浪漫飛行への誘(いざな)い

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トロイの木馬に感染?~エイプリル・フール?

2024年04月02日 20時30分03秒 | パソコン

 

4月1日はエイプリル・フールであったが、今年は世間を騒がすような大嘘が何かあったのであろうか?個人的には、エイプリル・フールではないが、1日夜、パソコンで「大谷翔平がJAL入社式に映像でサプライズ登場」というネットのニュースが流れていて、「節目といえば、JALも今年、国際線70周年ですね。お互いこれからも新しい世界に向かって飛び続けて、どんな時も前向きに明るく元気な未来を目指して頑張りましょう」と紹介し、2600人の新入社員に力強いメッセージを送っていた。ニュースを読みながら、どんなビデオメッセージを送ったのかに興味があって、映像が見られそうなアイコンをクリックしたところ、突然、「あなたのパソコンはトロイの木馬に感染しました」と女性の大きな声が鳴り響き、警告メッセージや今すぐ電話をかけてくださいという趣旨が画面に表示された。

マウスのカーソルが全く動かず、画面を消すことができなかったので、止むを得ず、パソコンの電源を切ったが、再度電源を入れたら、またもや女性の大きな声での警告画面が現れた。電源を切っても消せないので、本当に感染したのか、偽警告なのかわからず、あせりまくり、あわてて、スマホで警告画面と音声だけは記録に残した。その画面を消せなければ、パソコンを再使用することができないので、途方にくれたが、一か八かでCtrl + Delete キーの同時押下でサインアウトを試みたら、ラッキーにもサインアウトでき、その悪魔の画面は消失した。電源をオフにしても駄目だったので、もう無理かなと諦めかけていたが、幸運にも脱出できた。

あとで調べたら、このトロイの木馬への感染警告メッセージは、数年前から猛威を振るっている偽警告サイトであることがわかった。警告メッセージの声が異常に大きく、ドキッとして、慌てふためくばかりで、どうしていいかわからないので、電話をかけてしまう人もいるのではないかと感じた。電源を切っても消せないのは極めて悪質である。今回、サインアウトが成功したが、本来のとるべきアクションはどうなのであろうか?1日夜であったので、エイプリル・フールも頭をよぎった。寝る前の恐怖の出来事だったので、解決した後も、睡眠導入剤を飲んでベッドに入った。

ところで、パソコンのウィールス感染で、どうして「トロイの木馬」という言葉が使われているのか気になり調べて見たら、こう解説されていた。

「トロイの木馬」とは、有益なソフトウエアのふりをして、コンピュータに侵入し、安全上の脅威となるソフトウエアのことである。ギリシャとトロイの戦争において、ギリシャ勢の攻撃が手詰まりになってきたとき、ギリシャ神話の英雄で知将とされるオデュッセウスが木馬を作って人を潜ませ、それを城内に運び込ませて陥落させたというギリシャ神話に由来する。 この時に使われた木馬を「トロイの木馬」という。この神話で語られるように、コンピュータにおけるトロイの木馬も、ユーザーによってコンピュータに引き入れられるという特徴がある。潜伏し、ユーザーに実行されることによって、初めて攻撃を開始することがほとんどであるという。実際に、トロイの木馬がコンピュータに与える被害としては、プログラムやデータの追加・消去やファイルの外部流出、他のコンピュータへの攻撃、アンチウイルスソフトの無効化、パスワードの奪取などで恐ろしいが、今回のような偽の「トロイの木馬」があることも初めて知った。

「トロイの木馬」については、2009年2月のトルコ旅行の際、トロイに立ち寄り、復元されたトロイの木馬を見学したことがある。大変大きな木馬であったが、それがまさにコンピュータウィルスの名前に使われているのは驚きである。そのウィルスの内容が神話そっくりだったから命名されたと思うが、実際に感染したらどうしたらいいのであろうか?とにかく、今年の4月1日は、縁起が悪かったようである。

 

     トロイの木馬(2009年撮影)

