浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

夏の旅行計画~実家の墓じまい

2023年07月31日 05時36分47秒 | 旅行

8月5日に富山県にある妻の実家の墓じまいのため、何年かぶりに国内線の飛行機に乗る予定である。昨年国際線に乗る機会があったが、国内線搭乗は4年振りで、2019年2月の沖縄・久米島旅行以来である。飛行機には全然乗っていないが、ショッピングマイルでマイルが少したまっていたので、羽田⇒小松 片道2名分はマイレージ利用で、帰りは高岡から初めて北陸新幹線を利用する予定である。

田舎には誰も住んでいないので、代々のお墓の墓じまいを行い、東京に遺骨を移すことになり、現地にお坊さんを呼んで行う墓じまいの儀式に立ち会うためである。今から東京でお墓を買うことは非現実であるため、結果的には、我が家の目の前にあるお寺の永代供養納骨堂を購入し、そこに移すことになった。自分達の納骨堂と同じ場所になったので、いつでもお参りできることになりそうである。

実家もお墓もなくなり、田舎に行くチャンスはほとんどなくなることになるので、今回、小松空港からレンタカーを借りて、浄土真宗中興の祖である蓮如上人が普及活動を行っていた福井にある吉崎御坊跡を訪ねた後、金沢経由高岡までドライブし、そこで1泊を予定している。吉崎御坊は、映画「なぜ生きる」にも出てきた吉崎炎上で有名なところで、一度は訪れてみたいと思っていたスポットである。

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武田鉄矢の昭和は輝いていた【京都を彩った昭和歌謡曲】

2023年07月30日 05時25分52秒 | 音楽

7月28日、BSテレ東の「武田鉄矢の昭和は輝いていた」は、京都を彩った昭和歌謡曲特集をやっていた。人気シリーズ街を彩った昭和の歌謡曲、今回の舞台は、千年以上の歴史を誇る「古都・京都」。今年、文化庁が移転した京都には、悠久の歴史の中で育まれた文化が息づき、数多くの歌謡曲の舞台にもなっている。

京都を歌った曲をいろいろ紹介してくれていたが、個人的に、京都といえば、すぐに思い出すのは、デューク・エイセスの「女ひとり」で、「京都 大原 三千院、京都 栂尾 高山寺、京都 嵐山 大覚寺」という歌詞が好きで、口ずさみながら観光したことを覚えている。永六輔、いずみたくコンビによる「日本の歌シリーズ」は、素敵な曲が多いが、京都の「女ひとり」は秀逸の一曲である。

次に、好きな曲は、愛田健二の「京都の夜」である。大学の受験勉強をしていた頃、深夜放送のラジオでよく聴いた印象的な曲である。当時大好きだった曲は、この「京都の夜」と坂本スミ子の「たそがれの御堂筋」で、東京育ちの
自分にとって、京都や御堂筋は新鮮なイメージであった。あと、京都といえば、渚ゆう子の「京都慕情」と「京都の恋」でともに元はザ・ベンチャーズ作曲の軽やかで口ずさみたくなるようなメロディであった。また、チェリッシュの「なのにあなたは京都へゆくの」もお気に入りのご当地ソングである。

個人的に神社仏閣が好きなので、京都・奈良は大好きなあこがれの街である。奈良を歌った曲はあまりないが、京都は、和服と琴の音色の似合うイメージの歌謡曲が多く、京都の歌を聴いていると悠久の歴史を感じることができる。昔の昭和の歌謡曲を聴くだけで一気にその当時にタイムスリップするから不思議である。調べてみたら20年も京都に行っていないので、曲を聴きながら、久しぶりに行ってみたくなった。

