なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

シナサワグルミ(クルミ科・サワグルミ属)落葉高木

2017-05-31 19:08:42 | 樹木
 曽根沼の水辺には、1980年に植えられたというシナサワグルミの木が、何本か大きく
育っています。
 今の時期、若い果穂がぶらぶらと簾のように何本も垂れ下がって、面白い姿をしています。
 シナサワグルミは、明治時代に中国から渡来したものだそうで、よく公園樹や街路樹として
植栽されているとのことです。
 葉は偶数羽状複葉で、中軸に翼があるのが、特徴です。果実には、2枚の翼がついていて、
秋には、くるくると舞い散ります。




























エゴノキ(エゴノキ科・エゴノキ属)落葉小高木

2017-05-30 14:54:11 | 樹木
 山裾の道を走っていると、所々白い花が一面に散り敷いています。エゴノキの落花です。
公園の遊歩道にも、2ヶ所白い花がいっぱい落ちている所がありました。
それほど大きな木ではないのですが、重なるようにたくさんの花がついています。
 エゴノキの花は、みんな下を向いて開きます。萼はコップ状で、花冠は、深く5裂し、
星状毛が密生しています。花柱は、雄しべより長く突き出し、花冠が落ちた後も残ってい
ます。果皮には、毒性があるそうです。



































マンテマ(ナデシコ科・マンテマ属)1~越年草

2017-05-29 13:36:13 | 草花
 まだマンテマの花はさいているかな・・と、心配しながら、愛知川の河川敷へ向かい
ました。僅かながら、花は残っていました。
 草丈は、20cmあまりで、余り大きくは、ありません。5枚の花弁が開き、花弁中央
には、紅紫色の大きな斑点があります。株によっては、この色の薄い、ピンクのような
ものもありました。花弁の基部には、披針形の小鱗片があり、花を華やかにしています。
萼筒には、赤い10脈があります。全体に開出毛があり、萼にも長い毛が生えていました。






































ガマズミ(レンプクソウ科・ガマズミ属)落葉低木

2017-05-28 16:28:42 | 樹木
 ガマズミの白い花が、山裾の道を走ると、あちこちで見られます。
樹高は5mほどで、低い木です。葉は対生し、表面が葉脈に沿って凸凹しています。
葉の裏面には、細かい毛が密生していて、葉柄や、若い枝にも開出毛が、密生しています。
小花の花冠は、5~8mmで、5深裂して平開しています。
秋には、果実が赤く熟し、果実酒に利用されます。
























スイカズラ(スイカズラ科・スイカズラ属)半常緑つる性木本

2017-05-27 14:45:55 | 樹木
 もうそろそろ咲いているころだろうと、以前にスイカズラを見た所に行ってみました。
すると、何と足元の草は刈られ、奥の方の、近寄れない笹竹や樹木の上に絡みついて咲いて
いました。何とかして、少しだけ撮ることが出来ました。
 スイカズラは、枝先の葉腋に、芳香のある唇形花を2個ずつつけます。上唇は、4裂し、
下唇は、線形です。雄しべは、5個で、雌しべは1個、前に突き出ています。
花冠筒には、腺毛が多いです。花の色は、白から黄色に変わっていきます。