浪漫飛行への誘(いざな)い

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2020年オリンピックの東京招致

2013年03月04日 21時55分53秒 | スポーツ

2020年のオリンピック招致の最終候補として、東京、マドリッド、イスタンブールの3都市が残り、IOC評価委員会のメンバー14人による東京視察が始まっているが、テレビでもかなり報道されているので、ご存知の方も多いと思う。

テレビのニュースで視察の様子を見ていたら、元短距離選手として有名であったフランク・フレデリクス(ナミビア)の顔を見つけてビックリ。調べてみたら、彼は、IOC委員として、恐らく選手代表の視線からこの視察に参加しているのではないかと想像する。

フレデリクスは、陸上競技に興味のある人であれば、日本でもよく知られた短距離の選手で、実績としては、バルセロナとアトランタオリンピックで100m及び200mでともに銀メダルを獲得している。

陸上競技関係の仕事を始めてすぐの1999年の3月に前橋で世界室内陸上競技選手権があったが、その時、200mで金メダルを取った彼と話をする機会があり、写真もいっしょに撮らせてもらった。

彼は、日本での大会にも何回も来ており、日本ファンというか日本贔屓であると想像される。今回の評価でも、恐らく日本にはいい点数を入れてくれるものと確信する。

2016年は、南米初のオリンピックということで、リオデジャネイロに決まり、東京は涙を飲んだが、今回は、まだオリンピックが一度も開催されていないアフリカからの立候補がなく、また、ライバルとなるスペインのマドリッドは経済的不安を抱え、イスラム圏初のオリンピックをめざすというトルコのイスタンブ-ルも、イスラム社会のセキュリティに不安がある。

トルコはヨーロッパの一部でもあることから、ヨーロッパから2都市が立候補していることになるので、票が分かれる可能性もあり、東京にとっては有利になると思われる。ヨーロッパ(ロンドン)、南米(リオ)とやって、また、ヨーロッパに戻るというのでは、あまりにもヨーロッパ偏重ともいえる。

東京でのオリンピックは、経済上も、運営上も、保安上も、ホスピタリティ上も、食事上も、ほとんどすべて点で、参加者を満足させるものがある。大震災からの復興という観点もプラス材料といえる。唯一の不安材料は、原発事故による放射能問題の影響であるともいえる。

今年の9月に候補地の決定が行われるようであるが、東京が栄光を勝ち取る可能性が高いのではないかと期待している。テレビを見ていても、評価委員会メンバーを皇太子と面会させたり、安倍首相も前面に出てきて、やたら力が入っている気がするので、朗報を聴く日も近いのではないかと推察する。

写真は、IOC評価委員のフレデリクスとのツーショット(1999年)
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