浪漫飛行への誘(いざな)い

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ピッという謎の音の正体

2024年06月06日 04時52分39秒 | 住まい

6月1日の夜、 部屋の机の横当たりからピーという謎の音が聞こえ、調べて見たら約50秒ごとにピッと鳴っている。机の横には、子供の昔の物が入っているダンボール箱が山積みになっており、ハードディスクやスピーカー他自分自身の細々とした雑品が置いてあるが、どこから音が鳴っているのか全く特定できない。妻にも手伝ってらい、音源あたりの物品を他に移動し、50秒毎鳴る音を頼りに、音の正体を突き止めようとしたが、物を移動させても、相変らず同じあたりから音が聞こえてきて、不気味で気持ち悪くなるほどであった。

当初、オキシメーターで心拍数を測っていたので、それかスマートウォッチからピッと鳴っていると思ったが、関係なかった。物品を片付けているとあるダンボール箱の中に使っていない目覚まし時計が見つかり、犯人を突き止めたかと思いきやそれを動かしてもピッという音は鳴り続けた。そして音の鳴るあたりからすべての物品を取り除いたが、それでもピッという音は止まず、怪奇現象かと思ったほどであった。すべてを片付けたのにと諦めかかったが、壁の上部に目をやったら、そこに住宅用火災警報器が取りつけてあるのに気が付いた。よく聞いてみたらピッという音はそこから出ていることがわかった。それにしても我々の耳は、音がどこから来ているかを正確に把握することができないようである。何回もピッという音を聞いたが、まさか壁の上の方で鳴っているとは全くわからなかった。

とんだ謎の音のおかげで、片付けが進み、一件落着となったが、翌日は大掃除と相成った。ネットで調べて見たら、火災警報器は電池切れが原因で警報音が鳴る場合があると解説されていた。電池の寿命は約10年ということで、電池切れを知らせる警告音が犯人であったことがわかり、一安心した。住宅用火災警報器の設置が完全義務化されたのは、2011年6月のことで、ほぼその少し後に設置したので、ほぼ10年経っている。仕様書通り、まさに電池切れの警告音であったようであるが、想像もしていなかったので、我が家では大騒動になってしまった。この設置義務はその後どうなっているのであろうか?
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マンションの総会に出席

2024年05月30日 05時46分02秒 | 住まい

昨年度は、持ち回りでマンション管理組合の理事をやっていたが、大規模修繕工事が実施されたため、かなりの負荷があった。本年度は、お役目御免で、気楽なものであったが、マンション管理には少なからず関心もあるため、5月27日に年に1回の総会が同じ町内会が管理する神社の共同スペースで開催され出席してきた。マンション自体、40数世帯という小さなものなので、出席者も理事を入れても約15人程度であった。大規模修繕という大きな工事が終わった直後なので、深刻な問題はあまりないが、今争点となっているのは、管理組合のあり方である。

当マンションは、設立当時は、自主管理で、管理人のみマンション管理会社から派遣してもらっていたが、理事長による組合費の私的流用という事件が発生したこともあって、今は、信頼できる大手の管理会社が入っている。マンションの住民で作る管理組合の役員は持ち回りでやってきたが、築42年にもなり、住民も皆相当の高齢者になっているため、健康上の理由も含め、役員が出来ない人ややりたくない人が増えてきており、問題が顕在化しつつある。我がマンションの管理会社は、住民による管理組合の理事会機能を外部の管理会社が代行するという「第三者管理方式」を積極的に推進している。どのマンションも高齢化で理事のなり手が減っていることや理事になることに負担を感じる人が増えてきていることが背景にあるようである。管理会社の話によると、新しいマンションでは理事のなり手もおらず、理事会を管理会社に外注するところが主流となっているそうである。

