浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

肺炎予防ワクチン定期接種の怪?

2015年11月28日 23時25分59秒 | 健康

 

最近 西田敏行が語り手になって、65歳以上の人を対象とした肺炎球菌感染症の予防ワクチンの接種についでのテレビコマーシャルが頻繁に流れているが、見るたびにこの定期接種制度なるものがどうもおかしいと感じる。

要するに、65歳以上の高齢者の定期接種の対象時期が決まっていて、その期間に受ければ接種料が無料になると説明している。テレビにあった電話番号にかけて問合せてみたところ、自分の場合は、平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間だという。

しかし、よく考えてみると、その期間以外は、すべて有料になるということである。その期間に病気であったり、外国に行ってたり、その他何らかの都合で接種できない場合はその権利を失うというのである。自分の体調を考え、肺炎が心配になったタイミングで接種を受けるのが普通であり、その場合はすべて有料だというのは変な話である。

65歳でヨレヨレの人もいるし、80歳すぎても元気な人もいるし、健康状態は人それぞれである。何で一人1回は無料で接種できるような制度を作らなかったのが極めて疑問である。一度接種すれば、5年位は効果が継続するようであるが、いつ接種を受けるかは我々に任せるべきである。一人1回だけは、自治体が負担し無料とし、2回目からは有料とするなら、納得できるが、一律に接種期間を指定するなんてとんでもない話である。自分自身の健康状態を考え、自分で接種のタイミングを決めさせてほしいものである。

指定期間に受けなければ、駄目だというなら、国は65歳以上の人にこの接種を本当に薦めているのか疑問になるし、勘繰れば、本当は受けさせたくない(予算を使いたくない)という本音も伝わってくる。本当に接種を薦めるなら、期間なんか限定せず、いつ接種しても一人1回は無料とする制度に変更すべきである。

集中して医療機関がパンクするようなことを恐れているなら、そんな心配は無用である。ある病院が混んでいれば、他の病院を探すし、若干待つのもやむを得ないと思う。待たされるのは期間を限定しても起こりうる話であり、制度導入の障害にはならないと思われる。

今、自分の健康状態から肺炎が心配なら、指定された期間とは関係なく、有料でも接種を受けると思うし、それまで何年も待てというのはおかしな話である。おかしいと感じるのは自分一人だけであろうか?国の真意を知りたいところである。

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マイナンバー通知カードの怪?

2015年11月26日 00時04分04秒 | 政治

我が家にもマイナンバーの通知カードが届いた。しかし、封筒を開けてびっくり。3人分の通知カードが同封されていたが、内容を細かくチェックしてみると、子供の分だけ、「代替文字情報」の欄に、漢字が記載されていた。打ち出された漢字も字が小さいため、何が何に代替されたのかもよくわからない。また、代替文字のことについては、同封されている案内説明書にも全く説明されていない。

よくわからないので、案内書にある個人番号カードコールセンター (有料)に電話で問い合わせることになる。ネット情報をいろいろ調べていたら、コールセンターの電話にフリーダイヤルがあることも
判明。クレイムの電話が殺到し、やむを得ず、フリーダイヤルの電話を設置したものと思われる。

問合わせてみてわかったことだが、代替文字情報の説明が案内書から抜けてしまったことは担当部署の完全ミスのようである。説明がないから、問合せが殺到し、電話がパンクしているものと思われる。ホームページ等でFAQ形式でもいいからすぐに説明すべきであるが、未だに何のアクションも取られていないようで、コールセンターによる説明だけが頼りというお粗末さである。

10分以上待たされたが、オペレーターに繋がり、代替文字情報について質問してみた。答えは、マイナンバーで使っているコンピュータの性能レベルが低く、戸籍や住民票などで使われている漢字が読み取れないので、代替文字を使っているとの情報だという。但し、カード上の氏名欄には正しい文字が表示されているので、無視して結構ですという。そうであれば、そんな代替文字情報を表示する意味がないとも思われる。

説明によれば、基本的には代替文字情報は無視していいが、電子証明を取る時だけ、その証明書上は代替文字で表記されるという。何か理解できない説明だが、コールセンターではそれ以上詳しいことはわからないので、地元の地方自治体に問合わせて欲しいと言われた。自分の区の役所に電話で問い合わせてみたら、そこも問合せの電話が殺到しているとのこと。たらい回しにあっている地方自治体もいい迷惑である。区役所に訊いて、わかってきたことを整理してみると、

