浪漫飛行への誘(いざな)い

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森永卓郎氏による「書いてはいけない」3つのタブー

2024年04月03日 05時26分05秒 | 飛行機

 

がんを公表し、注目されている経済アナリスト、エコノミストの森永卓郎氏が闘病の傍ら、3月に「書いてはいけない」とされる3つのタブーについて、まさに命がけで本を執筆したそうである。3つのタブーとは、「ジャニーズの性加害」「財務省のカルト的財政緊縮主義」「日本航空123便の墜落事件」のことである。彼は、四半世紀に及ぶメディア活動で見聞きしてきた“3つのタブー”に挑み、その背景に存在する真相を描き出している。彼によれば、がんの宣告を受けた時、「なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。そのことだけを考えた。その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもある」と述べている。最も興味が惹かれたのは、やはり「日本航空123便墜落事故の真相」である。彼によれば、これは事故ではなく事件ということである。

123便の墜落事故については、最終的には、ボーイング社による圧力隔壁の修理ミスが原因とされているが、不審な点も少なくなく、いまだに様々な憶測が飛び交っている。森永氏による不審、不可解な主なポイントは下記の通り。

 

・墜落先が不明なんてありえない

・内部からの圧力破壊であれば、急減圧となるのに、急減圧は起こっていない

・外部からのなんらかが機体の一部に衝突した可能性が高い

・米軍による救援を日本政府が断わっている

・米軍が横田基地への緊急着陸許可を出していたが、着陸を拒否している

・エンジン4基の内第4エンジンのみが粉々になっている

・遺体はほとんど焼けこげ状態なので、墜落後に遺体を意図的に焼いた可能性がある

・自衛隊機による第4エンジンへの誤射が原因か

・自衛隊による証拠隠滅

・ボーイング社に修理ミスとして責任を被ってもらった

・嘘に嘘を重ねたため、対米従属がいまだに続いている

等々。

 

元JALのCAであった青山透子さんが2017年に出版した「日航123便墜落の新真実」という書籍も、目撃証言から真相にせまったもので、森永氏にもいろいろ影響を与えているようである。常識的には、自衛隊機か何かが誤射して、墜落事故となったものの、国をあげてそれを隠蔽していたなんて考えられないが、いまだに議論があるということは、やはり何かがあるかも知れない。中曽根元首相は真実を語らず、墓場に持って行ってしまったようだが、数々の疑問や謎は解明されないままなので、いつか真相を解明してほしいものである。彼の解説の真偽は不明だが、都市伝説として、聴いてみるのもいいと思う。

 

「JAL123便墜落の真実」(57分): https://www.youtube.com/watch?v=hQXxXNYFBr8

 

(追記)

森永氏の講演について、経済評論家の三橋貴明氏が三橋TVでコメントを加えている。彼は、いつも正論を語ってくれるので、信頼している。

 

三橋TV(4/5): https://www.youtube.com/watch?v=J0tp0u7wUEk

 

 

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トキエアが初就航なるも前途は暗雲?

2024年02月01日 12時23分15秒 | 飛行機

 

1月31日に遅れに遅れていた新潟をベースとする新規航空会社トキエアの初便が就航した。新潟空港発札幌丘珠空港行で、機材は、72人乗りのATR72-600というターボプロップ双発機である。当面2機で、新潟-札幌(丘珠)間を1日2便、週4日運航するようである。冬場の寒い時期の運航開始で、天候不良等も心配されたが、初便は無事71人を乗せて札幌に到着したようである。ニュースによると新潟県知事を迎えて、初便セレモニーも行なわれたようである。新規参入航空会社としては、2017年のエアアジア・ジャパン以来6年振り、独立系航空会社としては、フジドリーム以来15年振りである。新潟-仙台線、神戸線や新潟-佐渡島も検討されているようである。

個人的には、1998年のスカイマークの初便以来、11社の国内線新規参入航空会社のすべての初便に搭乗してきたので、今回も搭乗計画を立てたが、小型機であるため、発売開始1分で満席となり、残念ながら予約を取ることができなかった。今までも、初便搭乗は、人気があり、予約を取ること自体が至難の業となっているので、やむを得ないところである。予約が取れたとしても、東京から新潟までの新幹線代と札幌から東京までの飛行機代に宿泊ホテル代も考えると、物凄い高額の旅行となるので、自分の体調や資金や冬場の天候不良も考えると、無理しなくてよかったと考えている。ひとまず就航が開始されたので、おめでたいところであるが、新潟=札幌間の需要がそんなにあるのであろうかという印象がある。航空事業はもともと儲かる産業ではないし、昨今はLCCの参入で航空運賃が物凄く下がっているので、経営的には心配材料だらけである。日本に参入したLCCは各社とも経営的に苦しい道を歩み、生き残りのための再編が繰り返されている。今回のトキエアは、小型機運航なので、すぐに厳しい経営環境に直面すると懸念される。いかに地方の需要を取り込めるかが生き残るカギとなりそうである。

