の限定は改善したほうがいいと思われる。使い勝手が悪いからか、平日だといつ行ってもがらがら状態であるので、もっといろいろ工夫して、株主へのサービス向上に努めてもらいたいところである。
8日のテレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」のゲストコメンテーターとして女優の檀ふみさんが出演していて、久しぶりにその姿を拝見したが、昔とあまり変わっていない様子で安心した。調べて見たら、現在69歳とのこと。近年、テレビドラマや映画にも出演されていたようで、エッセイストや司会者の肩書もあるので、いろいろ活躍されていたと思うが、テレビでお目にかかる機会はほとんどなく、久しぶりであった。
なぜ彼女の動静が気になるかというと、今から35年も前のことであるが、フランクフルトに駐在中、1988年3月に日本テレビのロケで約1週間フランクフルトに滞在され、ご一緒したことがあるからである。平岩弓枝原作の「春の砂漠」のテレビドラマ化で、1988年4月から13回にわたって放映されたものである。ロケには、名取裕子さん、国生さゆりさんもいっしょで、食事も何回かご一緒させてもらった。国生さゆりさんは「おニャン子クラブ」のメンバーで当時若者にすごく人気があったので、特別に、日本人学校の子供も向けにサイン会もやらせてもらった。檀ふみさんも名取裕子さんも血液型はA型で、食事の際に、血液談義で盛り上がったことをよく覚えている。ロケ終了後、打ち上げパーティをカウンター前のプラザスペースで行ったが、ロケ隊の了解を得て、その場にフランクフルト在勤の日本企業のトップを十数人呼び、大人気を博した。もし、日本で芸能人を呼んでパーティでもやろうとしたら、莫大なお金がかかるが、その時は、あくまで打ち上げとしたので、快く社内関係者や日本企業トップの同席も許してもらった。
檀さんは、テレビで見かける印象通りで、芸能人といってもお高くとまっている感じは全くなく、親しみやすく、大変好感の持てる素晴らしい女性であった。A型からか、人への気遣いが素晴らしく、時に、自分のことをほっといても、周りの人のお世話をしてしまうと本人が言っていたのをよく覚えている。ロケも終わり、帰国された後、彼女からお礼の手紙をいただき、大変恐縮したものである。あれから早いもので、35年も経つというから時の流れを感じる。名取さんは、テレビでよく見かけるが、檀さんは久し振りだったので、元気そうな姿を拝見し、安心するとともに、一気に当時のロケ場面がフラッシュバックした。
「春の砂漠」TVドラマ: https://www.youtube.com/watch?v=An0qIKYGEN4
- イオンのアプリからの事前予約制になり、スマホ操作自体簡単ではなく、予約義務付け自体、年寄りには優しくない。それに本人しか予約できない。
- オープンの時間も制限が設けられ、30分単位で、間に15分のクローズを挟むというスタイルになった。15分は、片付け、清掃にあてるということで、全員締め出されることになる。即ち、ラウンジ滞在時間は、最長30分で、オープン時間の途中で入った場合は、滞在時間が短縮される。予約していない場合、空席があればその場で予約することも可能とのことであるが、事前予約者が優先されるので、土日のその場での利用は難しそうである。ちなみに、27日は1000-1030に予約したが、利用者は我々以外には5人程度で、半分以上は空席であった。
- 今までは、家族に発行されていたファミリーカードでも利用できたが、今後は、株主本人の優待カードしか使えなくなった。それに、同伴者は1人のみに限定(従来は2人同伴可能であった)され、しかも、3歳以上に限定されるので、小さな子供は連れて入れない。
- お茶菓子サービスは廃止され、飲み物だけとなった。コーヒー、紅茶、ルイボスティ、野菜ジュース、トマトジュース等の飲み物に限定され、一人1点のみしか飲用できない。従来は、自由に好きな飲み物を飲めた。
- 新聞・雑誌等のサービスは廃止された。
- 利用回数は、月間5回までに限定された。要するに、月5回、1回30分に限定されることになる。