ポイントは、住民の要望がどういう形でどれくらい反映できるか、管理会社の適正な価格や品質をどうチェックしていくかだと思われるが、個人的には、負担のかかる役員は避けたいので、理事会の管理会社への外注には賛成である。従来の理事会を継続したいと思う人を中心に、住民の声を集約する組織を新たに作り、従来の半ば強制的な輪番制は中止する時期に来ていると思う。


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品川駅西口に複合施設(29年度開業予定)~トヨタの新・東京本社も入居

2024年03月30日 05時22分39秒 | 住まい

 

京浜急行は3月22日、旧シナガワグース跡地(東京都港区)における「品川駅西口地区A地区新築計画」の事業化を決定したと発表した。同計画では、トヨタ自動車が共同事業者となる。羽田空港の近くかつ、リニア中央新幹線が停まる品川駅前のポテンシャルを最大限活用し「国際交流拠点としての品川」の実現を目指すという。同時に、トヨタ自動車も東京本社(現在文京区)を2029年度に品川駅の西口地区に開業する複合施設に移転すると発表した。

本計画では、オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)などが入居する地下4階、地上29階建ての複合施設を整備する。2025年度の新築工事着工、29年度の開業を予定している。計画エリアの特徴は、ターミナル駅前ながら自然に恵まれた環境であること。旧宮邸や大名屋敷など古くからの迎賓の地としての役割を継承し、国際交流拠点としての品川の顔にふさわしいまちづくりを目指すとしている。品川駅西口地区では大規模な再開発が計画されており、高輪ゲートウェイ地区の再開発と相俟って、今後大きく飛躍していくことが期待される。我が家からも比較的近いロケーションにあるので、再開発に大いに期待している。

 

画像は、複合施設の完成図

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「高輪ゲートウェイシティ」開業まであと1年

2024年03月08日 08時47分59秒 | 住まい

 

JR東日本は6日、「高輪ゲートウェイシティ」の、2025年3月開業予定の複合棟Ⅰ「THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH」の一部をメディア向けに初公開した旨、テレビのニュースでも紹介されていた。「高輪ゲートウェイシティ」は、品川駅~田町駅(高輪ゲートウェイ駅周辺)間に周辺地域と連携した国際的に魅力的なまちづくりを行う「品川開発プロジェクト」として進められてきた。高輪ゲートウェイ駅前から田町駅方面にかけて1~4街区の4つにエリア分けされ、それぞれ住宅棟・文化創造棟・複合棟Ⅰ・ IIなど超高層ビルが建設され、約13ヘクタールに及ぶ新しい街となる。文化創造棟は建築家の隈研吾氏によるデザインで、緑豊かな木々によって彩られたスパイラル状の建物が、美しい日本の四季を表現され、憩いの場・交流の場となるようである。

開発コンセプトは「Global Gateway」。高輪の歴史を継承しつつ、新たな未来を共創する国際交流拠点として都市機能を整備するという。国際会議も可能な大規模カンファレンス・ビジネス支援施設や、国際水準のホテル・住居・文化施設、商業施設や駅周辺広場、歩行者デッキも整備される予定で、先導的な環境都市となるようで、立地のよさから国内外へのアクセスも抜群である。

東海道五十三次に着想を得た「53 Playable Park」をコンセプトに、広場や駅からなるエキマチ一体型の「Park(遊び場)」を整備し、にぎわいを創出し、約2.7ヘクタールのグリーンを配置し、周辺の水系・地形・植生を取り込んだ緑あふれる景観を形成するという。また高輪ゲートウェイ駅には南改札を新設し、周辺には店舗も開業予定。2020年に再開発区域内で発掘された「高輪築堤」も公園部で現地保存・展示を行い、明治時代の鉄道の歴史とロマンを感じる空間が創出されるという。

JR東日本のテレビCMでも、明治初期に日本初の鉄道が走ったイノベーションの地であることなどを踏まえ、「高輪ゲートウェイシティ」を「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として位置付けていることをPRしている。それぞれの街区を繋ぐ広場や歩行者デッキも整備され、高輪ゲートウェイ駅を含む街全体を一体化する予定という。

