リュウキュウアサガオ（ヒルガオ科・サツマイモ属）多年草

　毎年グリーンカーテンにして育てているリュウキュウアサガオが今年も咲いています。
このアサガオは、よく枝分かれし、よく伸びるので、グリーンカーテンには、向いている
ようです。
　葉腋から短いつるを伸ばして、先端にたくさんの蕾をつけます。一度に２個、３個と
咲く場合もありますが、次々と毎日花を開いていきます。
　オーシャンブルーとも呼ばれ、特に朝のうちは、青色が爽やかな感じです。午後に
なると、やや赤みを帯びて、紫色になってきます。夕方まで、おちないで咲き続けて
います。
　このアサガオは、種を実らせないので、秋に挿し芽にして、小さな株で冬越しをして
います。室内の日光の射し込む所においておくと、枯れません。

オニユリ（ユリ科・ユリ属）多年草

　オニユリの花が咲きました。もう何十年も前に、むかごからひとり生えしていたものを
ここに植え替えておいたものです。
野生のユリらしく、色鮮やかな橙赤色で、濃い色の斑点がついています。如何にも鬼の
ような色です。花被片は、強く反り返っていて、長い雄しべに大きな葯が揺れています。
この花粉がうっかり手や服についてしまうと、洗ってもなかなかとれなくて困った覚えが
あります。
葉腋には、珠芽（むかご）が並んでついていました。

イヌガラシ（アブラナ科・イヌガラシ属）１～越年草

　畑の雑草イヌガラシが咲いていました。
直径４～５ｍｍの黄色い十字花です。雄しべは６個、雌しべは１個で、短い円柱のような
形をしています。柱頭が平たくなっています。
果実は１．５～２．５ｃｍの細長い円柱状の長角果で、弓状に少し曲がっています。
カラシナに似ていて食用にはされないので、イヌガラシの名がついているようです。