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プリンタが壊れる

2023年03月11日 09時31分49秒 | パソコン

2016年から約7年にわたって使っていたブラザーのプリンタが使えなくなった。今までも紙詰まり等が発生していたが、取り除きの作業をしていたところ、プリンタのある部品がはずれてしまった。破損している様子はないが、どこに設置されていたのかわからないので、現状復帰ができない。電話でコールセンターに訊いても、埒があかないので、新しいプリンタを買うことにした。両面印刷やら年賀状印刷やらで酷使していたので、やむを得ないところである。プリンタは、カラーコピーもできるし、大変便利に活用し、欠かせないものであった。

壊れたのは、DCP-J562という安いスタンダード機種で、当時6850円でネットで購入したもので、後継機種を訊いたら、DCP-J526で、昨年11月に発売されたばかりという。値段も量販店でも15000円近くすることがわかったが、新しい機種なので、まだ互換のインクがマーケットに出回っていないことも判明した。プリンタは、本体が安くても、純正インク代が高く、維持経費がばかにならないのを知っているので、今までも廉価な互換インクを利用していたが、何の問題もなかった。今の機種では、純正品の4色セットが4345円に対し、互換インクは、1500円程度なので、約3分の1の値段である。

新製品の純正インクは、4色セット4880円位らしいが、互換インクがない限り、コストパフォーマンスが大変悪く、使用は控えたほうがよさそうと判断し、新機種は諦め、ネットでJ562の同じ機種の中古品を探すことにした。ネットで調べていたら、ヤフオクに何点が出品されていることがわかり、早速、入札したところ、無事、4531円(送料込)でゲットすることができた。出品者は、個人ではなく、パソコンの中古品を扱っている業者であった。予想以上に安く買えたので、中古品といっても、ほぼ新品に近い印象で、満足している。部品は付属していなかったが、今までのものが使えたので、特に問題はなかった。同じ機種であれば、今までの互換インクも使えるし、在庫も抱えていたので、捨てずに済みそうである。中古品などないと思っていたので、ラッキーであった。あと何年使えるかわからないが、当面は対処できそうである。

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ウィンドウズ95から25年

2020年07月17日 10時10分28秒 | パソコン

1995年8月(日本語版は11月)にウィンドウズ95が世に出てから、早いもので25年が来ようとしている。それまでコンピュータなるものとは無縁であったが、日本語版が出てすぐに初めてパソコンなるものを買った。当時は、大体的に宣伝もしていたので、その頃にパソコンを始めた人も多いのではないかと思う。会社でもパソコンが普及しはじめ、業務で使ったり、講習会なども開催されていた。それまでは、ワープロ全盛で、文書もすべてワープロで作っていたので、切り換えもなかなか大変であった。

最初に買ったのは、富士通の95で、続いて外国製のME、デルのVISTA、HPの7で、今は、NECの10である。その間、ノートパソコンも併用したので、今は東芝の7を使っている。日進月歩でどんどん新しいOSが登場してくるので、素人にとっては、ついていくのが大変であった。ネットも有線から無線に変わり、時代の流れを感じるが、今や、高性能のスマホの登場で、パソコンを持たないスマホ派の若者も多くなっているようである。

パソコンに関しては、幸運にも我々の年代がバンドワゴンに何とか乗れた最後の世代となっているようである。我々より上の年代の人は、こんなに便利なパソコンをやらない人が多いので、可哀そうともいえる。若者にはとてもかなわないが、自分でホームページを作ったり、YouTubeに写真や動画をアップしたり、デジタル自分史を作ったりしているので、頑張っているほうだと思う。それにしても、パソコンで飛躍的に便利な世の中になったので、乗り遅れなくてよかったと感じる毎日である。正直こんな時代が来るとは想像もしていなかった。