「女ひとり」: https://youtu.be/we3rlwx0lUQ

「京都の夜」: https://youtu.be/GkaA8ux4q6k

「なのにあなたは京都へゆくの」: https://youtu.be/_rrFoqULRjI

「京都慕情」: https://youtu.be/zekvNWZlStM



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年寄りと中学生との卓球合同練習

2023年07月29日 05時53分20秒 | 卓球

7月28日、我が卓球クラブの練習会に地元の中学校の卓球部の部員が11名(男性9名、女性2名)参加し、合同練習という形で卓球を楽しんだ。我がクラブにその中学卓球部の顧問をやっている先生がおり、会場も学校の近くにあることから、夏休み中とのことで平日の合同練習が実現したもの。会場の文化センターのスポーツ室には卓球台は6台しかないが、我がクラブからも22名も参加し、全部で33名という大人数による練習会となった。外は猛暑でうだるようであったが、練習場には冷房もしっかり入っているので、熱中症の心配はあまりなく、ほぼ快適に汗を流すことができた。

我がクラブの平均年齢は、75歳位、中学生は1-2年が中心なので、年の差は、なんと60歳以上という驚きのギャップである。中学生は初心者が多く、技術レベルでは、年寄りの方が年の功で少し優っているが、しっかりと若いパワーをもらった。ツッツキの基本練習の後、我がクラブのメンバーと中学生がペアを組み、交代でダブルスの練習試合を行ったが、熱戦を繰り広げ、年寄りパワーを見せつけることになったので、彼らも勉強になったものと思われる。このような機会は滅多にないが、まさに老若男女入り混じって楽しいひと時を過ごすことができた。


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維新は昭和の改革政党?

2023年07月28日 08時41分38秒 | 政治

維新の会は、昨今、岸田政権には「期待できない」ことと野党の立憲民主の「体たらく」ぶりもあって支持を伸ばしているが、新時代を託せる改革政党にはなり得るか若干疑問符がつく。自分自身東京生まれの東京育ちなので、大阪については、関心が薄いというか眼中にないことが多い。大阪維新にとどまっている分には単なるローカルマターであるが、日本維新の会として全国レベルに進出してくると無視することはできなくなる。

今、大阪の話題でメディアを賑わしているのは、大阪・関西万博とIR(カジノ)プロジェクトであるが、ともに大阪維新が仕掛けたものである。ここにきて、その杜撰な運営から、万博もカジノも赤信号が灯っている。元経産官僚の古賀茂明氏は, 「ONE POINT日刊ゲンダイ」で「そもそも大阪の万博やカジノという発想が古い昭和そのもの」「知恵も国際感覚もない」と指摘する。

大阪府も大阪市も維新がトップで、挑戦をやめないということは大変いいことだが、間違った方向での改革となると話は別で、両プロジェクトについては誰もブレーキを掛けられなかったものと思われる。仕掛人の橋本、松井両氏は、ともに政治の世界から去っているので、吉村府知事、横山市長は、どう対応していくのであろうか?夢洲の地盤沈下は深刻だが、大阪維新の地盤沈下も必至かも知れない。お墨付きを与えた政府の責任も問われるべきであり、マイナカード問題とともに、岸田政権の致命傷になることも予想される。

【ONEPOINT日刊ゲンダイ】(7/22): https://youtu.be/xm0YdhFKvbY

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【世界の絶景】死ぬまでに行きたい世界遺産10選【ヨーロッパ編】

2023年07月27日 08時00分33秒 | 旅行

World Tourは、いろいろな世界の絶景をアップしているが、「死ぬまでに行きたい世界遺産10選(ヨーロッパ編)が目に留まり、行ったことがあるか調べて見た。ヨーロッパの世界遺産限定だが、10選の内、9か所に行ったことがあることがわかった。死ぬまでに、もう一か所だけ行けばいいということになる。取り上げられた世界遺産は下記の通りであった。

            ( )は、国名と訪問年
1 サグラダ・ファミリア(スペイン 1987/2012年) 
2 ケルン大聖堂(ドイツ 1986/1988年)
3 ストーンヘンジ(イギリス 1989年)
4 バチカン市国(バチカン 1979/2002年)
5 ヴェルサイユ宮殿(フランス 1974/2003年)
6 ローマ歴史地区(イタリア 1979/2000/2001/2002年)
7 メテオラ(ギリシャ 未)
8 プリトヴィツェ湖群国立公園(クロアチア 2007年)
9 ヴェネツィア(イタリア 1988年)
10 モンサンミッシェル(フランス 2007年) 