マイナンバーのコンピュータの性能レベルが低く、氏名に使われる文字を全部カバーできていない。
住民票等は外字を取り入れたコンピュータを使っているが、マイナンバーはそれがないので、文字を代替処理するしかない。例えば、電子証明では、吉田 ⇒ 吉田 土(下が長い)は士(上が長い)と読み替えて打ち出すという。即ち、土(下が長い)の吉田さんは全員、代替文字情報が表示されているが、士(上が長い)の吉田さんは、何も表示されていないという。

我が家の場合は、「樹」という文字である。西城秀樹とか「樹」という字を使った名前を持つ人も相当いると思うが、この字も2種類あって、中央部の上にある「士」(上が長い)と「土」(下が長い)をコンピュータでは区別しているという。こちらは逆で、「士」(上が長い)は代替文字情報が表示されているが、「土」(下が長い)は何も表示されていないという。

出生届の際は、そんなことを意識しないで、「樹」の字を選んで名前に付けたと思うが、子供からは当用漢字にない文字を使って出生届をしたのかと追求された。今でも、出生届の際に、どっちの「樹」にするのか確認しているのかと区役所に問い詰めると、おかしなことが判明した。

まず、戸籍は、2種類あるのではなく、「士」(上が長い)ものしか受け付けられないという。また、住民票については、逆に、「土」(下が長い)しか受け付けできないという。従って、今回マイナンバーのコンピュータは住民票に合わせているみたいで、戸籍上、「士」(上が長い)となっている人は全員、代替文字情報が表示されているようである。現在、戸籍上、「士」(上が長い)しか受けていないのが事実であれば、「樹」の文字を持った人は全員代替文字情報が記載されていることになる。となると、一体いつ誰が戸籍上の文字をコンピュータ上、勝手に変更したのかという新たな疑念も出てくる。

今回の不具合は氏名に使われる外字を取り込めるようにレベルアップを図れば簡単に解決するのではないかという気もする。戸籍や住民票の方のコンピュータと同じ仕様であれば何ら問題ないはずである。準備不足のまま、制度導入を急いでしまったのではないかとも感じた。国をあげての大プロジェクトであるなら、レベルの低いコンピュータなどを使わないでもらいたいし、すぐにでも外字対応ができるよう改善してほしい。

上記は電話で問合わせた内容から自分なりに解釈したものであるが、内容が間違っているかも知れないので、もし詳しい人がいたら、間違っていないか教えてください。

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テレサ・テンのお墓参りの旅行アルバム(YouTube)の作成

2015年11月22日 16時22分27秒 | 旅行
日記にもいろいろ書きましたが、今回の台湾旅行のうち、テレサ・テンのお墓参り前後の旅アルバムをスライド・ショーにして、YouTubeにアップしましたので、興味ある方は覗いてみてください。

アルバム・スライドショー

https://www.youtube.com/watch?v=LGGcBDuLL_8&feature=youtu.be
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テレサ・テンを偲ぶ旅を振り返って

2015年11月18日 15時42分29秒 | 旅行

 

台湾での最終日の11月17日に台北探索館で行われているテレサ・テンの特別展を見に行った。10月8日から1月10日まで開催されており、テレサの昔の写真や当時の新聞記事、過去に発行された彼女の記念切手、レコードジャケット等が展示されていた。館内ではテーマ曲の「何日君再来」の音楽が流れ、「時の流れに身をまかせ」の中国語版ともう1曲中国語での歌を歌うテレサの姿が繰り返しビデオでも流れていた。彼女とツー・ショット写真を撮るコーナーもあり、DVDや各種特別記念品の販売も行われていた。

また、別室では、たった4分であるが、彼女が歌う立体のホログラム映像の鑑賞会が30分おきに公開されていた。これは、今年5月23日に東京で行われた「テレサ・テンのメモリアルコンサート」で披露されたホログラム映像と同じ形式のものだが、歌っていたのは、中国語の歌で「甜蜜蜜」という曲であった。日本では馴染みが薄いが、個人的には何回も聴いたことがある曲だったので、懐かしく彼女の歌う映像を楽しむことができた。

