浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

地元のラージボール卓球大会で第3位を獲得

2019年03月27日 21時43分07秒 | スポーツ

3月24日、区のラージボール卓球大会に参加した。地元のクラブから9名が参加したが、内7名は初級の部である。クラブでは、普段、硬式の卓球をやっているが、年に1回だけ、ラージボール大会があるので、その直前のみ、ラージボールの練習を行い、大会にも参加している。ラケットもボールも違うので、同じ卓球でも大分勝手が違う。ラージ用のラケットは表ソフトラバーなので、普段変則ラバー(粒高)を使っている自分にとっては、自分の卓球スタイルが生かせないので、若干ハンディを背負う。

ラージボール卓球は、我がクラブの顧問をやっているN氏が年寄りでも気軽に卓球が楽しめるようにと考案したものだが、ラバーは回転がかけにくい表ソフトラバー、ボールも直径44㎜(通常の卓球は40㎜)と大きく、ネットの高さも通常より2㎝高く、強く打ってもスピードが出ない。そのため、ラリー戦が続くことになり、ラケットも思いっきり振る必要があるので、年寄り向けといえども、実際は、普通の卓球よりかえって疲れるのである。

今まで、何回か参加したことがあるが、今年は、60才以上のシングルスの部で幸運にも第3位を獲得することができた。硬式のゲームではレベル的には自分より上の人に勝っての第3位なので、満足している。賞品はボール3個。ラージボール卓球の練習はこの時期しかやっておらず、ある意味ではおつきあいの大会参加なので、予想以上の結果であったといえる。


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新元号で使ってはいけない漢字「安」

2019年03月26日 07時45分55秒 | ニュース

4月1日に新元号が発表されるということで、テレビ等でも、新元号の予測や有力候補など新元号がらみの話題が急に多くなった。過去使われた漢字の回数とか元号の全リストとか3月31日までは話題につきないが、新元号で使ってはいけない漢字が3文字ある。それは、「安」「倍」「晋」である。

まさか、絶対にないとは思うが、テレビやネットでの話題で、一番人気が「安」の漢字となっているのが大変気になった。ヴィンテージワイン専門店「年号ワイン.com」が1月に「新元号予想ランキング」を発表したが、ユーザー投票の結果は下記の通りであった。

1位: 安久(60通)
2位: 安永(46通)
3位: 安始(32通)
4位: 栄安(31通)
5位: 安明(25通)
6位: 永安(21通)
7位: 永和(20通)
8位: 永明(19通)
9位: 安成(17通)
10位: 和平(15通)
10位: 安栄(15通 )

なんと、圧倒的人気が「安」の字が入った元号であったことに愕然とした。MTSHの頭文字は絶対に使えないとかいろいろ制約があるようだが、「安」の漢字だけは絶対に使ってはいけない。なぜなら、首相の名前の一文字だからである。ここ数年、モリカケがらみで首相への忖度が大問題になっているが、もし「安」の字が使われたら、歴史上最悪の選択となる。もし採用されたら、実際には、忖度とは関係なく決定されたのかも知れないが、忖度を疑われること間違いなしである。

過去の元号で一番多く使われた漢字は、「永」が29回でトップであるが、「安」も17回(10位)使われている。理由はなんとでも付けられるが、「安」の漢字だけは絶対避けてほしい。今の安倍一強体制を見ているとやりかねないのが怖い。まずないと思うが、もし、「安」の漢字が採用されたら、日本も終わりである。良識ある選択を切に願うのみである。でも、皆、自分の名前の文字が選ばれないか密かに願っているかも???
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豪華客船の漂流で思い出すタイタニック

2019年03月25日 19時43分14秒 | ニュース

ノルウェー沖を航行していたバイキング・スカイという豪華客船がエンジン故障を起こして、航行不能になって、乗客が救出されるというニュースが飛び込んできた。天候も不良であったが、4つのエンジンがすべて停止して、航行不能に陥り、漂流状態になったという。テレビでは、机や椅子が移動したり、天井の一部が崩れたり、足元まで浸水し、不安な表情で救命胴衣を着用して救助を待つ乗客の様子などショッキングな映像が流れた。

乗客・乗員は1300人以上だが、死者はなく、けが人が数十人出ている程度でよかったと思う。ニュースを見ていて、すぐ思い出したのが、タイタニック号の遭難である。人数もほぼ同程度であるが、1912年4月15日の沈没の悲劇から、もう107年も経っている。生きた心地がしない乗客の恐怖は想像を絶するものであるが、今でもこのような事故があり得るのかとゾッとする思いであった。