今年でパソコン歴25年となるが、時代の流れを痛切に感じる。昔のフィルム写真も懐かしいし、電話も世界中に無料で、しかも映像付きで繋がるし、買物もパソコン操作一つでできるし、便利な世の中になったものである。便利には使っているものの、パソコンの本質は十分理解していないので、トラブルでも発生しようものなら、にわかにパニックになる。最近はネット(無線LAN)が繋がらなくなることもよくあり、ルーターの電源をオフ、オンして何とか解決している。ソフトバンク光を利用しているが、何が原因かは全く不明であり、どこに訊いたらいいのかもわからない。デジタル化が進んでいるのに、相変わらずアナログ時代の対応でしのいでいるのもおかしな話である。
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Windows7のサポート終了 

2020年01月18日 10時06分00秒 | パソコン

 

2020年1月14日をもって、Windows7のサポートが終了した。日本国内だけでも、まだ1400万台のWindows7搭載のPCが稼働しているというから、その影響は少なくない。2009年に発売されたというから、10年以上に渡って第一線で活躍してきたといえる。自分のノートブックもWindows7だが、3年前に、10にアップグレードしている。すぐに使えなくなるわけではないが、7の方が使いやすかった感もある。サポートがなくなるとセキュリティ関係に不安が残る。


デスクトップも何年か前に7から10に変えたが、Movie Makerという写真や動画編集ソフトが使えなくなってひどく困った嫌な思い出がある。Movie Makerは7に標準装備され、便利に使っていたので、利用者を無視したメーカーの勝手な仕様変更に憤慨したものである。マイクロソフトの担当者からは諦めて別のソフトを購入するよう通告されたが、何と、7から10にプログラムやデータを移行した時に、奇跡的にMovie Makerのソフトが移行されたのである。移行されることなど担当者も知らなかったようである。おかげで現在も10でMovie Makerを活用させてもらっている。使いやすい便利なソフトなので、今でもYouTube作成に大活躍している。


スマホが急速に発展し、今の若者は、パソコン派よりスマホ派の方が多いような話も聞くが、自分の場合は、スマホでネットを見ることはあまりなく、ほとんどがパソコンを利用している。最近の困りごとは、ネットが繋がらないことが頻発していることである。ソフトバンク光の無線LANを利用しているが、関係するところがたくさんあって、どこが原因か皆目わからない。NTT東日本なのかソフトバンクなのかルーターなのか端末のNECなのか。。。困ったもので、ルーターのコンセントを抜き差ししたり、パソコンを再起動したり、アナログ対応するだけで回復をじっと待つしかないのである。最近は、ネットが繋がらなくなると何もできずに全くお手上げになることを実感している。株のオンライン取引をやっているが、ネットが繋がらなくなると動きが取れず、大損する恐れもあるので、常に警戒している。パソコンには詳しくないので、常に不安を抱えているが、2015年発売の10は、あと何年サポートが継続されるのであろうか?

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ついにパソコン廃棄

2019年11月04日 14時36分06秒 | パソコン

 

2年前にNEC製の新しいパソコン(液晶一体型)を購入したが、当初、初期トラブルがあったため、旧パソコン(HP製)は廃棄せず、そのまま保有していた。完全に壊れたわけではなく、騙しだまし、ムービーメーカーの一部修正作成に使用していた。というのも、新パソコンにデータを移行した時、ムービーメーカーの写真データがうまく移行されなかったため、一部修正するには、旧パソコンを使わざるを得なかったのである。ところが、最近は、パソコンの立ち上げも十数回やらないとうまくいかなくなったり、途中でパソコンがフリーズしたりしていたので、潮時と考え、処分することにした。

 

ネットで調べていたら、無料でパソコンを引き取るという会社がいろいろ紹介されているのを見つけ、その一つに処分を依頼することにした。送料も廃棄処分代も無料というので、決心がついた。データの消去も無料でやってくれるとあったが、心配なので、ワード・エクセルや写真データやメールアドレス等は可能な限りデータを消去した。サイトによると廃棄処分するのではなく、再生利用するらしい。

 

パソコンのデータ移行はトラブルの元なので、なんとか煩わされずできないかと思う。莫大なデータがパソコン内に保有されているので、経験してみるとその大変さがよくわかる。市販のデータ移行ソフトも使ったが、ムービーメーカーの写真と音楽のデータがうまく移行されなかったのは残念であった。皆どう対処しているのであろうか?素人でも簡単にデータ移行ができるようになってほしいものである。机の上に、2台置いてやっていたので、机上がだいぶすっきりしてきた。終活も順調に進んでいる。

