なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

もうすぐ咲きます。 マンサク・フリソデヤナギ・ハナズオウ

2017-02-27 11:46:13 | 樹木
 春の息吹を感じとって、いろんな花が咲く準備をしています。
マンサクの花芽は、黄色いリボンのような花弁を少しずつ開き始めました。やや遅ればせですが・・。
 ネコヤナギによく似たフリソデヤナギの花芽は、赤い包鱗の帽子を脱いで、白とピンクの絹毛を
出し始めています。やがて、雄しべを伸ばし、黄色い花粉を出すことでしょう。このヤナギは生け花の
残りを挿し芽して、育てたものですので、園芸用の品種です。
 ハナズオウの花芽は、まだ小さく固いままですが、暖かくなれば、枝にくっついたマメ科赤紫色の
花を華やかに開きます。
























































コクサギ(ミカン科)落葉低木  キハダ(ミカン科)落葉高木  の冬芽

2017-02-25 15:53:47 | 樹木
 コクサギは、葉や枝に特有の臭気のある落葉低木です。
コクサギの冬芽は、芽鱗が4列に並び、濃紅紫色で、縁は灰白色のため、綺麗な模様に見えます。
冬芽は、葉痕に沿ってつき、片側2個ずつの互生です。
 キハダは、外樹皮が灰色、内樹皮が鮮黄色で、生薬や染料の材料になる落葉高木です。
キハダの枝先は、冬芽が2個ずつ並びます。葉痕は、U~O字型になり、冬芽を囲みます。
 連れ合いが以前、蝶の飼育を趣味にしていましたので、こんな木が残っているわけです。
コクサギは、カラスアゲハの、キハダは、カラスアゲハやミヤマカラスアゲハの食草です。



コクサギの冬芽




















キハダの冬芽






























ソシンロウバイ(ロウバイ科・ロウバイ属)落葉低木 葉痕と冬芽

2017-02-24 10:21:47 | 樹木
 裏の畑で、黄色い花を満開に咲かせている、ソシンロウバイにも葉痕があるかと探してみました。
葉痕は小さくて、ピントを合わせるのが、難しかったです。両側に猫の耳のようなのを立てて
いました。多分、ここについていた葉の柄のつけ根が、こんな形をしていたのでしょう。
 葉が対生についていましたので、葉痕も枝の両側に対になって、2個ずつあります。
 枯れたような果実が2個だけ残っていました。そういえば、この木も、貰った種から芽出し
したのを育てたのだと、連れ合いが言っていました。
 12月から花を咲かせていた中庭のソシンロウバイも2月末になって満開になっている、この
ロウバイも花が散ってしまう時期は、同じこれからのようです。
























































クズの葉痕  (マメ科・クズ属)多年草

2017-02-18 14:47:19 | 草花
 愛知川の河川敷では、センダンの木の近くに、クズの蔓が枯れて、長く絡まって伸びていました。
クズにもところどころ葉痕が見られました。枯れているように見える蔓もちゃんと生きているのが
わかります。
 クズの葉痕は、丸い顔で、童のようにあどけない感じでした。冬芽は、まるで角が生えている
みたいに、2個ずつとんがってついています。
 夏には、この辺りで凄く繁茂していたクズですが、こうして見ると、親しみを感じました。









































センダンの葉痕  (センダン科・センダン属)落葉高木

2017-02-16 15:57:23 | 樹木
 長い間、冬ごもりしておりましたが、久しぶりの更新です。今年もよろしくお願いします。
今日は春のように暖かい日でしたので、愛知川の河川敷へセンダンの葉痕を撮りに行ってきました。
まだ少し雪も残っていて、水つきの所もあり、足もとの悪い中をそろそろと進んで行きました。
 11月に見つけておいたセンダンの木は、下の方の枝がすっかり落ちてしまって、葉痕を見ることは
出来ませんでした。少し後戻りした所に大きなセンダンの木がありました。太くて高い木でしたが、
この木は、下の方まで枝が垂れ下がっていましたので、葉痕を撮ることが出来ました。実のついていた
らしい柄が、放射状に集まって、あちこちに見られました。また、足もとの地表には、まだ実が散ら
ばって落ちていましたので、センダンに違いないと思いました。
 センダンの葉痕は、ほんとにお猿さんの顔のようで、とても可愛らしいでした。おでこについた冬芽は
まだ固そうです。