タイタニックの悲劇がよぎり、2017年5月の北アイルランドにある英国のベルファストへの旅行を思い出した。ベルファストは、事故を起こしたタイタニック号が造船された港であり、造船跡地にタイタニック・ベルファストという大きな博物館が建てられている。タイタニック関連のすべてが詰まっており、体験できたりもする。数時間かけても見る価値のある博物館であった。タイタニックの悲劇は1997年に映画化され、主題歌とともに話題になったのも記憶に新しい。こんな悲劇は二度と起きてほしくないが、そんな悪夢もまたありうるのかと思わせるような今回のトラブルであった。

写真は、タイタニック号

映画YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=tWNgjjxFh4c
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やっぱり土曜は寅さん!

2019年03月24日 06時22分24秒 | TV番組

2019年、山田洋次監督の映画「男はつらいよ」誕生から50年を迎えるということで、毎週土曜の夜に、BSテレ東で、49の全作品が順次放映されている。昨年10月6日に第1作(1969年8月)が放映され、昨日3月23日は23作目の作品「男はつらいよ翔んでる寅次郎」(1979年8月)でマドンナは桃井かおりであった。

毎週土曜日に寅さんの映画が見られるのは楽しみの一つになっているが、見るたびに、青春がプレイバックするとともに、俳優陣が皆若いので感慨深いものがある。寅さんはじめ、すでに亡くなっている俳優も少なくなく、いつも時代の流れを感じる。どのシリーズを見ても、素敵なマドンナが出演して、ストーリーの展開も大体想像がつくが、決して飽きることなく、毎回楽しく2時間ちょっと楽しむことができるのだから不思議である。それこそ、「男はつらいよ」の魅力を証明している。

今から30年以上も前だが、ドイツのフランクフルトに駐在していた時、在ドイツの日本人向けに、日本の映画上映会を行っていた。年に2回は行っていたと思うが、毎回、日本から2本の作品を送ってもらい、地元の映画館を借りて上映していた。上映作品の一つは、多くは「男はつらいよ」シリーズで、もう一つは。ドラえもん等のアニメ作品であった。「男はつらいよ」は、日本を離れてドイツに長く住んでいる人にも駐在で来ている人にも人気があった。まさに日本を感じることができる映画で、ドイツ生活が長い人にとっては感慨深いものがあったようである。ドラえもん等のアニメは、子供達には大人気であったが、大人でも結構楽しめたものである。映画会の開催にあたって、仕事の一環としていつも挨拶を行っていたので、街で声をかけられることもあった。

今、23作目が終わったばかりで、まだ半分以上の作品をこれから毎週見ることができるので、楽しみである。また、50周年のイベントもいろいろ行われているようで、12月27日には、シリ-ズ50作目となる「男はつらいよ50おかえり、寅さん」(仮題)という記念作品が公開されるようである。22年振りの新しい作品とのことで、楽しみがまた一つ増えそうである。

写真は、第1作のポスター

新作品紹介YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=XfszR0d7zME



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煩悩具足の凡夫(煩悩のかたまりの人間)

2019年03月23日 19時40分32秒 | 宗教

前回に次いで親鸞聖人にまつわる仏教教室を覗いてみた。今回は歴史の教科書にも出てきた「歎異抄」の一節の解説である。「歎異抄」とは、鎌倉後期に唯円という親鸞の弟子によって書かれた仏教書である。1~10条までは、親鸞の言葉を記し(口述筆記)、11~18条は、親鸞亡き後の異説の誤りを正している。親鸞の異説を嘆いた書という意味で、「歎異抄」と名付けられたとのことである。「歎異抄」は非常に誤解されやすい書物なので、「カミソリ聖教」ともいわれた。カミソリは、大人が使えば重宝でも、幼児が使えば、危険な道具になるように、親鸞の教えをよく知らない者が読めば、誤読の危険性が大きいとのことで、8代目にあたる蓮如上人は室町時代、この本を封印し、江戸時代は世の中に出回っていなかったが、500年後の明治時代の末になって、やっと封印が解かれ、今になって広く知られるようになったとのことである。

今回の仏教教室では、歎異抄にある「煩悩具足の凡夫・火宅無常の世界は、万のこと皆もってそらごと・たわごと・真実あること無きに、ただ念仏のみぞまことにて在します。」という言葉を引用して、煩悩についていろいろ解説してくれた。「火宅のような不安な世界に住む、煩悩にまみれた人間の総ては、そらごと、たわごとであり、まことは一つもない。ただ弥陀の本願念仏のみがまことなのだ」という意味で、親鸞聖人の教えは、要するに人間は煩悩のかたまりであり、その煩悩は 減らすことも、なくすこともできないという前提に立つ。

