なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

沙沙貴神社、百華苑の花

2013-04-30 12:53:18 | 花木
 沙沙貴神社の境内地や杜は、百華苑と呼ばれ、ウラシマソウの他にも、いろいろな花木や草花を育てておられます。
オガタマノキもたくさん花が咲いていたのですが、花期が終わりかけ、萎れていて、残念でした。






                         ベニバナトキワマンサク


                         トキワマンサク


                         シロバナマンサク 別名フォッサギラ・マヨール


                         アメリカアサガラ


                         ム ベ


                         ヒョウタンボク


                         アカバナヒョウタンボク


                         オオデマリ


                         ホウチャクソウ


                         シャガ


                         ムサシアブミ












ウラシマソウ(サトイモ科・テンナンショウ属)宿根性多年草

2013-04-29 14:01:47 | 草花
 近江八幡市安土の沙沙貴神社へ、ウラシマソウに会いに行ってきました。神社の薄暗い杜に、あちこちたくさんの
ウラシマソウの花が顔を出していました。
ウラシマソウの葉は、通常1枚で、成株では、11~17枚の小葉を鳥足状につけますが、小型固体では、3~5枚の小葉を
つけます。肉穂花序は、葉の下につき、大型の仏炎苞に包まれています。仏炎苞は、濃紫色で、内面に白条があります。
肉穂花序の付属体先端が釣り糸状に長く伸長し、これが、名前のもととなっています。
テンナンショウ属の植物と同様に、本種も性転換することが知られています。小型の個体では、雄性となり、肉穂花序に
雄花群を形成し、大型の個体では、雌性となり、肉穂花序に雌花群を形成します。





























ウワミズザクラ(バラ科)落葉高木

2013-04-28 12:48:18 | 樹木
 桜の季節も終わり、若葉の美しい季節になってきました。最近、山のあちこちで、ウワミズザクラが目につくように
なってきました。山裾を歩きながら、「あれっ、ここにも・・」と見上げています。
 初めて見た時は、ブラシのような花つきに、えっ、これもサクラ?と思ったものですが、慣れてくると、それなりの
風情を楽しんで見ています。秋には、美しく色づいた実を見つけました。
 名前は、古代に亀甲占いで、溝を掘った板を使ったことに由来するそうです(上溝桜)。
















カキドオシ(シソ科)多年草

2013-04-27 17:40:26 | 草花
 隣から垣根を越えて侵入してくるので、この名がついたというカキドオシ、花期後は横に倒れて、地面を這い、
節から根を出して、広がっていきます。
各地の道端の草むらや、土手など、何処にでも生えているということですが、近所では見かけません。
荒神山の山裾でやっと、お目にかかれました。葉腋に長さ1.5~2.5cmの淡紫色の唇形花を1~3個ずつつけます。
下唇は、中裂し、側裂片は小さいです。中央裂片は、大きく前に突き出し、濃紫色の斑紋と毛が目立ちます。
 薬草として利用され、子供の疳の虫をとるという、カントリソウの別名もあります。



















アケビ(アケビ科)蔓性落葉低木

2013-04-26 13:40:01 | 樹木
 荒神山の山裾で、アケビとミツバアケビの花を見つけました。
アケビの仲間には、アケビ、ミツバアケビ、ゴヨウアケビの3種類があります。アケビは、小葉5枚からなる掌状複葉で、
小葉は楕円形で、縁に鋸歯がありません。ミツバアケビは、小葉3枚で、縁に波状の大きな鋸歯があります。
ゴヨウアケビは、小葉は、5枚ですが、縁に鋸歯があり、アケビとミツバアケビの雑種と考えられているそうです。
花柄の基部近くに咲く大きな花が、雌花で、その下に多数垂れ下がっている小さな花が雄花です。