なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

オカトラノオ(サクラソウ科・オカトラノオ属)多年草

2020-06-30 14:08:09 | 草花
 お隣さんの畑に、今年もオカトラノオが咲いています。花穂の垂れ下がった姿は、何となく
風情があります。
 花は下から上へと咲き進んでいくようですが、咲いた花は暫くすると萎れるので、花序全体の
花が咲いている姿は、見られません。
 よく見ると花の雄しべの花糸に細かい毛が生えているようです。
























アルストロメリア(ユリズイセン科・ユリズイセン属)多年草

2020-06-25 16:40:07 | 園芸花
 裏の畑で、アルストロメリアの前を素通りしようとすると、「ねえねえ、たまにはこっちも
見てよ!」と、呼びかけられているような気がしました。花がみんなこっちを向いて、そろって
咲いています。毎年放ったらかしにしているのに、球根で殖えてきたらしいです。
 よく見ると、外花被片3枚、内花被片3枚で、外花被片は、やや大きく丸みがあり、内花被片は
小さくて先が尖り、内側に斑点の模様があります。なかなかおしゃれな花です。雄しべは6個で、
葯が大きく、くるりと上を向いています。雌しべの柱頭は、3裂しています。
 葉は基部のところで180°ねじれて、裏面が上になるという変わった付き方をしています。
 花もちが長く、切り花として人気があるということです。
 5枚目の写真は、花の落ちたあとの若い実の様子です。




























ブーゲンビリア(オシロイバナ科・ブーゲンビリア属)熱帯性低木

2020-06-23 13:41:45 | 園芸花
 九州や沖縄など暖かい地方でよく見かけたブーゲンビリア、何年も前から、連れ合いが
鉢植えで育てています。
 挿し木で殖やして、冬は重たい鉢を日当たりのよい室内に運んだり、植え替えや剪定など
世話が大変なようです。でも、年に何度も鮮やかな花を見せてくれるので、明るい気分に
させてくれます。
 実際の花は、花の中央部にある3個の小さな筒状の白い部分です。色づいた花びらに見える
部分は、花を取り巻く苞葉で、3枚ついています。
























ゼンテイカ(ユリ科・ワスレグサ属)多年草 別名ニッコウキスゲ

2020-06-17 16:02:15 | 草花
 今年も裏の畑で、ゼンテイカがたくさんの花を咲かせています。鮮やかな橙色は、何となく
元気をもらえそうです。葉がわさわさと繁って、株が殖えてきました。
 朝見ると、雄しべの黒い葯が弾けて、花粉を出し始めていました。蟻がたくさんやってきて、
花粉を食べているようです。
 ゼンテイカは、一日花で、夕方には萎んでしまいます。すると、次々と他の蕾が膨らんできて
明朝咲く用意をしています。
 果実も何個か出来ていましたが、うまく種が熟すまで育つかは、わかりません。






























ムラサキカタバミ(カタバミ科・カタバミ属)多年草

2020-06-11 14:10:47 | 草花
 今の時期、道端や河川敷の雑草の中に、爽やかなピンクのムラサキカタバミをよく見かけます。
ムラサキカタバミは、南米原産で、江戸時代末期に観賞用として移入された帰化植物です。その後
全国に野生化したということです。
 葉は根生し、3小葉からなる掌状複葉で、小葉は、倒心形をしています。花は淡紫紅色で、
径1.5cm、花弁に濃い色の脈があります。萼片は長楕円形で先端に腺点があります。
雌しべの花柱は5個、雄しべは10個、葯は白色ということですが、写真では、はっきり
撮れていません。雄しべが花弁化したものもあるようです。