 

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パソコンのサービスセンターの対応に不信感

2018年02月14日 20時34分57秒 | パソコン
昨年、10月に新しくNECのデスクトップパソコンを購入したが、データ移行の作業に関連し、NECの121コンタクトセンター及びマイクロソフトのアンサーデスクに電話で何度も問い合わせすることになった。ともにフリーダイヤルなので、電話代を心配しないで済んだが、その対応や情報提供にはかなり不満を残した。

まず、NECでは、動画ファイルのDVDへの書き込み作業中にパソコンがフリーズし、ウィンドウズが起動できなくなってしまった。DVDへの書き込みには時間がかかるため、離席していたが、戻ったら、パソコンがフリーズしていたのである。 すぐに、NECのコンタクトセンターに相談したところ、スタートアップを修復するメニューを紹介され、そのいくつかを試したが、どれもうまく行かず、最終的な回答は以下であった。

「初期化するしか復旧の方法はない。初期化してもうまく行かない場合は、ハードの故障と考えられるので、パソコンを送り返してもらえれば無料で修理する。」ということであった。初期化ということは、折角旧パソコンから移行したデ-タがすべてパーになるということを意味するので、しばらく初期化の作業を躊躇していた。その間は、壊れかかっていた旧パソコン(HP)をだましだまし使っていたが、すぐに処分しなかったことはラッキーであった。

何とか初期化しないでパソコンを復旧できないかとネット上にあったいろいろな方法をアトランダムに試していたが、ある日突然、パソコンが起動し始めた。どの作業が功を奏したのか不明であるが、事実として、パソコンが動き出したのである。NECから死の宣告を受けていたので、まさに、葬式の最中に、棺桶の中から起き上がったようなものである。アドバイスに従い、慌てて初期化なんかしなくてよかったとの思いである。

NECに復旧した旨、電話したところ、スタートアップ復旧には、いくつかの方法があるが、NECでは、その内、二つの方法しかサポートできないので、その方法で駄目なら、初期化しかないとの案内になったようである。しかし、現実には、どの方法が効いたのかわからないが、復旧することもあるということである。 そうであれば、初期化するしかないとの冷たい回答ではなく、自己責任でいろいろやってみてはどうかとの親切なアドバイスをしてほしかったものである。復旧してからは、パソコンの電源をオフにするのが怖く、スリープ状態にして使っている。データのバックアップをしっかり取ってから電源オフをやってみようと考えている。

次に、マイクロソフトのアンサーデスクからの情報についても疑問符が残るものが二つあった。第一は、microsoftアカウントなるもの。旧パソコンは7年位前のもので、当時microsoftアカウントなる概念がなかったと思うが、新しいパソコンを購入した時、ウィンドウズ10の初期設定にそのアクントが必要であった。どうも当初のメールアドレスが、microsoftアカウントとみなされ、初期設定にあたって、そのメールアドレスに本人確認のメッセージを送ると案内された。

ところが、当初のメールアドレスはすでに変更しているので、本人確認のメールを受け取ることができず、設定業務ができなくなった。他に携帯でも本人確認ができるとあったので、携帯による本人確認をしようとしたら、今度は、別のところから本人確認が来たから一か月間、当初のmicrosoftアカウントを凍結するとの通知があった。一か月何もできないなんてとんでもない話なので、やむを得ず、新しいアカウントを作ることにより対処した。マイクロソフトは、セキュリティにこだわりすぎていて、ウィンドウズの初期設定もできないという致命的問題があるように思われるが、アンサーデスクからもそれに対する明確な説明は未だに得ていない。