 

Yahooニュース: https://news.yahoo.co.jp/articles/565621e70f54906e86d40b837f83f12ef94c54af

 

 

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ジェットスターのストライキに違和感

2023年12月30日 05時44分22秒 | 飛行機

 

報道によると、LCCのジェットスター・ジャパンの労組が12月22日から未払い賃金を巡る会社側との交渉決裂によりストライキに入っていたが、その規模が拡大し、29日は17便が欠航したようである。組合によると、時間外労働の算定方法が誤っていたとして未払い分の賃金を求めているらしいが、年末年始という繁忙期にストライキをやり、お客様に多大な迷惑をかけるという組合のセンスを疑う。今時、ストライキで飛行機が欠航するなんて、化石のような話で違和感を覚える。航空会社も創成期は、待遇改善等でよくストライキが行なわれていたが、お客様に迷惑をかけるだけで、会社にとっても組合にとってもいいことは何もなく、ここ数十年は、ほとんど聞いたことがない。歴史の教訓はどうなっているのであろうか?このようなLCCは早く業界から退場してほしいものである。

航空自由化という世界の潮流に乗り、遅ればせながら、日本でもスカイマーク航空が1998年9月に新規の航空会社として国内線に参入し、その後、LCCとしてエア・ドゥ、スカイネットアジア(現ソラシドエア)、スターフライヤー、フジドリーム、ピーチと続々参入し、2012年7月にジェットスターが誕生した。初便マニアなので、ジェットスターの初便にも搭乗したが、あれから11年、その後参入したLCCを含め、経営状況は総じて芳しくなく、再編も余儀なくされ、現在に至っている。格安運賃が売りで、利用者にとってはいいが、鉄道に比べると安すぎるという印象が強く、そんな運賃で経営が保てるとは到底思えない感がある。それでも労使が協調し頑張っているかと思いきや今回のストライキを耳にするといかにLCCが自転車操業で、経営が苦しいかがよくわかる。航空会社なんか儲かるビジネスではないことは、世界中の航空の歴史を見れば明らかである。そんな中、来年1月から新潟をベースとするトキエアなるものが新規に参入予定であるが、経営環境は厳しいことが予測され、いつまで持つかが心配される。年末年始というのは、航空会社にとっては売り上げの書き入れ時なのに、ストライキでお客様に迷惑をかけるだけで、労使ともマイナス要素ばかりでいいことは一つもない。JALの傘下と認識しているが、どうなっているのであろうか?JAL本体への影響が心配される。

 

朝日新聞デジタル(12/29): https://www.asahi.com/articles/ASRDY4VT4RDYULFA004.html

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トキエアが就航予定日を発表

2023年12月03日 05時06分27秒 | 飛行機

 

11月29日に新潟を拠点とする地域航空会社「トキエア」が、新潟空港と札幌丘珠空港を結ぶ路線について、来年1月31日に就航予定であることを発表した。1日4便(2往復)を週4日運航計画だが、毎日運航をめざすという。航空機は,仏ATR製ターボプロップ(プロペラ)機ATR72-600型機で72人乗りという小型機なので、採算性は極めて心配である。国内線への新規の参入は、2017年のエアアジア・ジャパン以来6年振りである。

今までに、1998年のスカイマーク以降、すべての新規参入航空会社の初便に搭乗しているので、トキエアについても、可能なら初便に搭乗したいが、小型機なので、恐らく初便の予約は取れないと思われる。初便は、Inaugural Flightと言って、プレスや特別ゲストが多く招待され、恐らく一般旅客への販売は、ほとんどないと思われる。また、1月31日就航ということは、新潟も札幌も真冬で、吹雪等の天候不良で運航自体も心配される。当初8月就航という計画であったが、準備遅れで就航が延期され、どうして天候不順が想定される真冬の就航を選択したのか疑問である。

地域航空会社ということであるが、新潟と札幌を移動する旅客需要はそんなにあるのであろうか?過去の新規参入航空会社の浮沈を見ているかぎり大きく飛躍していくかについては疑問符がつく。就航予定について、何度かメールで広報に問い合わせたが、なしのつぶてで、何の回答もなく、組織運営体制にも大きな不安を抱いた。もともと航空会社という特殊会社の経営は難しく、儲かる事業ではないことは、アメリカでの航空自由化の失敗や日本の新規参入会社の経営不振による再編などを見ているかぎり明らかで、明るい材料はほとんど見当たらない。