今回の旅行で、残念ながら高雄での博物館(閉鎖)と雲林県の生家(公開中止)を見ることができなかったので、たまたまこの特別展を見ることができたのは大変ラッキーであった。また、お墓参りでは、ツアーに入らず個人で行ったので、1時間に1本というバスのスケジュールのおかげで、墓園に約1時間もいることができたのもラッキーであった。その間、テレサの歌をたっぷり聴いたり、ボランテイアのおじさんと話をしたり、テレサのブロマイド写真の位置を動かしたり、楽しいひと時であった。

今回の旅は、45年前に生まれて初めて行った外国が台湾であったので、100か国を目前にして、まさに初心に戻る旅であったといえる。テレサ・テンのことを知ったのもまさに45年も前のことであり、あの時彼女は17歳、それが今はもう亡くなってから20年も経つのだから、45年の歳月をひしと感じる。

彼女はもうこの世にいないが、今でも台湾では根強い人気があるし、お墓の前で彼女の歌声を聴いていると、イエス・キリストではないが、復活しているような錯覚に陥るほどである。また、陳佳(チェン・ジャ)のように、テレサの歌声にそっくりな可愛い若手の歌手も出現しているので、テレサ・テンの世界に浸り続けることができるのも嬉しいかぎりである。

ただ、20年という歳月も大きく、生家や博物館のクローズも心配の種であり、彼女の遺産をきちんと維持したり、情報を発信したりする人達が少なくなりつつあるのではないかと感じる今日この頃である。

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念願のテレサ・テンのお墓参りを実現

2015年11月18日 15時38分42秒 | 旅行

11月16日に、今回の旅行の最大の目的であるテレサ・テンのお墓参りを行った。交通の便を考え、当初、現地ツアーを利用しようと申込みを行ったが、参加者が自分以外に誰もなくツアーは催行中止となった。その連絡が前日にあったので、若干の準備不足の感もあったが、急遽、電車とバスを使って自力で行くことにした。

彼女のお墓は、台北から車でも1時間半ほどかかる北部海岸近く、新北市の金宝山にある墓園にあり、タクシーを使わずに行くには大変そうなイメージもあったが、結果的には、極めてスムーズに行くことができた。

まず、台北からMRTに乗って、淡水という街に行き、そこから皇冠北海岸線という観光スポットに立ち寄っていく路線バスに約1時間乗り、Yun Gardenというところで降りると目の前が彼女のお墓のあるテレサ・テン紀念公園になっている。

ネットでは、淡水や金山という街からタクシーをチャーターするような情報が多いが、今は、路線バスで簡単に行けるので、タクシーなんて不要である。

墓園には大きなピアノの鍵盤、テレサのゴールドの像があり、お墓そのものは大きな大理石でできていて、墓石の上に、マリア様が見守っている。火葬が基本の台湾で、土葬されているのは、蒋介石と蒋経国(蒋介石の子供で6、7期の中華民国総統)とテレサ・テンの3人にしかいないことからも、台湾では物凄い存在であることがわかる。

墓園には、絶えずテレサ・テンの歌声が流れている。中国語、日本語、英語の歌が1時間交代で流れており、そこに彼女がいて歌っているような錯覚に陥るほどである。

墓前には毎日ボランティアでお墓を綺麗にしてくれているテレサ・テンの大ファンのおじさんがいる。NHKでも紹介されたことがあるので、その存在は知っていたが、基隆から毎日やってきているという。墓参りに来る人皆にお線香をくれる。もちろんお金なんか請求しないし、純粋な気持ちでお墓にお線香をあげてほしいという思いだそうである。

没後、20年の節目の2015年にして、初めてテレサ・テンの墓参りを実現することができた。20年という歳月は長く、高雄にあった彼女の博物館が閉鎖されたり、雲林県にある生家がクローズになっていたり、「去る者、日々に疎し」で、今後の行く末が少し心配であるが、立派なお墓は健在であることがわかったので、テレサ・テンのファンであるなら、せめてお墓参りに行ってほしいと願う。

高いお金を出して、ツアーに入る必要もないし(今回の費用は300台湾ドルちょっとで、ツアーより2400台湾ドルも安く行けた)、お墓といっても日本のように暗いイメージは全くなく、紀念公園になっているほど綺麗に整備されているので、彼女のコンサートに行くような気分で訪ねることをお奨めする。いろいろな歌を三か国語で3時間は聴くことができるので、こんな素晴らしいコンサートはないともいえる。

 

