なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ハイビスカス(アオイ科・フヨウ属)常緑中低木

2013-07-31 13:31:34 | 花木
 これは、わが家の鉢植えハイビスカスです。もう何年も植え替えをしたり、室内で冬越しをしたりして、だんだん
大きく育ってきました。
 ハイビスカスの花は、漏斗形で、長い花柄があります。雄しべは、管状に癒合して、その上部に多数の葯をつけます。
雌しべは、雄しべより長く、先が五つに分かれます。適温であれば、一年中花をつけます。
果実や種をあまり見たことがないのですが、種は出来るようです。

























ヒヨドリバナ(キク科・ヒヨドリバナ属)多年草

2013-07-29 14:20:26 | 草花
 7月の下旬になると、里山の山裾に、あちこちヒヨドリバナが咲き始めます。
何となく秋の風情を感じさせる花ですが、盛夏の今時分から咲き始めるのですね。
ヒヨドリバナは、枝先に多数の花をつけ、頭花は、5個ほどの白色の筒状両性花からなっています。花冠の先は浅く5裂し、
花柱の先が分枝して、長く伸びています。葉の形や葉のつき方で、よく似たヨツバヒヨドリやフジバカマと見分けることが
できます。
















アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)つる性落葉樹

2013-07-28 16:24:16 | 樹木
 曽根沼公園の林縁にヤマイモのような葉のつるが絡み付いて、小さな白い花をつけていました。
調べてみると、アオツヅラフジというつる性の木本のようでした。
アオツヅラフジのつるは、樹木などに絡み付いて、長く伸びていきます。枝には、淡黄褐色の毛がたくさん生えていて、これでひっかけて登っていくようです。
葉の形は広卵形で、葉の形は変化が多く、時には3裂するものもあるそうです。雌雄異株で、葉腋に小さな花序を出し、
黄白色の3mmぐらいの花を開きます。花弁とガクは各6個で、花弁の先端は小さく2裂しています。
雄花は、雄しべ6個、雌花は、雌しべ1個と仮雄しべ6個があります。
果実は核果で、6~7mmの球形です。熟すと粉白を帯びた藍黒色になり、ぶどうのように垂れ下がります。
























アキノタムラソウ(シソ科・アキギリ属)多年草

2013-07-26 14:20:34 | 草花
 昨年曽根沼公園で見つけたアキノタムラソウ・・今年は、荒神山の山陰で見つけました。
やや日当たりの悪い木陰で、涼しげな青紫色の花を、幾株も咲かせていました。草丈は20~50cmでした。
茎の上部に10~25cmの花穂を出し、青紫色の唇形花が数段に6個前後ずつ輪生しています。みんな日光の方向に
偏って咲いています。雌しべ1本は、上唇の先端から出ており、雄しべ2本は、垂れ下がって、先端に黒い葯をつけて
います。花冠には、細かい白い毛がたくさん生えています。葉は、3・7枚の奇数羽状複葉です。