1月に予約が開始されるというが、初便だけは興味があるので、万一初便(新潟発か札幌発)の予約が取れた場合は、新潟2泊、札幌2泊の小旅行を計画したいとも考えている。しかし、座席数が少なく、初便マニアも少なくないので、ほぼ諦めの境地である。地域航空会社としては、静岡をベースとするフジドリ-ムエアラインズが順調に事業を拡大してきているが、二匹目のどじょうはいないのではないかと心配する。

 

朝日新聞デジタル記事: https://www.asahi.com/articles/ASRCY756RRCYUOHB006.html

初便搭乗の軌跡: http://romanflight.web.fc2.com/FirstFlightBoardingList.html

 

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スカイマークの筆頭株主にFDA親会社の鈴与HD

2023年11月17日 06時10分11秒 | 飛行機

 

鈴与HD(ホールディングス)が、11月14日付でスカイマーク・エアラインズの約13%の株式を取得(約70億円)し、筆頭株主になった旨のニュースが流れた。鈴与HDは傘下にフジドリームエアラインズ(FDA)を持つなど航空事業を展開しており、今後は業務面での連携を検討していくという。スカイマークは大型機への投資などで2015年に経営破綻し、インテグラルやANAホールディングスの支援を受けて再建した。昨年12月に東京証券取引所グロース市場に株式を再上場し、現在は羽田―福岡、札幌など国内23路線を展開している。 一方、鈴与グループでは、FDAが2009年から静岡など地方路線で運航しているが、グループ会社が仙台空港などでスカイマークの地上業務を請け負っており、地上業務でのさらなる協業も検討するという。航空業界は、景気に左右されやすく、コロナ禍にも甚大な影響を受けたが、ANAとJALを中心に何とか回復の方向に向かいつつある。しかし、LCCの台頭もあり、スカイマークの位置づけが中途半端な感があったので、これからどういう方向性で事業を展開し、どう再編されていくかが注目される。

個人的には、1998年9月19日のスカイマークの初便(羽田⇒福岡)及び2009年7月23日のフジドリームの初便(富士山静岡→小松)の両方に搭乗した経験を持つので、複雑な心境である。鈴与グループの会長である鈴木与平氏は、慶応大学の出身で、FDAを起業する時も、航空業界で働いていた慶応出身者を多数FDA社にリクルートし、経営基盤を固めたものと思われるが、新規参入後も順調に事業を拡大してきているようで、素晴らしいことである。ANA JALに次ぐ第3極として、さらなる成長を遂げることが期待される。

 

 朝日新聞デジタル(11/9):

https://www.asahi.com/articles/ASRC9671MRC9UTPB00F.html#:~:text=%E8%88%AA%E7%A9%BA%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%EF%BC%88%E6%9D%B1%E4%BA%AC,%E3%82%92%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8F%E3%80%82

 

 

 

 

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JALの国際線に個室ファーストクラス登場

2023年11月16日 16時37分43秒 | 飛行機

 

JALは、羽田-ニューヨーク線に就航するエアバス大型機の内装と機内サービスを先月発表した。ファーストクラス6席とビジネスクラス54席がJALとしては初めて個室タイプとなり、遅れていたが、年内に就航予定という。現行のB777-300ER型の後継機となり、ニューヨークとロンドン線を軸に13機を順次導入していくが、19年振りに、客室仕様を刷新するとともに、省燃費機材に更新することで、CO2排出量削減を加速させるという。機内空間の仕様は、JALのHPでもイメージが紹介されている。羽田-ニューヨークのファーストクラス運賃は往復で約313万円、ビジネスクラスが往復140万円なので、エコノミークラスと比べると物凄い運賃差があるので、個室の客室装備は当然の感があるが、もっとサ-ビス較差をつけてもいい位だと思う。

ファーストクラスが個室化されて、隔世の感があるが、今から約40年前、フランクフルトで勤務していた頃、ファーストクラスについて、銀座のヘルスクラブの社長から印象に残る話を聞いたことがある。彼のヘルスクラブでは、従業員の報奨制度として、ファーストクラス利用してのドイツ研修旅行が実施されていた。対象者の多くは、20代の若い女性だが、ファーストクラスを利用するので、物凄く目立つ存在であった。回りは、会社の重役や個人経営のお金持ちばかりなので、ファーストの機内では、若い女性との会話は弾み、健康増進を薦められたお金持ち達は、帰国後、そのヘルスクラブの会員になるケースが少なくないそうである。ヘルスクラブは銀座にあることから健康を気にするお金持ちが大切なお客様なので、ファーストクラスの機内は絶好のセールチャンスの場であるという。その社長とはいっしょにマドリッドまで旅行したこともあるほど親しくなったが、ご褒美としてファーストクラスで來独した若い女性たちを何回かお世話したことがあり、本人からもいろいろ話を聞くこともあった。クラブへの勧誘もスムーズにできるとなると費用対効果からもファーストクラス利用も決して高いものではなく、さすがと妙に共感、納得したことを覚えている。

