なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

コムラサキ(クマツヅラ科・ムラサキシキブ属)落葉低木

2017-06-30 14:13:10 | 草花
 わが家のコムラサキが薄紫色の花を開き始めました。
秋になれば、紫色の実をたくさんつけてくれることでしょう。
 コムラサキは、葉の鋸歯が上半分につくこと、花序の柄が、葉腋より少し上につくこと
などで、ムラサキシキブと区別出来ます。
 集散花序の花は、10~20個集まって咲きます。花冠は4裂し、裂片は平開します。
雄しべ4個と雌しべ1個は、ともに花冠の外に突き出ています。
枝は紫色を帯び、若い枝には、星状毛がありますが、後に無毛となっていきます

































ミヤマオダマキの種

2017-06-28 16:42:06 | 草花
 5月7日に清楚な花を紹介したミヤマオダマキですが、6月下旬になって、ようやく
その果実から、種を零し始めました。
 果実は、袋果で、5本の先の尖った筒を束ねたような姿で、上を向いています。
熟してくると、袋果は、緑色から茶色になってきます。
 よく似た小花のヒメウズの果実は、3・4個の袋が開いていましたが、ミヤマオダマキの
袋果は、くっついたままで、上の部分だけが裂開して、種を零します。


























マメグンバイナズナの種

2017-06-27 15:20:41 | 草花
 農道、道端のマメグンバイナズナは、立ったまま枯れていました。周りの雑草と一緒に・・。
除草剤をかけられたようです。
もう少しで、稔らせた種をこぼすところだったので、とても残念でした。
枯れた株を少しひいてきて、庭で撮影しました。
小さな軍配型の、果実の中には、隔壁があって、2個の種が透けて見えます。
ナズナのようにたくさんの種は入っていません。





























ネズミホソムギ(イネ科・ドクムギ属)1~越年草

2017-06-20 19:28:15 | 草花
 曽根沼公園の遊歩道を歩いていましたら、ホソムギらしき草がぽつぽつと生えていました。
ここは、あまり群生していないし、今度こそホソムギが撮れたかな・・と、思ったのですが、
帰って写真を詳しく見ると、やはり、短い芒が写っていました。
 これも、やはりネズミホソムギか・・と、ちょっとがっかりしましたが、たくさんの
雄しべや雌しべを撮ることができました。ネズミムギにしては、芒がやや短いかな・・と、
思います。





























ウラジロチチコグサ(キク科・チチコグサモドキ属)多年草

2017-06-19 20:14:15 | 草花
 公園の芝生の中で、この前、別の場所で見たチチコグサモドキとよく似た草を見つけました。
こちらは、草丈がもっと高くて、30cm以上ありました。
 これが、タチチチコグサなのかしら・・と、思いましたが、林の子さまから、これは、
ウラジロチチコグサという草だと、教えて頂きました。それで、記載内容を変更しました。
ウラジロチチコグサは、とても草丈が高くなり、80cmにもなるのもあるそうです。
ウラジロチチコグサには、次のような特徴で、見分けられます。
・茎や葉裏に白い毛がたくさん生えている。
・茎につく葉の縁が波打つ。
・花期にも根生葉がある。
花は、花期を過ぎていて、冠毛を開き、種を飛ばしてしまった後のものもありました。