煩悩とは、「自分を苦しめる心」でウィキペディアでは「身心を乱し悩ませ智慧を「妨げる心の働き(汚れ)」説明されていた。全部で108個あり、その内、次の三毒の煩悩が最も悪いものとされる。

① 貪欲(とんよく)
② 瞋恚(しんに)(怒り)
③ 愚痴(ぐち)

貪欲には、五欲といって、①食欲 ②財欲 ③色欲 ④名誉欲 ⑤睡眠欲 の五つの欲があって、無くそうと思っても無くせないし、きりがないし、次から次へと増えるのである。瞋恚とは、怒りの心で赤色の鬼に例えられる。欲が妨げられると怒りがこみ上げる。愚痴とは、妬み、嫉み、恨みのことで、人の不幸を喜ぶようなことである。ある毒舌家は、「幸福とは、他人の不幸をみてよろこぶ快感」とも言っている。親鸞は、「悪性さらにやめがたし、こころは蛇蠍のごとくなり」(悪い本性はなかなか変わらないのであり、それはあたかも蛇やさそりのようである。)とも言っている。

まさに、煩悩は、我々を悩まし、止めたくても止められないものである。親鸞は9歳から20年間、比叡山にこもって、修行を行ったが、どうしても煩悩をなくすことはできず、諦めて下山したのである。除夜の鐘は、煩悩が108個あるため、108回鳴らして煩悩を一つ一つ消し去り、安らかな気持ちで正月を迎えようとする儀式であるが、煩悩をなくすなんてそれは所詮不可能というのが親鸞の結論であり、彼の仏教は、それを前提としているのである。出家して修行を積んだ人だけが救われるというのは仏教の目指すところではないと確信しての布教活動であったのである。

「歎異抄」の一節に、「煩悩具足の凡夫・火宅無常の世界は、万のこと皆もってそらごと・たわごと・真実あること無きに、ただ念仏のみぞまことにて在します。」という言葉がある。まさに、誰もが「煩悩具足の凡夫(煩悩のかたまりである人間)」であることを前提に、幸福を求める。「煩悩即菩提」といって、悟り(菩提)とそれを妨げる迷い(煩悩)とは、ともに人間の本性の働きであり、煩悩はやがて悟りの縁となることである。

我々の生活に仏教用語がいっぱい入りこんでいるが、その意味を知らないことが多いのに愕然とする。講師の話を聞いていて、なるほどということばかりである。チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われないように、少し仏教教室にも通ってみようかと思っている。また、「歎異抄をひらく」というアニメーション映画が5月24日に封切りになるとの情報を得た。勉強にもなるが、面白そうなので、是非とも見に行きたいと思っている。


画像は、アニメ映画「歎異抄をひらく」
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イチロー選手が引退を発表

2019年03月22日 08時35分59秒 | ニュース

ついにその時が来たかという思いであるが、昨日、日本での開幕試合後に、イチロー選手の引退が発表された。イチロー選手が打ち立てた日米での数々の金字塔は言うまでもないが、どういう終わり方をするかについては気にはなっていた。結果的には、日本のファンのためだと推測するが、日本での開幕試合で最後のプレイを披露させ、最後の引退試合を演出したマリナーズの粋な計らいに感動した。アメリカで最後を迎えるより、はるかに素晴らしい演出であったと思うが、それだけ素晴らしい選手であったことを証明するものでもある。

イチロー選手の試合は、2008年にシアトルで一度だけ生で観戦する機会があった。カナダのビクトリア留学中に、2泊でシアトルまで出かけたもので、目の前で、イチロー選手のプレイを見ることができた。あれからもう11年も経っており、イチロー選手も球団が何回か代わったが、最終的に古巣のマリナーズに戻って最後を迎えることができたのはよかったし、最高の終わり方であったと思う。

ストイックで、自ら人望がないとも言い切るイチロー選手は大好きであったが、これからどうするのか気になる。 引退に合わせ、まず、国民栄誉賞の話が出てくるのではないかと思うが、その時どうするのであろうか?前回は選手だからということで辞退しているが、今はどうであろうか?国民栄誉賞には十分すぎるほど資格があるが、人気低迷の安倍首相に政治利用されるのではないかと心配する。美学を貫いてほしい気もするが。。。