お墓参り前後の旅行アルバム: https://youtu.be/LGGcBDuLL_8

 

 

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世界野球を台湾で観戦

2015年11月17日 06時55分54秒 | 旅行

 

台湾旅行中だが、旅行中、台北にてWBSC世界野球が行われることを知り、急遽、15日に日本対ベネズエラ戦を観戦することにした。旅行開始直前に情報を入手したので、台北での宿泊予定のゲストハウスのオーナーにどうやったらチケットが手に入るかを調べてもらったが、なかなかわかりにくく、ネットで簡単に買えるような代物でないことが判明。当日売りがあるところまでわかった状態だけで日本を出発した。

まず、試合会場が台北から新幹線(高鉄という)で20分ほど行った桃園という小さな街にあり、桃園の駅から野球場までは、路線バスもなく、タクシーしか足がない。歩くと約30分かかる。新幹線で台中から桃園経由で台北入りの予定だったので、桃園で途中下車して、当日売りというチケットが手に入るかとも思い、事前調査を兼ねて、お昼頃、野球場に行った。ドミニカ対キューバの試合が行われる直前の時間帯であったが、足はタクシー以外ないことが判明し、今回の旅行で初めてタクシーに乗った。しかし、会場で判明したことは当日券は午後3時からの発売とのことで、空振り。帰りは、タクシーもないので、歩いて駅まで戻り、午後3時以降に再度出直すことにした。

チケットは、ガラガラ状態なので、いっぱいあるとのことで、内野2階席(800台湾ドル 約3200円)を購入する予定で出直した、4時すぎに桃園の駅に着くと日本人の野球ファンがいっぱい無料のシャトルバスを待っていた。日本戦はまあまあ混むので、無料バスを手配しているとのことであった。

並んで待っていたら、3人連れの台中駐在の日本人が後ろに並び、前日のアメリカ戦も見たようで、ものすごい列だったそうであるが、話をしているとチケットを1枚余分に持っているとのことで、よかったら安く譲るという。 結局は1500台湾ドルの内野1階の指定席券を当初予定の800台湾ドルで譲ってもらった。彼らも無駄にならずに済んだし、こちらも特等席のチケットを安く買えたので、ラッキーであった。

座席は一塁側ベンチのすぐ上あたりであったが、空席が目立つので、勝手に席を移動しても構わない感じであった。今までのプロ野球観戦では、外野席が多かったが、今回、かぶりつきに近い位置で日本のトップ選手のプレイを楽しむことができたのはラッキーであった。

海外での野球観戦はシアトル(イチローの試合)で1回経験しただけであったので、今回は2回目でそれも侍ジャパンのトップ選手のプレイを真近で観戦するという貴重な経験をすることができた。唯一残念であったのは、日本が負けている時に会場を後にしたので、その後逆転で日本が勝った瞬間を見ることができなかったことである。足の不便さを考えると、旅行者にとって夜遅い時間まで見ることは厳しいので、やむを得なかったともいえる。

球場が不便なところにあったおかげで、15日は野球以外の観光はなく、単なる移動日であったが、万歩計の歩数は、24800歩にもなっていた。

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台湾の街風景―今回の台湾旅行での雑感

2015年11月14日 23時02分09秒 | 旅行

 

1 とにかく、どの街でもそこかしこにセブン・イレブンがあり、大変便利。高雄市だけで、何十店舗もある印象。日本で馴染みのある食べ物や物が買えるので、旅行中は本当に頼りになる。日本の店舗と同様、おでんも売っていて、1個10台湾ドル(約40円)。材料は少し異なるが、大根やロールキャベツなんかは全く同じようで、汁もおいしく嬉しくなる。こんなに安い値段で日本の味を楽しめるなら、日本人以外がやっている変な日本食レストランなんかより、はるかに日本のコンビニに行ったほうがいい。セブン・イレブンほどではないが、ファミリーマートもところどころで見かけた。日本のコンビニの進出が旅行者の強い味方になっているのは間違いない。高雄でコンビニの多さに驚いたが、その後、台南、台中も全く同じ風景で、台北ではどうなっているのか容易に想像ができるほどである。