上記の内、メテオラ(ギリシャ)だけはまだ行ったことがないが、よく耳にする世界遺産なので、行ってみたいところである。取り上げられた10か所はどこも世界遺産に認定されているだけに見る価値があるスポットばかりだが、ベストテンとなると個人的趣味で大分異なるので、どこも甲乙つけがたい魅力がある。個人的に、ヨーロッパの世界遺産としては、118か所を訪れたことがあるが、上記以外にも魅力的なスポットは沢山あるので、ランク決めは極めて困難である。



世界遺産10選(ヨーロッパ編): https://youtu.be/BOIG_aRaHM4



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東品川公園は憩いの場

2023年07月26日 13時31分38秒 | 住まい

毎週水曜日に東品川公園内にあるテニスコートでテニスを楽しんでいる。この公園とは40年位前から縁があって、大変気に入っている。1982年頃、初めてのマイホームとなるマンションを探していたが、たまたまこの公園に隣接する場所に新築マンションが建設され、販売されるということを知った。当時大田区の洗足池近くの社宅に住んでいたが、通勤していた羽田地区と都心にもアクセスがよさそうな地域を中心に探していて、まさにこのあたりにポイントが絞られたものである。

6階南側の一部屋を事前に確保していたが、前に5階建てマンションがすでに建っていたので、日当たりと景観を考え、売り出し時、徹夜で並び、8階の部屋に鞍替えした。当時子供も小さかったので、マンションから歩道だけで公園に行ける上、公園前に小学校があったので、通学も徒歩1分であった。また、テニスコートが部屋のベランダから見られるということも大変気に入っていた。まさに隣接する憩いの場であった。

その後、ドイツに転勤となったため、実際にはトータル4年位しか住んでいなかったが、公園は十二分に利用させてもらった。90年代に入り、東京に戻った時に手狭になったので、今のマンションを新たに購入し、現在に至っている。公園には、今の住まいからも徒歩5分ちょっとなので、テニスだけでなく、孫の遊び場としても便利に利用している。

公園の中にテニスコートが2面あるが、今どき珍しくクレイコートである。高齢者団体として利用しているので、利用料もタダで、感謝しながらスポーツで汗を流している。26日は、猛暑の中、3時間半ほどテニスをやったが、コートにある温度計は42度をさしていた。メンバーは皆高齢者なので、特に真夏は、熱中症に注意しながら休み休みプレイする必要がありそうである。

また、公園は、交通公園として位置付けられているので、一般的な遊具の他に、蒸気機関車、灯台、横断歩道、子供用自転車の貸出(週末や夏冬休み)もある。桜をはじめ、緑も多く、近所の人達の憩いの場となっている。こんないい環境の中で、週一度とはいえ、無料でテニスをさせてもらえることに深く感謝している。



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死ぬまでに行きたいヨーロッパの絶景20選!

2023年07月25日 07時51分58秒 | 旅行

BEST TRAVEL が「死ぬまでに行きたい!世界の絶景(20選 X  4)」とは別に「死ぬまでに行きたいヨーロッパの絶景20選」という特集もやっていた。ヨーロッパ通を自称している者として、どれだけ見ているか気になり、調べてみた。

1 アマルフィ海岸(イタリア 未)
2 フィレンツェ歴史地区(イタリア 1988年3月)
3  チンクエ・テッレ(イタリア 未)
4 サグラダ・ファミリア(スペイン 1987年9月&2012年5月)
5  フリヒリアナ(スペイン 未)
6  モンサンミッシェル (フランス 2007年10月)
7  コルマール(フランス 1988年8月)
8  マッターホルン(スイス 1988年9月)
9  ベルニナ・エクスプレス(スイス 未)
10  ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ 1986年7月)
11 ローテンブルク(ドイツ 1979年5月他3回)
12  ストーンヘンジ(イギリス 1989年8月)
13 リスボン(ポルトガル 1986年1月)
14  サントリーニ島(ギリシャ 未)
15  ナヴァイオビーチ(ギリシャ 未)
16  メテオラ(ギリシャ 未)
17  ドゥブロヴニク(クロアチア 2010年9月)
18  プリトヴィッツェ湖群国立公園(クロアチア 2007年10月)
19  プラハ旧市街(チェコ 2006年7月)
20  チェスキークルムロフ(チェコ 2006年7月)