第二は、ムービーメーカーという大変すぐれた写真や動画の編集ソフトのことである。ウィンドウズ7では、このソフトが内蔵されていて、重宝して使っていたが、10では削除されてしまったのである。ソフトの単独販売もされていないので、今まで便利に使っていた者にとっては、悲劇そのものとなった。アンサーデスクからは、ムービーメーカーはもう使えないので、他のソフトを探してほしいという冷たい回答があった。ネット上でいろいろ探したら、有料のものから無料のものまでいろいろあり、何を選んでいいか全くわからないので、しばらくの間、死にかけた旧パソコンのムービーメーカーを使って対処していた。

ほとんど諦めていたが、ひょんなことでパソコンの画面上にムービーメーカーの表示を見つけ、まさかと思ったが、そのアイコンをたどっていったら、何と機能していたのである。従来と全く同じように、ム-ビーメーカーが使えたのである。マイクロソフトの説明は一体何だったのであろうか?旧パソコンは、ウィンドウズ7を10にアップグレードして使っていたので、ムービーメーカーのソフトも利用できたが、新パソコンは最初から10なので、ムービーメーカーは使えないという説明に納得していた。新パソコン購入時、市販の引越しソフトを使って、データとプログラムの移行を試みたが、あまりうまく行かず、後から手作業でやり直したりしていたが、もしかするとその引越しソフトが功を奏し、旧パソコンのムービーメーカーのプログラムが新パソコンにも首尾よく移行されたのかも知れない。とにかく、マイクロソフトは絶対使えないと言い張ったが、事実としては使えているのである。諦めて新しいソフトに飛びつかなくてよかったといえるが、マイクロソフトへの不信感はぬぐえない。

上記のことから言えることは、パソコンの専門家でもあまりわかっていないこともあるし、その説明を頭から信じ込まないほうがいいということである。自分の場合、結果オーライであったが、逆もありうるので、注意を要する。新しパソコンを買って、4か月になるが、古いパソコンも壊れそうでも何とか使うことができるので、すぐに処分せず、今後も併用して使って行こうと思っている。
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パソコンの買い替えに当たっての雑感

2017年11月11日 22時18分08秒 | パソコン

 

7年前に買ったHPのデスクトップパソコンがウィンドウズ10へのアップグレード後、調子がよくなかったが、ここにきて1日に何度もフリーズして電源のオフ・オンを繰り返すことが頻発し、いつ壊れてもおかしくない状況になってきたので、ついに新しいパソコンを買う決意を固めた。

HPのパソコンは23インチワイド画面で当時としてはとても性能がよく、テレビチューナー・ウェブカメラ・ブルーレイ再生マルチドライブ付き、タッチパネルOK,ハードディスクも1.5テラバイトで、ワード・エクセルのオフィスもグラフィック処理もでき、値段も17万円程度であった。特に気に入っていたのは、音声がよく、音楽も綺麗に聴けていたので、できればもっと長く使っていたかったが、なにせウィンドウズ10へのアップグレード後のフリーズトラブルが心配なのでやむを得ないところであった。

HP製品がよかったので、その後継製品がないかと探しはじめたが、なんとHPにはその後継となるようなスペックの製品がないことがわかった。似たようなものはあるが、機能ダウンが激しく諦めざるを得ない状況であった。係員の話によると、7年前のスペックは最高潮で、どんどん品質が下がっているとのこと。7年前としてはとてもいい買い物をしたともいえる。今となっては一体型は国内メーカーの方がすぐれているとのことで、やむを得ずNECのパソコンを買うことにした。

NECにした理由は、ヤマハのスピーカーが付いて音が綺麗だということやマルチドライブ・ウェブカメラ・オフィスが付いていたことによるが、ハードディスクが3テラバイト、CPUはi5で約14万円であったのでまあまあであった。とにかくこの7年間でパソコンのスペックレベルはむしろ下がっている感じで、値段も安くなっていないことに驚いた。これはスマホの普及が影響しているのではないかと直感した。今どきはパソコンの代わりにスマホを利用する若者が増えていて、パソコンの需要が減っているような印象を受けた。