2 とにかく、どの街にも、どの観光施設にも公共のトイレがあり、トイレ探しで苦労することがない。しかも、すべて無料なので、他の外国とはえらい違いである。外国では、多くは小銭が必要であり、数も少なく、探すのに苦労した経験を何回もしているので、台湾の公共トイレの設置には敬服する。しかし、ホテルでもトイレット・ペーパーを便器に流せないのは何とかならないものであろうか。紙を流すとすぐに詰まるようであるが、日本のトイレ装置とどこが違うのであろうか? ウォッシュレットをはじめ、トイレに関して、日本は世界一といっても過言ではないが、公共トイレについては、台湾より遅れており、まだまだの感が強い。

3 どの街でも、街にある信号機は、あと何秒で青から赤になるか、あと何秒待ったら、赤から青に変わるかの秒数表示があるのがほとんどで、ストレスがなく信号を渡ることができる。日本でも秒数表示があるところもあるが、ほとんどないのが現実である。きっちりとした天下の日本はどこへ行ったのか、それとも日本では秒数表示をすると何か問題でもあるのかと疑いたくなるほど普及していないと感じる。日本では信号機の長さのアバウトさにイライラするが、台湾ではスッキリした感じで信号機を待っていられる。

4 日本では、マスクをしている人が目立ち、ガイドをしている時に外国人からどうして日本人はマスクをしている人が多いのかよく質問されていた。台湾に来て街を歩いているとまさに目立ったのがマスクをしている人が多いということである。日本人より台湾人のほうが多いのではないかと思うほどである。日本のマスクはほとんどが白であるが、台湾は多いのが薄いブルーのマスクで、白いマスクはほとんど見かけず、カラフルなマスクとかいろいろな模様の入ったマスクもかなり目立つ。マスクをしているのは大気汚染であろうか?中国本土とは違って、台湾の空気が汚いというような印象は全くないが。。。どなたか知っている人がいたら教えてください。

5 100円ショップのダイソーのお店を斗六と台中で見かけたが、斗六のような中堅都市でも大きな店構えであったので、台湾各都市に進出しているのではないかと推察する。品揃えは日本とは少し異なるが、共通する物もいっぱい置いてある。これまた、旅行者にとっては強い味方であるが、なんと値段は100円ではなく、39台湾ドル(約160円)均一になっていた。少しぼっているのではないかとも感じたが、日本からの輸送代が加わっているので仕方ないのであろうか。


写真は、ダイソー

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列車で異文化を体験

2015年11月14日 00時26分17秒 | 旅行

 

今、台湾を旅行中であるが、今日は、高雄から台南までローカル列車、台南から斗六まで急行列車に乗ったが、日本とは大分異なる車内風景を垣間見た。

まず、ローカル列車は、ボックス型の四人掛けではなく、平行して正面に向き合う普通の車両であったが、車内で食べ物を食べている人が相当いた。朝食時だったからも知れないが、まあ5人に1人位は、パンやお菓子や弁当みたいなものを食べているか、何か飲物を飲んでいた。

日本でもボックス型の座席の場合、人にあまり見られることもないので、お弁当を食べたりすることも多いが、電車のように平行して向き合う座席の場合は、日本ではほとんど見かけないし、あれほどの人数が何か食べたり飲んだりしていると列車内というよりレストランと見間違えるような錯覚を覚えたほどである。

また、携帯は車内利用が禁止されていないようで、携帯で話をしている人もいた。女性では、食事の後に、化粧をしている人もいたし、まず日本の電車内ではあまり見られない風景に異文化を感じながら車内観察を楽しんだ。

次に、予約なんか毛頭考えずに、普通に急行列車の切符を買おうと駅のi売場に行ったら、満席で乗れないし、数時間後でないと席がないと言われた。仕方なくローカル列車の切符を買ったが、案内カウンターで尋ねたら、金曜日の夕方は週末帰省する学生でいつも満席状態だという。

しかし、全席予約制ではないので、立ち席でもいいなら切符を発行してくれるという。常識的には、そうだろうと思ったが、切符の係員は何か勘違いしたのだろうか?英語によるコミュニケーション・ギャップがあったのかも知れない。案内カウンターの係員がチケットを取り換えてきてくれたが、先頭か一番後ろの車両に乗れと指示された。

指示に従い、列車の先頭車両に行ったが、行ってビックリ。そこには、座る座席が全くなく、床があるだけで、皆そこに座り込んでいるのである。まさに、皆、ざこ座りで、足の踏み場もなく、立っている人も誰もいない。