ヨーロッパ53か国の全てに足を踏み入れているが、絶景ポイントとなると話は別である。今回、20か所の内、行ったことがある絶景は13ヶ所で残り7か所はまだ行っていないこともわかった。これでは、残念ながらヨーロッパ通とは言えないところである。残された時間が少ないので、全てというわけには行かないが、あと1~2か所の絶景は見たいものである。

死ぬまでに行きたいヨーロッパの絶景20選! : https://youtu.be/_dQG7oMXoKE

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風雲急!必ずこける!?大阪万博~デモクラシータイムス

2023年07月24日 05時56分19秒 | イベント

ネットメディアのデモクラシータイムスは、7月23日にジャーナリストの西谷文和さんをゲストに迎えて、大阪・関西万博の深刻な問題点をわかりやすく解説してくれている。会場となる夢洲がどういうところか、写真や動画を交えて詳しく説明してくれているが、ゴミだらけの埋立地であり、地盤も悪く建物を建てるにしても大変なところで、アクセスも大問題で、汚染物や汚染水が大量に出るようなとんでもない土地であることがよくわかった。

そんな会場だから、特殊な工法が必要でパビリオンの建設もコストがかさみ、原材料高騰や人員不足もあり、建設計画がまとまらず、それがいまだに建築申請ゼロという要因であろう。2025年4月開幕ということを考えれば、ほぼ間に合わないことは確実のようである。残るは、延期か中止しかないと思われるが、延期しても実施した場合は、とんでもないことになると思われる。パビリオンの建設遅延も大問題であるが、それよりこんな汚染に満ちた埋立地で万博をやっていいのか、観客をどう運ぶのか、土地は安全なのか等、根本的な問題が山積みである。このユーチューブを見ると万博の問題点がよくわかるので、国民もしっかり実態を知っておく必要がある。

西谷氏によると、こんな問題だらけの万博を夢洲に誘致したのは、そこでカジノをやりたいという当時の大阪維新の橋本・松井両氏が、万博誘致とカジノ誘致をパッケージにしたようで、それも当時の政権の安倍・菅両氏との密約で決まったようである。万博・カジノの誘致の大失態で、維新の衰退と大阪の沈没は必至であろう。両イベントの延期や中止論争は、まるで東京五輪の不祥事の再現フィルムを見るようである。マスメディアもここに来て問題を大きく取り上げはじめており、早晩大問題になると思うが、岸田政権も、マイナカード問題と万博問題の失策で崩壊の道まっしぐらの感がある。


デモクラシータイムス(7/23): https://youtu.be/R5R0CJw5PPk

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日本語はデジタル化の大きな障害!?

2023年07月23日 05時35分00秒 | デジタル

紙の保険証を廃止し、マイナカードに統一するという政府方針について様々な問題が噴出し、デジタル化に暗雲が立ち込めている。マイナカードは制度設計としていろいろな問題があると思うが、根本的な問題として、本人確認の困難性がある。

我々の氏名の表示方法は何種類もある。まず、一番使われているのは漢字表記であるが、同じような漢字でも多岐にわたり、微妙に文字が異なることも少なくない。例えば、斉藤の「斉」の文字だけでも、20種類位あるし、戸籍上の文字と普段使っている文字が異なることも少なくない。「山崎」「山嵜」「山﨑」なども微妙に異なる。戸籍上にあってもコンピュータで表現できない文字もある。また、戸籍は漢字のみで、読み仮名は付いていないからやっかいである。
「やまざき」なのか「やまさき」なのか区別する必要がある。今時は、名前の方も漢字と読み方が全く結びつかないケースも少なくない。

