なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

サンスベリア(スズラン亜科・チトセラン属)多年草

2019-10-19 19:12:57 | 園芸花
 長年窓辺に置いていた鉢植えの観葉植物サンスベリアに、珍しく花が咲いているのを
見つけました。
 葉の間から花茎が伸びてきて、その茎の周りに細長い蕾が何個かずつ集まってついて
います。開花は、夕方から夜にかけて進んできました。細長い花冠が6裂して反り返って
きます。雄しべ雌しべが長く伸びていました。
強い香りがして、小さな花なのに、香りが部屋中に広がりました。
花の基部についた水滴のようなものは、蜜なのだそうです。
咲いた花は、翌日には閉じて萎れ、また別の蕾が伸びてきて、ふくらんでいました。





























 

リュウキュウアサガオ(ヒルガオ科・サツマイモ属)多年草

2019-07-21 15:40:06 | 園芸花
 毎年グリーンカーテンにして育てているリュウキュウアサガオが今年も咲いています。
このアサガオは、よく枝分かれし、よく伸びるので、グリーンカーテンには、向いている
ようです。
 葉腋から短いつるを伸ばして、先端にたくさんの蕾をつけます。一度に2個、3個と
咲く場合もありますが、次々と毎日花を開いていきます。
 オーシャンブルーとも呼ばれ、特に朝のうちは、青色が爽やかな感じです。午後に
なると、やや赤みを帯びて、紫色になってきます。夕方まで、おちないで咲き続けて
います。
 このアサガオは、種を実らせないので、秋に挿し芽にして、小さな株で冬越しをして
います。室内の日光の射し込む所においておくと、枯れません。

























クジャクサボテン(サボテン科・クジャクサボテン属)多年草

2019-06-21 11:11:47 | 園芸花
 何年ぶりかで、今年はクジャクサボテンが何個か咲きました。
でも、育て方がよくないのか、どの花もあまり元気がありませんでした。
最後の一輪が昨日咲いたので、写真に撮って残しておこうと思いました。
以前に月下美人を咲かせたことがありますが、月下美人は夜の数時間だけ開花するのに比べ
クジャクサボテンは、まる一日は、綺麗に咲いています。



































ツリガネスイセン(ユリ科・シラー属)多年草

2019-05-20 13:00:02 | 園芸花
 庭のツリガネスイセンが5月の初旬頃に咲いていました。南ヨーロッパ原産の園芸種で
明治末期に伝わったということです。
地下に白い鱗茎を作り、だんだんと殖えていきます。
5月中頃に愛知川河川敷の藪の中で、この花が咲いているのを見つけました。こんな場所
にも、野生化してきているのだな・・と思いました。
 先日この庭のツリガネスイセンを見ましたら、もう大方枯れてきたのですが、よく見ると
緑色の果実が出来ていました。そうか・・ツリガネスイセンは、種でも殖えるんだ!と
思いました。もう少し種の出来ていく様子を観察してみます。







































6月13日 熟した種を観察しました。 種の出来ているものは、少なかったです。











ニオイイリス(アヤメ科・アヤメ属)多年草

2019-05-08 16:50:52 | 園芸花
 亡き姑からイチハツと教えられていた庭のこの花、調べてみると、白のイチハツではなく、
ニオイイリスという花だとわかりました。
ニオイイリスは、地中海沿岸の原産で、ジャーマンアイリスの祖先の一つだということでした。
 イチハツとの違いは、外花被片のつけ根に髭状(ブラシ状)の黄色い突起があること。
イチハツでは、鶏冠状のひらひらした突起になっています。また、内花被片がイチハツでは、
斜めに向かって伸びているのに対し、ニオイイリスのそれは、ほぼ真上に向かって立ち上がり
先端が内側にカールしています。
イチハツの葉には、粗い筋がいくつも走っていますが、ニオイイリスには、このような筋は
ありません。
 ニオイイリスの根茎は、乾燥させ、香料として利用されるということです。
雄しべは、やはり雌しべの外側に隠れていました。