高輪ゲートウェイ駅は、家から自転車で20分位のところにあり、2020年3月14日の開業の時も足を運び、最初に電車から駅に降り立った一人となったが、こんな壮大な都市計画があることはあまりよく知らなかった。高輪ゲートウェイシティは、リニア新幹線の始発駅となる品川と一体となって、交通の要所の利点を生かし、先進的な未来都市になるものと期待される。

 

JR東日本テレビCM: https://www.youtube.com/watch?v=NRCGEighZEo

 

Yahooニュース(3/6): https://news.yahoo.co.jp/articles/6354b8a3b9c794a1117d6891b9cd009d5a33336c

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SUUMO住みたい街ランキング2024 首都圏版

2024年03月02日 06時36分29秒 | 住まい

 

2月28日、リクルートでは、 首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住している20歳~49歳の9335人を対象に実施した「SUUMO住みたい街ランキング2024 首都圏版」を発表した。住みたい街(駅)ランキングの結果は以下の通り。

     ( 代表的路線 )

1位     横浜(JR京浜東北線) 1683点

2位     大宮(JR京浜東北線) 1054

3位     吉祥寺(JR中央線)   996

4位     恵比寿(JR山手線)   952

5位     新宿(JR山手線)※1    777

6位     目黒(JR山手線)      690

7位     池袋(JR山手線)    666

8位     品川(JR山手線)      634

9位     東京(JR山手線)      619

10位   浦和(JR京浜東北線) 602

11位   渋谷(JR山手線)      568

12位   鎌倉(JR横須賀線)   556

13位   中目黒(東急東横線) 552

14位   武蔵小杉(東急東横線)   506

15位   流山おおたかの森(つくばエクスプレス)      503

16位   舞浜(JR京葉線)     482

17位   船橋(JR総武線)※2     469

18位   中野(JR中央線)      443

19位   桜木町(JR京浜東北線)       431

20位   表参道(東京メトロ銀座線)   418

21位   さいたま新都心(JR京浜東北線)     409

22位   立川(JR中央線)※3     407

23位   北千住(東京メトロ千代田線)         404

24位   みなとみらい(みなとみらい線)      373

25位   柏(JR常磐線)        371

26位   有楽町(JR山手線)※4   367

27位   自由が丘(東急東横線)        365

28位   つくば(つくばエクスプレス)       359

29位   秋葉原(JR山手線) ※5    335

29位   川越(東武東上線)    335

31位   藤沢(JR東海道本線) 321

32位   川崎(JR京浜東北線) 318

33位   三鷹(JR中央線)      314

34位   二子玉川(東急田園都市線)   311

35位   海老名(小田急小田原線)      309

35位   和光市(東武東上線) 309

37位   千葉(JR総武線)※6     304

38位   荻窪(JR中央線)      282

39位   新浦安(JR京葉線)   280

39位   水戸(JR常磐線)      280

41位   浦安(東京メトロ東西線)    267

42位   所沢(西武池袋線)    266

43位   代々木上原(東京メトロ千代田線)    265

44位   銀座(東京メトロ銀座線)      260

44位   たまプラーザ(東急田園都市線)      260

46位   三軒茶屋(東急田園都市線)   257

47位   津田沼(JR総武線)   253

48位   練馬(西武有楽町線) 250

49位   江ノ島(江ノ島電鉄線)    245

50位   新横浜(JR横浜線)   237

数路線が乗り入れている駅の代表的な沿線は、回答時に選択された路線のうち最も多い得点を獲得した路線を表示

※1:新宿 西武新宿 新宿西口の得点を合算

※2:船橋 京成船橋の得点を合算

※3:立川 立川北 立川南の得点を合算

※4:有楽町 日比谷の得点を合算

※5:秋葉原 岩本町の得点を合算

※6:千葉 京成千葉の得点を合算

 