とにかく、長い間、お疲れ様でした。今後どのような形で、野球に関わっていくのか興味があるが、しばらくは、ゆっくり休んでほしいものである。


写真は、シアトルのスタディアム(2008年)
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No Music No Life 音楽のない人生なんて。。。

2019年03月20日 22時59分42秒 | 音楽

海外旅行100か国越えを達成しているので、まさに“No Journey No Life”(旅のない人生なんて。。。)との思いも強いが、最近は、No Music No Life音楽のない人生なんて。。。という思いも強い。

大学の受験勉強をやっていた頃から、ラジオを聴きながら勉強するという「ながら族」の習慣が身についてしまい、今でも、パソコンをやりながらテレビを見たり、聴いたりすることは日常茶飯事である。パソコンで音楽を聴くことも多いので、その場合は、テレビの音声と同時視聴となる。バックグラウンドミュージックで別の音楽がかかっていても全く気にならない。妻は同時視聴が一切できないので、リビング等では一点主義に協力している。

最近は、特に音楽を聴く機会が増えている。テレビでもBS放送を中心に、懐かしのメロディを聴かせてくれる番組が増えている。懐かしの音楽を聴くと一気に青春がプレイバックし、心が落ち着く。また、テレビだけでなく、最近は、コンサート等の生歌を聴く機会も多い。同窓会コンサートや懐かしの歌謡コンサートみたいなものばかりであるが、やはり知っている曲を生で聴くと病みつきになる。年に2~3回は生のコンサートに出かけている。今年は、もう2回も行っているので、回数が増えるかもしれない。無料か安いチケットばかりなので、金銭的負担は少ない。

自分のホームページに「音楽シリーズ」のページを作っていて、そこから音楽を聴くことが多い。空港シリーズの楽曲が1100曲、北海道シリーズの楽曲が400曲、中国語による日本の歌謡曲シリーズが200曲、世界の都市シリーズ(国際線)が500曲、国内空港・都市シリーズ(国内線)が500曲を始め、テレサ・テン特集、懐かしの歌謡曲・オールディーズ特集、デュエット曲特集、グループサウンズ特集等、自分のリストから直接音楽が聴けるようにしている。

特に、My Favorite Songsとして、約150曲をリストし、YouTubeで連続して聴くことができるようにしている。自動連続再生機能を利用しているので、何の操作もしなくても、7時間以上もお気に入りの音楽が流れ続けるのである。バックグラウンドミュージックとして、好きな曲を聴きながら、パソコンの操作を行うことも多い。便利な時代になったものである。今の自分にとっては、まさに ”No Music No Life”(音楽のない人生なんて。。。)である。

ホームページの音楽シリーズ:  http://romanflight.web.fc2.com/ ⇒ 音楽シリーズ
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クライストチャーチの悲劇

2019年03月16日 09時59分33秒 | ニュース

ニュージーランドのクライストチャーチから70人以上もの死傷者を出した痛ましいモスク銃撃乱射事件のニュースが突如舞い込んできた。クライストチャーチといえば、2011年2月に185人もの死者を出した大地震があったところだが、ニュージーランド南島の観光の拠点であるため、多数の観光客が訪れていると思われる。

自分自身、2007年12月にクライストチャーチに観光で3泊滞在したが、市の中心部にあった大聖堂も今や、大地震で倒壊し、当時の雄姿を見ることはできない。日系のゲストハウスに宿泊し、市内観光やアーサーズ・パス国立公園まで足を延ばした。印象的には、落ち着いて綺麗な街であったが、大地震後の今はどうなっているのか心配になる。

今回の銃撃事件が発生したモスクには行ったことはないが、街の中心部からもさほど遠くないロケーションにあるため、観光客が巻き込まれる恐れもあり、他人事ではない。街の様子がテレビで出てくると複雑な気持ちになる。

100か国も海外旅行していると、旅行したことがある都市や街や観光スポットが旅番組で紹介されたりすると懐かしい思いになるが、今回のように事件が発生したりするとゾッとすることもある。事件に巻き込まれたことはないが、トルコのイスタンブールで2013年6月に大規模な反政府暴動事件に遭遇した経験がある。何も知らずにたまたま暴動の中心の広場にのほほんと行ってしまったが、巻き込まれなくてよかったと言える。海外旅行は、どこに行っても、常に治安の危険やテロ事件に巻き込まれる可能性があるので、肝に銘じて用心深い行動を取るべきであろう。

写真は、今は亡きクライストチャーチ大聖堂
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全音楽界による音楽会3.11チャリティコンサート

