なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

タイマツバナ(シソ科・ヤグルマハッカ属)多年草

2021-07-04 14:52:53 | 園芸花
 モナルダとも呼ばれるタイマツバナが、今年も花を咲かせました。数年前に近所の方から
戴いたもので、植えっぱなしにしてあるのに、毎年高く伸びては、花を楽しませてくれます。
 北米原産の園芸種で、茎上部に数個の小花からなる頂状花序を開きます。
花冠は、筒状で2唇に分かれ、ぷつぷつとごま粒のように見えるのが、雄しべの葯のようです。
 真っ赤な花は、文字通りタイマツのように見えますが、うちのは、優しい薄紫色です。
 花や葉はさわやかな香りがして、ハーブティーやポプリとして利用されるそうです。
オマケ画像は、近くの鉢で咲いたヤブカンゾウの花です。何かの野草にくっついてきて
育ったものです。





























アルストロメリア(ユリズイセン科・ユリズイセン属)多年草

2020-06-25 16:40:07 | 園芸花
 裏の畑で、アルストロメリアの前を素通りしようとすると、「ねえねえ、たまにはこっちも
見てよ!」と、呼びかけられているような気がしました。花がみんなこっちを向いて、そろって
咲いています。毎年放ったらかしにしているのに、球根で殖えてきたらしいです。
 よく見ると、外花被片3枚、内花被片3枚で、外花被片は、やや大きく丸みがあり、内花被片は
小さくて先が尖り、内側に斑点の模様があります。なかなかおしゃれな花です。雄しべは6個で、
葯が大きく、くるりと上を向いています。雌しべの柱頭は、3裂しています。
 葉は基部のところで180°ねじれて、裏面が上になるという変わった付き方をしています。
 花もちが長く、切り花として人気があるということです。
 5枚目の写真は、花の落ちたあとの若い実の様子です。




























ブーゲンビリア(オシロイバナ科・ブーゲンビリア属)熱帯性低木

2020-06-23 13:41:45 | 園芸花
 九州や沖縄など暖かい地方でよく見かけたブーゲンビリア、何年も前から、連れ合いが
鉢植えで育てています。
 挿し木で殖やして、冬は重たい鉢を日当たりのよい室内に運んだり、植え替えや剪定など
世話が大変なようです。でも、年に何度も鮮やかな花を見せてくれるので、明るい気分に
させてくれます。
 実際の花は、花の中央部にある3個の小さな筒状の白い部分です。色づいた花びらに見える
部分は、花を取り巻く苞葉で、3枚ついています。
























シュウメイギク(キンポウゲ科・イチリンソウ属)多年草

2019-10-28 11:22:52 | 園芸花
 庭のシュウメイギクが長いこと咲いています。優しい花姿の反面、とても繁殖力の
強い植物で、刈っても刈っても年々増えてきます。
 古い時代に中国から入ってきた帰化植物だそうですが、野性化しています。
濃いローズ色で、八重咲きのキブネギクが、原種に近い形だそうです。
近年品種改良されて、いろいろな色や形のシュウメイギクが見られます。
花弁のように見えるのは、萼だそうで、花弁は退化してありません。






























ホトトギス(ユリ科・ホトトギス属)多年草

2019-10-25 20:21:16 | 園芸花
 今年も庭のホトトギスの花が咲きました。
ホトトギスにもいろんな種類があるようですが、この花が一番普通に見られるようです。
何となく野趣のある風情が好きです。花はユリ科で、個性的な形をしています。
3枚の外花被片の基部にこぶのような距がついています。
雌しべの柱頭は、3裂して開き、さらに2裂しています。腺状の突起が見られます。
雌しべの外側に6個開いているのが、雄しべの葯です。