なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ホトトギス(ユリ科・ホトトギス属)多年草

2020-10-24 10:41:34 | 草花
  ホトトギスの咲く頃となってきました。日本に自生するホトトギスは、10種余りもある
そうですが、この一番ありふれた紫の斑点のあるホトトギスが好きです。
 これは、もう40年ほど前に職場の先輩の方からひと枝頂いて、それがずっと畑の一角に
居座って殖えているものです。
 ホトトギスの花は、一個をよく見ると、独特で不思議な形をしています。外花被片3個
内花被片3個は、平開せず斜めに開きます。外花被片の外側基部にこぶのような距があります。
それぞれの花被片の内側基部には、橙色の斑紋があります。
花柱は太く、柱頭が3裂し、さらに先端が2裂して開いています。細かい腺状の突起がついて
います。雄しべは、開いた柱頭の下に6個見えます。





























アメリカタカサブロウ(キク科・タカサブロウ属)一年草

2020-10-20 16:36:37 | 草花
 タカサブロウ属には、在来種のタカサブロウと、1981年に発見されたという
アメリカタカサブロウがあります。
在来種のタカサブロウは、草丈も高く、花も葯1cmとやや大きく、上部の葉の巾もやや広い
そうです。
 家の裏に雑草と混じって生えていたアメリカタカサブロウです。花はやや貧弱で、6mm
ぐらいでした。種が出来るのを待って、種に翼がついているか確かめましたが、ついていない
ようでした。





























イタドリ(タデ科・ソバカズラ属)多年草

2020-10-18 14:24:59 | 草花
 先日12日に久しぶりに曾根沼を訪ねました。まだ暑い日でした。
公園はすっかり綺麗に草刈りされて、あまり草花を見つけることが出来ませんでした。
 イタドリがたくさんの白い実をつけていました。イタドリは大きく育って、木のように見え
ますが、タデ科の草です。春につくつくと伸びて来るスカンポを 子どもの頃にかじったことが
あります。酸っぱいですね。
 イタドリは雌雄異株で、雄株の雄花はもう散り落ちたあとでした。これはもう若い実になった
雌株のようでした。果実は翼状の3個の萼に包まれていて、いっぱいぶら下がっていました。