なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヒメムカシヨモギ(キク科・イズハハコ属)越年草

2018-11-30 13:44:29 | 草花
 もうずっと前に刈り取りの終わった 冬の田んぼの畦道に、所々草丈の高い
ヒメムカシヨモギが生えていました。
前にオオアレチノギクとの見分けに悩んだ草ですが、花に小さいながら明らかな白い舌状花が
あるので、今回は迷いませんでした。
茎や葉には、立った粗い長い毛がはえていて、手触りはざらざらします。
後で写真をよく見ると、アブラムシがびっしりついていて、ぎょっとしました。
 北米原産で、明治維新の頃に渡来し、鉄道敷説に伴って全国に広がっていったそうです。






























フユイチゴ(バラ科・キイチゴ属)つる性常緑低木

2018-11-27 19:17:50 | 樹木
 曾根沼公園、山側の木立の下に、フユイチゴがたくさん熟していました。
今年1月に初めて見つけた場所です。
葉は互生し、5~10cmのほぼ円形で、浅く3~5裂しています。縁には、細かい
歯牙状の鋸歯があります。
果実は、直径1cmぐらいの球形で、集合果です。今頃から冬に赤く熟します。
子どもの頃に森の木の下で、探して食べていたのは、これだったのかな・・と、思い出して
います。




































ノゲシ(キク科・ノゲシ属)越年草 別名ハルノノゲシ

2018-11-23 19:15:43 | 草花
 春に咲く筈のノゲシがもう咲いていました。
アキノノゲシより花はやや大きく、タンポポのように舌状花がたくさん集まっています。
花後の綿毛は、たんぽぽより多く、ふわふわした感じでした。
草丈の低いままに花を咲かせているものや、1m程に伸びたものもありました。
葉の基部は、両側の先が尖った三角状に張り出して、茎を抱いています。オニノゲシのように
丸く反り返って張り出してはいません。葉の棘もオニノゲシ程鋭くはありません。
茎の上部には、腺毛が生えています。



































ツワブキ(キク科・ツワブキ属)常緑多年草

2018-11-21 16:34:13 | 草花
 寒さに向かう今の時期、ツワブキの花が元気よく咲いています。
緑の葉は、冬も枯れることはありません。葉柄は食用になるそうです。
花茎を高く立てて、数個の頭花を散房状につけています。1つの頭花には、周りに10個ぐらいの
舌状花が1列に並び、中心部び両性の筒状花が多数集まっています。
花後は、褐色を帯びた冠毛を開き、種を散らせます。