漢字の他に、「平仮名」を使うこともある。漢字を書いて、「ふりがな」を振ることもある。また、「カタカナ」を使うこともある。カタカナの場合は、大文字も半文字もある。銀行口座の氏名は、「カタカナ」の半角文字である。それに、クレジットカード上の氏名は、アルファベットを使い、ローマ字だし、パスポート上の表記文字もローマ字である。ローマ字といっても、日本では、ヘボン式が使われている。「大野」は「ONO」なのか「OHNO」なのか「OONO」なのか?ヘボン式では、「大野」も「小野」も「ONO」だと思われる。「YUKI」「YUUKI」も同じ問題である。
 
日本語の複雑さから氏名一つとっても、複雑怪奇で本人確認は難しいのである。それに様々なサービスを紐づけようとするから、人違いや間違った紐づけが発生する。それも、紐づけがデジタルではできないので、アナログというか人手でやるから当然間違いが発生する。首相が早期の総点検を指示したというが、やるのは現場の地方自治体の人であり、マンパワー上、問題も大きい。まさにアナログ手法によるデジタル化である。もともと無理がある。銀行口座の紐づけが多くなると口座名は半角のカタカナなので、さらにいろいろ問題が発生しそうな気もする。
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後期高齢者医療保険制度のアナログ極まる仕組み

2023年07月22日 05時44分59秒 | 健康

令和5年度の後期高齢者医療保険料が決まったので、納付書で支払えという郵便物が届いた。7,8,9月分ということだが、一月分としては、理解していた年間の保険料を12で割った額より1万円近く多いので、疑問を感じ、区の担当部署に問い合わせをしたところ、いろいろなことがわかった。

まず、保険料のお知らせが入っており、そこには、「お支払いは7月からとなりますので、来年3月までの9回で月割りしています」と書いてあるが意味がよくわからなかった。問い合わせてわかったことは、3月に後期高齢者になったので、4~6月分は、未納になっており、その分を上乗せていることがわかった。一般的には、例年、保険料は7月に決まるので、4~6月分は前年実績に基づき、仮の徴収を行っており、7月分以降で、額の調整を行っているということがわかった。

今回、納付書が同封されており、それで保険料を支払えと案内されているが、口座振替も可能で、パソコンやスマホから手続きができる旨の案内文も記載されていた。口座振替の方が楽なので、手続きをしようかなと思ったが、問い合わせで、次のようなこともわかってビックリした。

今回の郵便物には保険料の算出方法等を記載したリーフレットも同封されていたが、保険料は、均等割額と所得割額の合計で算定されるという内容で、すでに知っていたことなので、すべてに目を通さなかった。問い合わせてわかったことは、保険料の徴収は、原則的には、「特別徴収」といって、年金から引き落とすことになっているが、介護保険料と後期高齢者保険料の合計額が、1回あたりに受け取る年金額の2分の1を「超えている場合とか新たに後期高齢者制度の対象となった場合は、特別徴収とならず、「普通徴収」(納付書又は口座振替)で保険料を納めてもらうと規定されていることが判明した。

保険料支払いの通知書には年金からの天引きの話しは一切案内されていないので、問い合わせて初めてわかった。皆、後期高齢者になって、初めて通知を受けるのであるから、わかりやすく丁寧に案内すべきである。年金からの天引きが原則なら、まずそのこと説明し、新規の対象者については、まとめて払うため初年度の保険額が高額となるので、納付書で対応する旨きちんと説明すべきである。

後期高齢者保険料は、均等割額と所得割額(年金等)の合計であるから、保険料が高い人は年金等の所得も高いはずだから、基本的に初年度以外は2分の1ルールが適用されるはずがないと思い、担当者に正したら、まさにその通りであった。マイナカードでデジタル化などと声高に議論されているが、後期高齢者の医療保険制度や保険証や保険料算出などはアナログ全開である。もっとすっきりとデジタル化できないか検討すべきであろう。
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