 

朝日新聞デジタル記事(10/3):https://www.asahi.com/articles/ASRB26WR5RB2ULFA02C.html

 

A350-1000の機内空間イメージ:https://youtu.be/o8LcdleGdHc?si=UONuY4NTJ0VpESdv

 

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8月12日の悪夢から38年

2023年08月14日 18時31分14秒 | 飛行機

今年もまた、8月12日がやってきた。6日の広島原爆、9日の長崎原爆、12日の御巣鷹事故、15日の終戦と暑い夏の一連の行事が続く。昨年はタイに旅行中であまり目に触れなかったが、テレビでも嫌と言うほど一連の出来事を回想する番組が放映されるので、8月前半は気が重くなる時節である。御巣鷹の事故からもう38年が経つというから時の流れをひしと感じる。当時、フランクフルトに駐在していたが、近くの日本食レストランで昼食中にオフィスから緊急の電話が入り、急遽職場に戻ったことが鮮明によみがえる。

飛行機が消息不明となり、日本中が大騒ぎになっていたという地獄の沙汰の様相は容易に想像できる。ドイツ人が4人いるとの情報を得て、彼らのフォローアップをすることになったが、痛ましい事故であった。事故調査結果では、ボーイング社による圧力隔壁の修理ミスと金属疲労が原因となったと結論づけられたものの、事故当日、相模湾で軍事訓練をしていた海上自衛隊の船からの誤射説が飛び交い、それを隠すために組織的な証拠隠蔽工作が行われた可能性もあるということがまことしやかに語られている。青山透子氏はじめいくつかの真相を探る書籍も出版されているが、事実関係を知りたいものである。原因が不明であっても、520人もの命が奪われた事実には変わりない。生存した4人は今どうしているのであろうか?飛行機は、他の乗り物に比べると圧倒的に安全な乗り物であり、個人的には乗り続けているが、毎年、8月12日を迎えるたびに、胸が痛む思いである。
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LCCジップエア、5年目で初の黒字

2023年07月16日 20時14分54秒 | 飛行機

JAL傘下のLCC、ZIPAIR(ジップエア)の2023年3月期決算最終(当期)利益が22億7220万円の黒字となり、2018年の会社設立以来、初めて黒字に転換したという。2023年度前期は50億3029万円の赤字だったというから、急速な業績回復といえる。成田空港を拠点に、米国西海岸やハワイ、東南アジア、韓国・ソウルへの中長距離国際線に特化し、低価格を打ち出して観光や帰省、乗り継ぎなどの需要を取り込んだようである。

ジップエアは新型コロナで出鼻をくじかれ、バンコク行きは、貨物便としての就航だけになり、旅客便は予定の5カ月遅れの2020年10月にソウル行きが就航したが、初便は利用客2人と厳しいスタートだった。当初は旅客が1桁の状態が続き、貨物輸送の収入で燃料代や空港使用料などをまかなったという。

ロシアによるウクライナ侵攻以降、飛行機の尾翼に描かれていた「Z」の文字がロシア軍を連想させるということで、急遽消させられるというトラブルもあり、ご難続きであったが、新型コロナの水際対策が2022年10月に緩和されると、インバウンドを中心に航空需要が徐々に回復し、旅客数を伸ばしたようである。日本と北米間のLCCは同社のみで、米国西海岸を結ぶ路線が好調に推移。2021年12月にロサンゼルス線、2022年12月にサンノゼ線、2023年6月にはサンフランシスコ線を就航。さらに1日にはフィリピン・マニラ線を開設して計8路線の運航となった。西海岸への新規3路線は8月までほぼ満席という。

こんなに路線を増やしていたことはよく知らなかったが、当初からジップエアには思い入れがあった。というのも、2020年3月にタイにいる子供家族を訪問するため、バンコク行の初便搭乗を計画していたからである。バンコク就航が駄目になり、旅行も中止せざるを得なくなったが、2022年8月にリベンジが実現した。コロナ禍の合間を縫って、タイ旅行が実現し、復路、8月15日のバンコク⇒成田のジップエアに初めて搭乗することができた。JALのマイレージも流用できたので、大分安く利用することができた。機内食もオーディオサービスもないノンフリルのまさにLCCであるが、日本のエアラインと日本人CAという安心感とやはり値段が安いのが魅力である。夜這い便であったので、食事も不要で、機内も快適であったので、これで十分という印象であった。今、米国線でアメリカ人に人気があるというが、なんとなく頷ける。


