浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

ソウルの世界遺産探訪

2013年01月29日 06時53分54秒 | 旅行

 

1月24日にソウル市内の世界遺産である宗廟と昌徳宮を歩いて見て回った。今年のソウルは厳寒だが、当日は曇り空で、気温も平年より高く、歩き回るのに特に支障はなかった。

宗廟は、李氏朝鮮歴代国王とその妃の位牌を祀ってある。昌徳宮は、李朝3代国王の太宗が1405年に建てた宮殿である。その一角に、楽善斎という建物があり、日本の宮家から嫁いで、大韓帝国最後の皇太子の妃となった方子女史が晩年暮らした所として知られる。昌徳宮の北半分は秘苑という広大な庭園があり、そこも見て回った。

宗廟も昌徳宮もすべて日本語のガイド付きで回ったので、歴史を含め、非常によくわかった。一番気になったのは、昌徳宮はじめ多くの重要建築物が16世紀末、豊臣秀吉の文禄の役に関連して、ほとんど全て焼失してしまい、今ある昌徳宮の建物も1610年に再建されたもの。日本による韓国侵略の歴史の一端を目の当たりにして、心が痛む思いで説明を聞いていた。

二つの世界遺産を見た後、景福宮の各宮殿と世宗物語という世宗(4代の王で、ハングル文字の作成はじめ、数多くの業績を残し、韓国では英雄的存在)の業績関連の展示館も見た。日本語オーディオを借りたので、これまた、詳しく世宗の業績をたどることができた。世宗物語の隣には、これまた日本軍を打ち負かした韓国の英雄、李舜臣将軍に関するコーナーもあり、日韓の複雑な悲しい歴史を感じざるを得なかった。

1日中歩き回っていたので、万歩計の歩数は、35000歩に達していた。普段は歩いて5分のところでも自転車で行くことが多いので、旅に出ると人格が変わるようである。

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ソウルでの結婚式に参列予定

2013年01月12日 09時48分06秒 | 旅行

1月23日から4泊の予定で、ソウルへの旅行を予定している。4年前、カナダのビクトリア大学に語学留学をしていた時、ジオスという語学学校に通っていた妻のクラスメートの日本人の女性がやはり韓国から留学で来ていた男性と結婚することになり、ソウルで行われる彼女の結婚披露宴に出席するためである。

彼女は留学中よく家に遊びに来ていたので、小生もよく知っているが、日本での披露宴が中止になり、ソウルでのみ行われるとのことで、思い切って行くことにした。自分達もハワイのホノルルで結婚式を挙げたが、海外では、ハワイのカウアイ島、インドネシアのバリ島での結婚式に参列したことがあるので、今回で4回目となる。海外での結婚式の場合、参列者が少ないので、大変喜ばれる。

披露宴にはもう一人のクラスメートも同行するので、親族は別として、日本からは友人としては3人のみの出席となると思われる。自分は暇なので、先にソウル入りして、世界遺産等を見る計画を立て、後半2泊は3人でトリプルに宿泊予定。航空券はエア・アジアの格安航空券で、往復たった2万円なので、国内旅行より安いかも。。。

ソウルは今回で4回目であるが、真冬は初めてなので、ちょっと寒さが心配。でも、韓国式結婚披露宴は初めての経験なので、楽しみでもある。折角ソウルに行くので、留学時のクラスメートの韓国人女性に連絡を取ったところ、一人を通じて全員と連絡が取れ、うら若き女性達3人と食事をすることになったので、これまた大変楽しみである。我々夫婦は、アラカン世代であるが、日本から同行する女性は、30代、韓国の女性は3人とも20代であるので、まさに女子会に紛れ込む感じである。

韓国の女性3人組からは、留学中、3人の内、誰が一番好みの女性かとの厳しい質問を受けたことがある。3人を目の前にしていたので、一瞬返答に躊躇したが、咄嗟にこう答えた。「恋人ならAさん、結婚するならBさん、遊ぶならCさん。」彼らは答えに満足したかどうかはわからないが、咄嗟に英語で答えるのはなかなか大変なものである。

恋人に選んだAさんは、2010年に東京に遊びに来て、我が家にも招待した。また、Bさんも東京に遊びにくる予定があったが、東日本大震災のため、中止。Cさんは、フェイスブックを見ると同棲している彼氏がいる模様。留学していたお蔭で、うら若き女性の友達が増え、若返りに役立っている。10-20代の8人の女性のクラスメートに囲まれていた留学時代が懐かしく思い出される。久し振りの再会も大変楽しみである。
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箱根駅伝を沿道で応援

2013年01月02日 22時15分08秒 | スポーツ

毎年東京にいる限り、必ず箱根駅伝を沿道で応援している。1区はいつも団子状態で目の前を通り過ぎるが、復路の10区はまさにバラバラである。過去には、目の前で選手がふらふらになり、失格となったレースを目撃したこともある。沿道までは我が家から3分程度なので、いつもぎりぎりまでテレビを見てから、出かけているが、最近はテレビのワンセグという便利なものがあるので、到着時間やレース状況をしっかり把握することができる。沿道ではアッという間に選手が走り去って行くが、やはり生で見るとそれなりの臨場感が伝わってくる。

駅伝という競技は、英語では road relayと訳されるが、ekidenという言葉も英語化されてそのまま使われることも多い。日本がその発祥の地で、競技自体は韓国や中国でも行われている。過去には世界選手権が行われたこともある。陸上競技の世界では、個人種目が圧倒的であるが、リレーと駅伝のみが団体競技である。駅伝は、チームのためにタスキを繋ぐという日本人のメンタリティに合っているためか、日本では根強い人気があるが、欧米では、マラソンや長距離走という個人種目に力を入れても、駅伝のような団体競技になかなかトップ選手が出場しない。

テレビの視聴率でも、トラック競技では、数パーセント、マラソンや他の駅伝では、10パーセント前後であるが、この箱根駅伝だけは別格で、25-30パーセントという高視聴率を取るほど人気があり、今やお正月の風物詩となっている。お正月は家にいてゆっくりテレビを見る家庭も多く、長時間にも関わらず、何となくずうっと見てしまう人が多いのでは? また、一人で20㎞前後を走るので、目まぐるしく順位が入れ替わったり、タスキがほんの数秒で繋がらなかったり、ふらふらとなる選手が出たり、まさにドラマがいつもつきまとっているのが、その魅力であろう。

定年前に、陸上競技というスポーツに関連する仕事をしていた関係で、審判長はじめ何人かの競技役員と面識があるので、ますます親しみがわく。往路は、前回19位で予選会から勝ち上がった日体大が優勝したが、復路は、その実績から恐らく逆転のドラマがあるのではないかと予想している。いずれにせよ、3日もほとんどテレビに釘付けになりそうであるが、今回はどんなドラマが待っているのか楽しみである。

写真は1区の選手を沿道から撮ったもの



スポーツ
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