2019年03月11日 09時30分58秒 | 音楽

東日本大震災の悪夢から11日で8年になったが、今も約3100人がプレハブ仮設住宅で過ごし、約5万2千人が避難生活を続けているという。原発はじめ、まだまだ、後遺症が続いているが、当時、この未曽有の大震災の現状を見た大友直人(指揮者)、コシノジュンコ、三枝成彰、林真理子、湯川れい子さんなど様々な音楽ジャンルのメンバーが発起人となり、毎年チャリティコンサートを開催し、義援金を集め被害者への支援活動を続けている。

震災直後の4月20日にサントリーホールでチャリティコンサートを開催したのが始まりで、今年で7回目となる。入場料は無料であるが、一人1万円以上の義援金を寄付する仕組みとなっており、アーティストも皆、趣旨に賛同してボランティアでの出演である。コンサートのことは何となく知っていたが、今年初めて知り合いに声をかけていただき、9日にサントリーホールで行われたコンサートに行ってきました。

総合司会は、露木茂、永井美奈子さんで、全音楽祭というだけあって、クラシック、ポップス、演歌というジャンルを超えた有名な音楽家が集まって、3時間以上にわたって、熱演が繰り広げられた。指揮者は、大友直人、渡辺俊幸さんの二人が交代で務め、クラシックからは、一流ミュージシャンによる楽器演奏(バイオリン、チェロ、ピアノ、アコーディオン等)、オペラ、声楽、合唱団等、ポップス・演歌からは、大黒摩季、坂本冬美、氷川きよし、小林幸子さん等が出演した。オーケストラは、チャリティコンサート有志オーケストラとなっており、混成部隊となっているようである。演奏曲目も多かったので、さぞかし練習が大変であったものと容易に想像される。オーケストラの演奏をバックに聴く演歌もなかなか乙なもので、滅多に聴けるものではないので、会場も大変盛り上がっていた。

男性合唱団のメンバーの一人が知り合いであったので、今回の観覧が実現したものだが、合唱団のリーダーは、三枝成彰さんで、メンバーには、ケント・ギルバートさんもいた。また、二つの女性合唱団も出演したが、一つは、コシノジュンコさん、もう一つは、湯川れい子さんがリーダーを務めていた。公演中、休憩もないほど熱演が続いていたが、今回の義援金は、約1650万円だったとの発表も最後に行われた。あれからもう8年が経ってしまったが、早い復興を願うばかりである。
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1円ホテルの凄さ

2019年03月10日 12時36分15秒 | イベント

シニアバースデイプランを利用して、横浜元町・中華街にある全国チェーンを展開するホテルに1円で宿泊してきた。70才以上ならば、誕生日当日のみ1円で宿泊できるという嬉しいプランで、昨年に続いて2回目の利用である。今回のホテルは1泊朝食付であったので、嬉しさ倍増であった。

ホテルは中華街エリアの入り口にあり、ロケーションもいいが、ホテル自体も新しく綺麗な印象であった。部屋もさほど広くはないが、内装もすべて新しいホテルのような印象であった。ベッドはセミダブルベッドで、TV、冷蔵庫、電気ポット等は当然ながら、電子レンジ、空気清浄機、ヘアドライヤー、便座が温かいシャワートイレも付いており、もちろんWiFiも無料であった。部屋の装備としてはほぼ完ぺきであった。

チェックイン時には、ミネラルウォーターのボトルサービスがあり、スタッフのサービスも申し分なかった。朝食については、和食、洋食のビュッフェ形式で、生野菜サラダから始まって、ハム、ソーセージ、魚、卵料理等総菜が10種類近くあり、ヨーグルトや杏仁豆腐のデザートまであった。パンも美味しく、和食ではご飯と味噌汁、納豆、海苔等の定番はすべて揃っていた。飲み物も、コーヒー、紅茶はもちろん、コーラ、ジュース、カルピス、野菜ジュース等数種類のフリードリンクがサービスされていた。

ビュッフェ形式としては、かなりメニューが充実している印象を持った。これだけボリュームある朝食を食べさせてもらって、1円とは申し訳ない気持ちでいっぱいであった。このチェーンホテルには、正規料金(正規といってもリーズナブルだが)で札幌や那覇等で何回か泊まったことがあるが、どこも好印象を持っている。朝食が付いていないところが大半だが、全国で100か所位あるので、利用価値は十分あると思う。来年の誕生日にもまた、どこかのホテルを利用したいと思っている。
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