毎日新聞オンライン記事(7/10):https://mainichi.jp/articles/20230710/k00/00m/040/220000c

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録画していた「エアガール」のTVドラマを見た

2023年07月04日 06時21分11秒 | 飛行機

ブルーレイに録画していた番組の整理をしていたら、2年前の「エアガール」というテレ朝の番組が目に留まり、何も予定がなかったので、つい2時間のドラマに見てしまった。毎週予約機能を利用しているため、いつのまにか空きスペースがなくなり、録画に失敗したことが何回かあるので、時々整理して不要なものを削除している。このドラマの原作は、中丸 美繪 さんの「日本航空一期生」で本も読んだし、講演会をネットで聴いたこともある。

女優の「広瀬すず」さんが主役を務め、戦後初のCAの挑戦を描いた物語で、昭和という激動の時代の空を舞台に繰り広げられている。主人公の「佐野小鞠」さんは、パイロットを夢見ながらも、空を飛びたい一心で、エアガールという当時超人気の職業に挑み、一期生となった顛末を描いているが、小野悠子さんという人がモデルという。ドラマではCAさん仲間が疲れを癒すため銭湯での入浴シーンが何回か出てきたり、大下容子アナが教官で出演していたり、いろいろ印象に残るシーンもあった。

エアガールが誕生する顛末がほぼ史実に基づき、興味深く描かれている一方、戦後、日本の空を取り戻すために奔走した熱い航空関係者の奮闘ぶりが描かれていて、胸が熱くなる。特に、後に社長となった松尾静麿氏(ドラマでは松木静男)の活躍ぶりが印象的であった。政商として悪名高かった白洲次郎(吉田茂側近)が、米国航空会社資本の合弁会社設立を画策していたが、見事に打ち破って、日本人による航空会社の設立を勝ち取った経緯は見ていて胸がスカッとする。戦後暗躍していた白洲次郎と言う人物だけなぜ実名を出したのか疑問であるが、日本を海外に売り飛ばそうとするあたりは、竹中平蔵氏そっくりである。松尾静磨氏は、葉隠れの佐賀県出身で、安全運航を優先し、「臆病者と言われる勇気を持て」という名言を残したことは、有名な話で、ドラマでも語られていた。ドラマ中の人物も、実在の人を彷彿とさせる配役も多く、見ていて臨場感がある。

当時のCAの人気ぶりは、想像を絶するが、募集要項は、年齢20~30歳、身長158㎝以上、体重45~52.5㎏、容姿端麗、英会話可能、東京在住となっており、女性蔑視で今では許されない条件となっていた。CAは、女性にとっては、今でも憧れの人気ある職業である。久し振りに航空界の創成期の顛末を映像で見て、感動をもらった。再放送があれば、見逃した人は是非見ることをお薦めする。

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JALが東京ディズニー40周年の特別塗装機を就航

2023年06月11日 06時37分31秒 | 飛行機

東京ディズニーリゾート40周年を記念して、ディズニーのキャラクターが描かれた日本航空の特別機が9日にお披露目運航されたニュースが報道されていた。国内線定期便への就航は10日からで、2024年4月頃まで運航を予定しており、羽田発着の幹線4路線の伊丹、札幌(新千歳)、福岡、那覇のほか、羽田-広島や鹿児島など767で運航する路線に投入し、投入路線や便名は運航前日の夕方にJALのウェブサイトで公開するという。

機体はボーイング767型機で、東京ディズニーリゾート40周年の衣装をまとったミッキーマウスなどディズニーのキャラクターやシンデレラ城などが描かれ、カラフルなデザインとなっている。 機内では一部に再生プラスチックを使ったヘッドレストカバーや、紙コップにディズニーのキャラクターが施されている。
 
JALと東京ディズニーリゾートとは、今までも特別塗装機を就航させているが、今回もなかなか素敵なデザインで、ミッキーマウスやミニーのキャラクターやシンデレラ城が綺麗に描かれている。特別塗装機の初代は、1994年で「JALドリームエクスプレス」と呼ばれていたが、懐かしい思いである。ディズニーリゾートは若者を中心に根強い人気があるので、JALの利用客も増えるのではないかと期待される。

ANNニュース(6/9)


JALのプレスリリース(4/28):

     特別塗装機(B767)


       機内風景



   初代ドリームエクスプレス

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