新しいパソコンが届いたが、最大の問題は古いパソコンからのデータやアプリケーションの引越作業である。ワード・エクセルのデータ、画像・動画、ホームページのデータ、筆まめの住所録、メール・メールアドレスの引越、いろいろなソフト・アプリケーションの引越と考えるだけでもぞっとするような作業が伴うのである。よほどパソコンに強くないとまず無理な作業といえる。7年前は自分一人でやったが、今回は一人でやる自信もなく、ひとまず引越移行ソフト(約5000円)なるものを買って試してみた。

まず、移行ソフトはデータだけでなくソフトやアプリケーションも移行できるとあったので、期待していたが、あっさり裏切られた。一番がっかりしたのは、ホームペ-ジのデータ移行がきちんと行われなかったこと。最新のデータではなく、なんと2011年当時の古いデータ移行されていた。最新データがどこにあるのかよくわからなかったため、外付けのハードディスクに保存していたデータを自分自身で取り込む羽目になった。筆まめのソフトも移行されないし、メール関係もほぼ全滅であった。

ウィンドウズ10ではメールはOutlookで行われており、Windows Live Mail はサポートされていないため、Windows Live Mailで送受信した過去のデータは全く移行されなかった。やむなくマイクロソフトのアンサーデスクのスタッフの助けを得て、個別に一旦、ハードディスクに移行して、そこからさらに新しいパソコンに移行するというマニュアル作業を強いられた。今までは。Hotmail.co.jpというメールアドレスも利用していたが、ウィンドウズ10ではサポートされていないためか、全く使えず、Outlookで新しいメールアドレスを作る羽目になった。

移行ソフトはその移行作業時間が10時間近くかかった上、途中経過もわからず、エラーメッセージも出ない。それでいてちゃんと移行できていないので、使い物にならなかった。利用を考えている人は注意を要する。

パソコン購入後、1か月近く経つが、忙しさもあっていまだに移行は完了していない。筆まめの移行(アドレス帳も含め)、ムービーメーカー代替ソフトの入手等はまだ全くできていない。いつ壊れるかわからないが、古いパソコンも当分の間併用せざるを得ない状況となっている。

インターネットもマイクロソフト・エッジという新しいものがメインとなっているが、従来のインターネット・エクスプローラを使っていた者にとっては大変使いにくい。自分で作成しているホームページもエッジでは文字や画像の配置が乱れて使いものにならない。インターネット・エクスプローラでは綺麗にレイアウトされるので、従来通り、こちらをメインに利用している。新パソコンでは、インターネットを使おうとすると頻繁に空白のページという表示が出て、画面がフリーズする。ワイヤレスのルーター(ウィンドウズ8まで動作確認とある)が原因かも知れないが、しばらくすると復旧するので、いまだに原因不明である。

今回感じたのは、パソコンのメーカーはNECだが、中味はマイクロソフト、メールはグーグル、ルーターはバッファロー、セキュリティーソフトはノートン、プリンターはブラザー、その他のソフトメーカー等々関連する会社が多すぎて、トラブルがあってもどこが原因なのかどこが直してくれるのか皆目見当がつかないのである。各メーカーはユーザーを置き去りにして自分勝手にスペックを変更して自己満足しているような印象を受けた。我々素人ではお手上げ状態ともいえる。パソコンってこんなに難しいものだったのかと痛感している今日この頃である。

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ホームページ開設からちょうど12年

2016年11月02日 21時04分57秒 | パソコン

 

ホームページを開設してから、早いもので11月1日に12周年をむかえた。ホームページビルダーを使っての作成なので、技術レベルは初心者の域を出ないが、12年も経つと内容もそれなりに充実してきている。

ホームページはまさに自分史及び自分の趣味の世界の縮図となっており、音楽シリーズ、初物シリーズ、旅行シリーズ、語学シリーズ、航空切手シリーズ、品川シリーズ、卓球シリーズ、陸上競技シリーズ、自分史シリーズ、その他シリーズから構成されている。データの更新は時間のかかる作業となることも多く、仕事もしていないのに、まさに趣味の世界で忙しい毎日を送っている。