特徴として、「横浜」が大幅得点UPで7年連続1位 。「大宮」は過去最高の2位と、初めてTOP2を東京都以外が占める 。東京都では「秋葉原」「北千住」が大きく得点を伸ばしているという。

自分の住む品川は、過去2018年4位、2019年~21年6位、2022年8位、2023年11位であったというから、ほぼほぼ安定した人気があるといえる。調査対象年齢が20~49歳という若者世代なので、何とも言えないが、品川は、交通の便が抜群によく、高層ビル群の近代都市と江戸情緒が入り混じる未来と過去の「いいとこ取り」の街でもある。交通の便として、最寄駅から東京まで17分、銀座まで14分、新宿まで24分、横浜まで19分、お台場まで5分、ディズニーランドまで20分、羽田空港まで19分、成田空港まで1時間18分といった具合で、車は不要で、カーシェアで十分である。周辺には神社仏閣も多く、緑と静けさも十分といえる。調査結果は、いつも8位前後のようであるが、実際に長く住んでいる者にとっては、もっと上位ランキングにあってもおかしくないと感じる。

 

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洗足池界隈探訪

2024年01月29日 07時31分04秒 | 住まい

 

最近、大田区にある洗足池界隈に行く機会が増えた。それは、タイから帰国した次男ファミリー(奥さんと孫)が界隈に住まいを借りたからである。我が家から車だと15~20分位であるが、この界隈とは昔から縁があり、馴染み深い。結婚して長男が生まれた頃、この界隈に会社の社宅があり、3年ほど住んでいた。池上線の長原と洗足池の間位の閑静な住宅街にあり、近くには淡谷のり子さんの家もあった。

洗足池の公園は、桜や梅の名所でもあり、卓球クラブのお花見で何回か訪れたこともある。池の畔には、勝海舟のお墓や記念館もあり、今は梅が見頃を迎えている。池の大きさもほどよく、ボートが楽しめたり、水鳥が多数生息し、神社もあったりして、落ち着いた閑静な雰囲気は大変魅力的である。勝海舟は、「咸臨丸」で渡米し、海軍の育成に努めるなど革新的な幕臣で、「江戸無血開城」を実現させたことも有名である。彼は、江戸城の明け渡しについて、新政府軍の本陣があった池上本門寺へ向かう途中、洗足池付近で休息をとった際、周辺の風景を大変気に入り、1891年に「洗足軒」といわれる別荘を構えたという。本人の遺志により、この地に葬られたものの、一時は青山墓地に移ったようであるが、今は、この地に改葬され、二つの五輪塔が並んだ「勝海舟夫妻墓所」として親しまれている。

この界隈の住所は、「千束」という文字が使われているが、なぜ「洗足池」のように、「洗足」という文字が使われているか疑問に思い、調べてみたら、この地は、永らく「千束」とされていた。千束とはこの地にある大池(現在の洗足池)が水源地として灌漑に利用されていたので、1000束分の稲が免税されたためという説が有力なようである。その後、身延山久遠寺から両親の墓参のため常陸へ向かう日蓮聖人が、「千束郷の大池」のほとりで休息し、足を洗ったという言い伝えから、その池を「洗足池」と改めたとのことである。東急線の駅名も、「北千束」あり、「洗足池」ありでわけがわからない。孫の面倒で、この界隈に行く機会が増えそうだが、3月末のお花見が楽しみである。勝海舟記念館にも足を運び、歴史探訪も楽しんでみたい。

 

