浪漫飛行への誘(いざな)い

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全日本卓球選手権を観戦

2018年01月21日 13時31分51秒 | 音楽
毎年恒例となっているが、我が卓球クラブ゙では、東京体育館で行われる全日本卓球選手権を生で観戦することが行事の一つとなっている。大会は月曜から日曜まで7日間行われるが、毎年、4日目の木曜に観戦している。4日目だとジュニアとミックスの準決勝、決勝が行われると同時にシングルスも4回戦が始まり、スーパーシードされている有名選手も出場してくるので、すべてのトッププレーヤーを生で見ることができるのである。チケット代はクラブからの補助もあり、一人500円程度なので気軽に参加できる。

今年は、今まで夜に行われていたジュニアとミックスの準決勝と決勝が午前中に変更されたため、相当混みあうと判断し、場所取りの先発隊はいつもより30分早く出かけたが、何と一番乗りとなったため、貴賓席のすぐ横の一番いいと思われる席を確保することができた。参加者は全員で17名であったが、特等席で観戦することができた。

最近の卓球ブームでトップ選手のテレビへの露出が増え、知っている人もあると思うが、男子では、水谷隼、張本智和、吉村真晴、大島祐哉選手等、女子では、石川佳純、平野美宇、伊藤美誠、早田ひな選手等すべてのトップ選手のプレイを目の前で楽しむことができた。生で見るのとテレビで見るのとでは雲泥の差があるほど迫力感が違う。目の前で見ていると自分もうまくなったような気がするから不思議である。14才の張本選手はジュニアで初優勝し、例のチョレイという雄叫びも目の前で耳にすることができた。

ミックスの優勝は、森薗・伊藤組であったが、準決勝で吉村・石川組に勝ち決勝まで勝ち上がったのはナショナルプレーヤーではなく実業団の選手であった。男子選手のご両親が応援に来ていたが、たまたまそこにいた知り合いから応援したいが、いい場所が取れないで困っているとの情報が入ったので、喜んで一番前の席を2席譲ってあげた。その知り合いはピンポン外交で有名となった1972年の名古屋での世界選手権にも出たことがあり、日頃、一緒に卓球をやっているので、快く協力を申し出たものである。応援の効果があったのか、見事ナショナルプレーヤーのペアに勝利し、ご両親の喜びもひとしおで、えらく感謝された。

卓球も見るとやるとでは想像を絶するほどの違いがあるが、トップ選手のプレイを焼き付けながら、日頃の練習に励みたいところである。
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北朝鮮のスポーツ-南北統一チームと美女応援団

2018年01月09日 19時51分01秒 | ニュース
平昌オリンピックを控えて、北朝鮮の参加について南北会談が行われるなど慌ただしい動きがテレビでも報道されているが、北朝鮮のスポーツというと個人的にはいつも下記の二つの出来事が懐かしく回想される。

1 第41回世界卓球選手権千葉大会 1991年5月
 
当時名古屋に住んでいたが、この大会のためにわざわざ千葉まで出かけた。この大会では韓国と北朝鮮が南北統一チームとして参加し、女子団体戦で統一チームがなんと決勝で中国を破って見事優勝を飾ったことが話題となった。決勝の時の会場の盛り上がりは想像を絶するものであった。国旗ではなく統一旗が印象的であった。

この統一チームでの参加は、卓球の名選手・役員として有名な荻村伊知郎さんの精力的な努力によって実現したものである。当時としては、劇的な出来事であったことから、韓国では、1991年にそのストーリーが「ハナ奇跡の46日間」(英語タイトル KOREA)として映画化され、翌年日本でも公開された。

さらに親近感があったのは、優勝した女子統一チームのコーチが大韓航空のコーチのLEE Yoo Sung というインターライン卓球大会で何度も会ったことのある人物であったからである。当時、大韓航空は韓国リーグで3番目位の実力のあるチームで、そのトップ選手は、ルフトハンザ航空のメンバーと結婚し、その後ドイツのブンデスリーガのプロ選手になったほどで、そのコーチが統一チームのコーチとして抜擢されたのも頷ける。

●「ハナ奇跡の46日間」の映画の予告編: 2分18秒

https://www.youtube.com/watch?v=v8mkz_s6DsI/ 

映画シーンの一部: 10分55秒

 https://www.youtube.com/watch?v=hUaGWdPy6i8

実際の映像: 8分47秒

 https://www.youtube.com/watch?v=2O0XRp71Y5c


2 第16回アジア陸上競技選手権大会 2005年9月

韓国のインチョン(仁川)で行われた陸上のアジア選手権に北朝鮮の選手が参加したが、その応援に噂の美女応援団が多数インチョンにやってきた。100人近くいたのではないかと思うが、10数人の若いあんちゃんが応援団席の周りをボディガードしていた。印象的には、メンバーの平均年齢は15~18才位と思われ、若くピチピチして可愛いい感じの娘が多かった。帽子、シャツ、パンツから靴まで全員お揃いのユニフォームを身に着けていたが、どれにもナイキのロゴが付いていたので、ナイキが提供したものと思われる。

スタンドでの応援の際は、タンバリンやうちわ等いろいろな小道具を使っていたが、練習の成果かよく揃っていた。北朝鮮選手が競技していない時は、スタディアムの外で整然と歌や踊りを披露していた。とにかく美女軍団の生の応援や歌や踊りを見ることができたのはラッキーであった。また、その美女応援団の中に、李雪主(リ・ソルジュ)という金正恩総書記夫人がいたということで一時マスコミを賑わしたことも記憶に新しい。

政治的にいろいろ問題があっても、スポーツの世界だけは仲良くしたいものである。卓球はピンポン外交といってまさにその象徴ともいえる。スポーツ交流を通じて、世界が平和の方向に向かうことができればと願うばかりである。

今年の平昌オリンピックに北朝鮮選手が参加した場合、テレビを通じてあの美女応援団をまた見ることができるかもしれない。当然ながらメンバーもすっかり代わっていると思うが、楽しみでもある。

 写真はアジア陸上競技選手権での美女応援団の模様
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