昨今、自分史の作成がブームになっているが、自分の場合は、書籍での作成ではなく、ホームページ上でデジタル自分史を作成している。自分史は、「自分史年表」「趣味による自分史」「我が家の十大ニュース」から構成されており、ほとんど完成しつつある。年表は、時期、出来事、年齢、出来事に関連した写真て作ったYouTube、関連する音楽(当時流行っていた曲も含む)等から構成されている。

ホームページにはプライベートマターとしてパスワードをかけている部分もあるが、もし興味があったら、是非覗いてみてください。

 浪漫飛行への誘い http://romanflight.web.fc2.com/

 

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驕るマイクロ久しからず

2016年07月30日 20時20分49秒 | パソコン
自分のパソコンは、デスクトップもノートもウィンドウズ7であったが、ある日マイクロ社から、Windows Live メール 2012 ユーザーを対象として、「2016 年 6 月末にアカウントのアップグレードが開始すると、それ以降 Windows Live メール 2012 では、Outlook.com アカウントのメールを送受信できなくなります。」  無償だから、それまでにウィンドウズ10にアップグレードせよとのメールが送りつけられた。

メールが使えなくなっては困ると思い、、ネットではいろいろ評判が悪そうであったが、やむを得ず、ウィンドウズ10へのアップグレードをデスクトップだけは行った。しかし、予想通り、実際にアップグレードするといろいろなトラブルが発生した。

特に、ウィンドウズ10は独自にセキュリティソフトが組み込まれており、今まで使っていたノートンのセキュリティソフトと衝突しているようで、そのためレスポンス動作が遅くなり、今は、10のセキュリテイソフトを無効にして使っている。他にも、ウェブを開こうとするとパソコンにエラーメッセージが出て、パソコンがスタックする現象も頻発している。

最近、ウィンドウズ10への無償アップグレードの締め切りが、日本時間で、7月30日未明であることを知り、ノートパソコンも10にアップグレードしようかと思い、マニュアルに従い、アップグレードの作業に取り掛かったが、10のソフトのダウンロードの途中で頓挫して先に進まない現象が繰り返し発生した。アップグレードには1時間位かかるとの話だったので、呑気に構えていたが、5時間以上も作業が進まない状態が続いたため、、マイクロ社のサポート窓口に電話を入れた。

ところが、本日が無償アップグレード最終日ということからか、電話は常に保留状態。1時間経っても2時間経っても「お待ちください」のテープ案内のみ。フリーダイヤルのため、金銭的ダメージはないので、そのまま放っておいたら、2時間20分位経って、やっと電話が繋がった。根比べじゃないが、マイクロ社のサービスもひどいが、こちらの根性もすごいと妙に感心した。

電話で話してみると、ダウンロード作業が進まないのはノートンのセキュリティソフトが邪魔している可能性が高いので、それをアンインストールして、再度トライしろとのアドバイスがあった。しかし、いろいろ訊いてみると、無理してウィンドウズ10にアップグレードしなくても、メールは従来通り使えるはずだし、メールが使えなくなるなんていう話は聞いたこともないという。それを聞いて、無理してアップグレードする必要はないと判断し、作業は中止することにした。

それじゃ、最初のメールは一体何だったのかという疑問が残る。ソフトウェア関係の仕事をしている子供に聞いてみたら、それはマイクロ社の脅しに違いないという。ウィンドウズ10を普及させたいために、脅迫まがいのメールを出しているのだという。ネットをみても、ウィンドウズ10への半ば強制的なアップグレードは評判が悪いという口コミがいっぱい書かれているが、マイクロ社はそのような会社であるという。

我々のようにパソコンにあまり強くない者にとっては、マイクロ社の脅しにおたおたしてしまう。これは、パソコンのOS競争でアップル社に勝利し、ほぼ独占状態を手にしたマイクロ社の奢りであり、横暴であると感じる。ここに来てOS競争では苦杯をなめたアップル社がスマートフォンを開発し、今や世界的に普及している。このスマートフォンの爆発的普及で、パソコンの売上が下降しているような話も聞く。これは、マイクロ社の焦りの現れであろうか? まさに「驕る平家久しからず」ではないが、「驕るマイクロ久しからず」という格言が頭をよぎった。
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