画像は、歌川広重「名所江戸百景 千束の池袈裟懸松」 

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東品川公園は憩いの場

2023年07月26日 13時31分38秒 | 住まい

毎週水曜日に東品川公園内にあるテニスコートでテニスを楽しんでいる。この公園とは40年位前から縁があって、大変気に入っている。1982年頃、初めてのマイホームとなるマンションを探していたが、たまたまこの公園に隣接する場所に新築マンションが建設され、販売されるということを知った。当時大田区の洗足池近くの社宅に住んでいたが、通勤していた羽田地区と都心にもアクセスがよさそうな地域を中心に探していて、まさにこのあたりにポイントが絞られたものである。

6階南側の一部屋を事前に確保していたが、前に5階建てマンションがすでに建っていたので、日当たりと景観を考え、売り出し時、徹夜で並び、8階の部屋に鞍替えした。当時子供も小さかったので、マンションから歩道だけで公園に行ける上、公園前に小学校があったので、通学も徒歩1分であった。また、テニスコートが部屋のベランダから見られるということも大変気に入っていた。まさに隣接する憩いの場であった。

その後、ドイツに転勤となったため、実際にはトータル4年位しか住んでいなかったが、公園は十二分に利用させてもらった。90年代に入り、東京に戻った時に手狭になったので、今のマンションを新たに購入し、現在に至っている。公園には、今の住まいからも徒歩5分ちょっとなので、テニスだけでなく、孫の遊び場としても便利に利用している。

公園の中にテニスコートが2面あるが、今どき珍しくクレイコートである。高齢者団体として利用しているので、利用料もタダで、感謝しながらスポーツで汗を流している。26日は、猛暑の中、3時間半ほどテニスをやったが、コートにある温度計は42度をさしていた。メンバーは皆高齢者なので、特に真夏は、熱中症に注意しながら休み休みプレイする必要がありそうである。

また、公園は、交通公園として位置付けられているので、一般的な遊具の他に、蒸気機関車、灯台、横断歩道、子供用自転車の貸出(週末や夏冬休み)もある。桜をはじめ、緑も多く、近所の人達の憩いの場となっている。こんないい環境の中で、週一度とはいえ、無料でテニスをさせてもらえることに深く感謝している。



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マンションの定期総会~役員任務完了

2023年05月31日 06時49分53秒 | 住まい

5月30日に年1回のマンション管理組合の定期総会が開催された。輪番制から副理事長として1年間役員を務めてきたが、無事総会も終了し、お役御免となった。基本的なことは管理会社がやってくれるので、楽といえば楽だが、理事会の会合が月に1回とはいえ負担となる。今期は、大規模修繕工事を実施したので、それなりに負荷もあった。我がマンションも築40年位経っており、自分も含め入居者の多くは高齢者となっているため、管理組合の役員をやる人が少なくなってきている。

管理会社のスタッフによると、最近は、管理組合の理事会機能を外部の管理会社が代行するという「第三者管理方式」が注目されてきているという。高齢化で理事のなり手が減っていることや理事になることに負担を感じる人が増えていることが背景にあるというが、まさにそうである。昨今は、新築マンションだとこういう形態のところも多いという。所有者による理事会がなくなると住民の声をどうやって反映させていくか、管理会社の業務が適正な価格や品質で実施されているかどうやってチェックしていくか等の問題をクリアにする必要があるが、早晩導入を検討すべきであると感じる。まさに「餅は餅屋」で、自分の経験からも個人的には理事会の外注には賛成である。4月15日付の読売新聞にもこの理事会外注を扱った記事が出ていたが、そういう時代になりつつあるような気がする。

読売オンラインの記事(4/15): https://www.yomiuri.co.jp/life/20230414-OYT8T50084/

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「お台場少年」の出版~昭和35年の品川宿

2023年04月29日 08時38分05秒 | 住まい

「お台場少年」は、1978年に「ポポロクロイス物語」で漫画家デビューした旧東海道品川宿で生まれ育った田森庸介さんが、昭和35年頃の品川宿界隈の探検記を記したものである。色々な経緯があって、なかなか出版出来ていなかったが、地元の人達の支援もあって、この1月に発刊されたばかりである。この本のことは、シナガワのチカラとして、ユーチューブでも紹介されていたので、興味を持っていたものである。図書館にも置かれていたので、早速借りて読ませてもらった。

