なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

クコ(ナス科・クコ属)落葉低木

2019-10-31 14:28:51 | 樹木
 愛知川の堤防で、草木の茂みの中に紫色のクコの花を見つけました。
6年ほど前にここでこの花を見つけてから、毎年見に来ますが、この茂みの中で、毎年
花を咲かせ、実を結び、株を大きくしているようです。
栽培されているものではなく、野生化したもののようです。今回は、まだ赤い果実は
見られませんでした。
花は葉腋に束生してついています。花冠は1cmぐらいの漏斗状で、上部は5裂して
います。果実は、食用や薬用として利用されています。






























タムシバ(モクレン科・モクレン属)落葉小高木

2019-10-30 18:55:49 | 樹木
 愛知川河川敷の木立の中を歩いていると、たくさんの赤い実をつけた木がありました。
実は、何個かずつ集まってぶらさがっていて、弾けて赤い種が出てきているようでした。
その様子から、これは、コブシの実ではないかと思いましたが、初めての出会いで、
全く自信がありません。そこで、樹木の掲示板で、教えて貰ったところ、葉の形が
コブシより細く、下がっている実の数が多いので、タムシバではないかという
ことでした。
 タムシバは、同じモクレン科の木で、花もコブシに似ていますが、コブシは花の下に
葉が1枚ついているのに対し、タムシバには花の下に葉がないので、見分けるのは、
容易であるとのことでした。
また、タムシバの葉を噛むと、キシリトールのような甘味があるとのことです。
 また、今度行った時に確かめてみたいと思います。来春には、花を見るのが楽しみに
なりました。






























アイノコセンダングサ(キク科・センダングサ属)一年草

2019-10-29 19:36:50 | 草花
 愛知川の河川敷で、この花を見つけた時、周りに白い舌状花と中央にたくさんの
筒状花があるので、コシロノセンダングサかと思いました。
でも、よく見ると、白い舌状花と思ったものは、ややいびつな形をしています。
これは舌状花ではなく、周りの筒状花が白く大きくなったもので、アイノコセンダングサ
とわかりました。コシロノセンダングサとコセンダングサの雑種とされているものです。
 球形に開出した集合果を見ると、果実の上部に2本の冠毛があり、下向きの刺が
あります。これでひっつき虫になって、種が撒布されるのでしょう。



































シュウメイギク(キンポウゲ科・イチリンソウ属)多年草

2019-10-28 11:22:52 | 園芸花
 庭のシュウメイギクが長いこと咲いています。優しい花姿の反面、とても繁殖力の
強い植物で、刈っても刈っても年々増えてきます。
 古い時代に中国から入ってきた帰化植物だそうですが、野性化しています。
濃いローズ色で、八重咲きのキブネギクが、原種に近い形だそうです。
近年品種改良されて、いろいろな色や形のシュウメイギクが見られます。
花弁のように見えるのは、萼だそうで、花弁は退化してありません。






























ホトトギス(ユリ科・ホトトギス属)多年草

2019-10-25 20:21:16 | 園芸花
 今年も庭のホトトギスの花が咲きました。
ホトトギスにもいろんな種類があるようですが、この花が一番普通に見られるようです。
何となく野趣のある風情が好きです。花はユリ科で、個性的な形をしています。
3枚の外花被片の基部にこぶのような距がついています。
雌しべの柱頭は、3裂して開き、さらに2裂しています。腺状の突起が見られます。
雌しべの外側に6個開いているのが、雄しべの葯です。