今までに、いろいろな列車に乗ったことがあるが、全く初めての経験であった。なぜか、シ-トベルトが立っている人用にか壁に取り付けられているのも気になった。座り込んでいるので、外の風景も見られず、異文化を感じながら、1時間ちょっとの列車の旅を経験した。

写真は、立ち席ならぬざこ座り専用の車両風景
壁に見えるのはシートベルト

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テレサ・テンが可哀そう

2015年11月14日 00時21分01秒 | 旅行

 

テレサ・テンの没後20年という節目の年に合わせ、今、テレサ・テンを偲ぶ旅と称して台湾に来ている。今回の旅の目玉は3つあって、一つは、高雄にあるテレサ・テンの紀念文物館の見学、二つ目は、雲林県にあるテレサ・テンの生家の見学、最後は、台北近郊の新北市にあるテレサ・テンのお墓参りであった。

ところが、何と高雄の博物館と雲林県の生家はともにクローズされていたことが判明してがっかり。博物館は、契約切れとのことですでに閉館されており、そのことはガイドブックはおろかネットでも全く案内されていなかった。電話番号も「現在使われていません」となっているようである。ネットで展示物が詳細に紹介されていたので、楽しみにしていたが、閉鎖とは極めて残念であり、テレサ・テンのファンを裏切るようである。

雲林県にあるテレサ・テンの生家は読売新聞(2014年7月4日付)にも大きく紹介されていたし、今回楽しみにしていたが、これも台風の被害を受けたまま、まだ再開に至っていないようである。近いうちに再開されるのか閉鎖なのか詳しいことはよくわからない。

遺憾ながら東京の台湾観光協会も全く情報を持っていないし、旅行ガイドブックはおろかネットでもほとんど生家の情報は紹介されていないのである。中国語によるフェイスブックはあるが、日本語情報はほとんどないと言える。テレサ・テンにまつわる場所を巡る日本からのツアーがあってもいい位だと思っていたので、残念な限りである。

新北市にあるテレサ・テンのお墓参りは、そこを訪ねる現地ツアーもあるので、ツアーに入ろうかと考えている。また、現在、台北市内でテレサ・テンの文物紀念展が開催されているようなので、そこにも行く予定である。

今年はテレサ・テンの没後20年の節目ということで、東京でメモリアルコンサートもあったし、テレビでもよく取り上げられていただけに、この落差に愕然とならざるを得ない。彼女は、台湾人や中国人から今も強く愛されているようであるが、日本人はあまりにも冷たいような気がする。テレサ・テンの日本人ファンのためにも、テレサの偉業をフォローするような日本の組織や人物が出てきてほしいものである。テレサ・テンがあまりにも可哀そう。.

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杉原千畝 スギハラチウネ

2015年11月08日 23時07分10秒 | 旅行

 

12月5日から杉原千畝スギハラチウネの半生を描いた映画がロードショー公開される。「日本のシンドラー」と呼ばれた外交官の杉原千畝は、リトアニアの日本領事館に勤務中に、日本政府の命令に背いてナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過のビザを発給し、6000人ものユダヤ人の命を救ったことで有名である。 

2010年9月にリトアニアを旅行した際、首都ヴィリニュスからバスか列車で1時間半ほどのどころにあるかっての首都でリトアニア第二の都市、カウナスにある旧日本領事館(杉原記念館)を訪問した。杉原千畝のことはガイドブックでも紹介され、興味を持っていたので、頑張って日帰り旅行を試みたものである。

往復ともバスを利用したが、現地での詳しい地図がなく、高台のわかりにくいところにある記念館を探すのに手間取ってしまった。当時の日本領事館の建物を利用して杉原記念館として一般公開されているが、訪問客が少ないようで、訪ねた時は、誰もおらず、呼び鈴を押して中に入れてもらった位で、見学中に何人かの外人さんが入ってきた程度であった。時間も十分あったので、紹介ビデオを見たり、展示物をじっくりみることができたが、まさにこの場所のこの机の上でビザの発給をしていたかと思うと感慨深いものがあった。

その杉原千畝の半生を描いた映画が唐沢寿明の主演でこのたび公開されると聞いて、今から大変楽しみである。ひとりの日本人が世界を変えたとも言われ、この映画で彼の勇気と決断を体感したいものである。この映画が公開されるとカウナスに旅行する観光客も増えるかもしれない。是非映画も見てほしい。

写真は杉原記念館

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