今は「品川宿交流館」となっている場所に「玉晶堂」という時計屋さんがあり、そこの長男として生まれ育った作者は、近くの台場小学校に通っていた昭和35年頃の町の様子を少年の目を通して生き生きと描いている。作者とほぼ同じ年代なので、当時の品川宿の様子は容易に想像できる。品川宿に引っ越して来てから、40年も経つが、時計屋さんの看板は何となく覚えている。本には昭和35年当時の町の地図が掲載されていたので、大変分かりやすく、本を手にして界隈を歩いてしまった。お台場とか品川富士とか馴染み深い地名や場所名が出てくるので、親しみが沸く。

「北の吉原、南の品川」と言われ、品川宿には遊郭《貸座敷》があったことは有名である。品川は「美南見」とも呼ばれていた。落語の「居残り佐平次」「品川心中」、映画の「幕末太陽傳」に出てくる「相模屋」(土蔵相模)は特に有名で、高杉晋作、伊藤博文ら幕末の志士たちが密儀を行った場所として知られている。文久2年の長州藩士による英国公使館焼き討ち事件の際は、ここ土蔵相模から出発。安政7年(1860)には桜田門外の変で襲撃組主体をなした水戸浪士17名がここで訣別の宴を催したといわれる。

本のメインは、まさに品川宿の探検記であるが、随所に品川宿の歴史的事項が解説してあり、歴史書にもなっているので、興味深い。まさに解説付の戦後復興期の下町の面影を少年の目線で描いた町探検物語といえる。一気に昭和35年にプレイバックして、懐かしい気分となった。


しながわのチカラ「児童小説『お台場少年』の出版をめざして」: https://youtu.be/cnwIqrIkaGw



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住みたい街ランキング2023首都圏版

2023年02月24日 06時42分03秒 | 住まい

リクルートは2月22日、同社が実施した「SUUMO住みたい街ランキング2023 首都圏版」の集計結果を発表した。本ランキングは、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住する20歳から49歳の男女を対象に、ウェブアンケート形式で調査したもの。

 「住みたい街(駅)」ランキングでは、「横浜」が6年連続で1位を獲得。2位「吉祥寺」、3位「大宮」のトップ3は、いずれも前年より得点を伸ばした。4位「恵比寿」はコロナ禍以降3年連続で得点をダウン。5位「新宿」は3年ぶりに得点を大幅に増やした。 以降、6位「目黒」、7位「池袋」と続き、8位「鎌倉」は2018年以降の最高位となり、9位の「渋谷」と「東京」は、2018年以降初めてのトップ10入りとなった。

我が「品川」は、昨年8位であったが、今回の調査では第11位とランクを下げた。実感としては、下がる理由は見つからないので、たまたまであろう。交通の便としては、東京駅まで、横浜と吉祥寺からは共に26分、大宮からは33分かかるが、品川からは8分(山手線でも12分)と、どこにも負けないものがある。品川は、交通の要所として、都心、神奈川、千葉、埼玉にもアクセスが良く、新幹線、リニア新幹線、飛行機利用にも便利で、羽田空港へは21分、成田空港へも1時間5分という利便性は大変魅力がある。実際に住んでいて、他の地域に引越しようとはかけらも思わないほどである。

最近では、新しい高輪ゲートウェイ駅もでき、周辺の再開発もどんどん進んでいる。品川駅の高輪口側の再開発も青写真が発表されている。品川界隈は旧東海道という江戸情緒も残っており、土地価格も比較的安いので、もっと上位に来てもいい印象がある。調査年齢が20~49歳という若い世代が対象ということも要因の一つであると思われるが、もっと上の世代やシニア[i]世代を対象にしたら、大分ランキングが変わるのではないかと思う。


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